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DISC REVIEW

Japanese

2014年06月号掲載

justice before the dawn

2010年の1stミニ・アルバム『get over trials』から4年。この間に活動休止やメンバー交代など曲折を経たが、昨年現メンバーの3ピース(ドラムはサポート)になりパンクmeetsジャズのハイブリッド・サウンドを磨き進めてきたFated Lyenoによる渾身の新作が完成。エモーショナルなメロディや、ギターによる鋭く細やかなフレーズ感、ドラマ性のあるサウンド展開などバンドの名刺部分は残して、活動の空白期間を埋めながら、ビター&スウィートな魅力が加味された。ファストなビートでアグレッシヴに突き進むけれど、ぐっと叙情的。テクニカルだったり攻撃的な面よりも、遊び心と言えるようなさりげなくも耳にひっかかる隠し味がきいている。力の入った作品だけれども、ちょっとした余裕というか、引きの美しさがいい塩梅では。(吉羽 さおり)