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DISC REVIEW

Overseas

2014年10月号掲載

Hungry Ghosts

OK GO

『Hungry Ghosts』

Release Date : 2014-10-22
Label : ビクターエンタテインメント

"FUJI ROCK FES'14"の最終日、レッド・マーキーのベスト・アクトという声も高かった彼らの4年ぶり、通算4枚目のフル・アルバム。そのステージの印象から、ポップでカラフルな楽曲をイメージしがちだが、ポップではあるもののモノクロームな色合いが似合うアンドロイド的なサウンドでまとめられている印象。最もキャッチーなのは2ヶ月でMVが約1000万回再生されたという話題の「The Writing's On The Wall」。CGなどに頼ることなく、人力の騙し絵的手法で次々と展開していく映像は観終わったあとにMVのエンディング同様、拍手を送りたくなるはず。やはり彼らの魅力はMVもセットで楽しんでこそ本領発揮のようで、次作MVは日本で撮影、制作がおこなわれたというから非常に楽しみだ。(岡本 貴之)


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Of the Blue Colour of the Sky

ミュージシャンとして成長すると、表現の幅がどんどん広がっていくのは自然なことなのだろう。OK GOにとって3作目であるこのアルバムも、「俺達ってこんなことも出来るんだぜ!」という、メンバーの誇らしげな顔が思い浮かぶような作品だ。PRINCEの『Purple Rain』にインスパイアされて制作されたと聞いた時には、そこをベースにOK GO"らしい"パワーポップ的要素をプラスしたようなサウンドなのかと想像したが、実際に聴いてみると、そこに"らしさ"はあまりなく、歌い方も含めて、忠実に『Purple Rain』の雰囲気を再現している曲が多く入っていることにびっくりした。これは思い切ったなぁ~。シングル曲の「WTF?」を始め、スロー・テンポのニューウェーヴ/ ファンクナンバーが続く。それが正解かどうかはわからないけど、面白い。(杉浦 薫)