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DISC REVIEW

Overseas

Kitsune Maison 10-The Fireworks

V.A.

『Kitsune Maison 10-The Fireworks』

Release Date : 2010-12-15
Label : Pヴァイン・レコード

名門Kitsuneの名盤コンピレーション『Kitsune Maison』シリーズ。その確かな選曲とウィットに富んだリミックスは他の追随を許さない。そして、なんと言っても、アーティスト集団でありながら、きちんと時代の風潮と自分たちの感性に折り合いをつける能力に魅力がある。アーティスティックな自分の趣向をリスナーの需要に合わせ、誰にでも門戸を開いた作品にするのは容易ではない。本作でも、いい意味で期待を裏切る構成で聴く者の耳を楽しませてくれる。TWO DOOR CINEMA CLUB「What You Know」も、ダンス・ロック全開のサウンドから、打ち込みに彩られ全く異なった様相を呈したサウンドへと再構築されている。現実を見据えることのできる稀有なアーティスト集団Kitsune。その羨むべき才能は、これからも楽曲の持つ未知の領域へ私たちを連れ出してくれることだろう。(山田 美央)


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Beacon

中毒性の高いメロと一言でダンス・ポップと片付けられないビザール感で、1stアルバム『Tourist History』を全世界で100万枚以上売り上げたTDCC、待望の2nd。プロデューサーにU2やBLOC PARTYを手がけたJacknife Leeを迎え、LAでレコーディングしたという外的要因は、アルバム後半に並ぶスケール感のある「Spring」「Pyramid」などに顕著。新鮮なところではTrack.1「Next Year」でのエレクトロ・ファンク、彼らが北アイルランド出身であることを思い起こさせる「Settle」あたりか。でもご安心を。いきなり大味になることなく、クセになるヴォーカルとそこに突っ込みを入れるようなセンス一発勝負のギターやシンセも健在。太く、しかもよく唄うようになったベースとともに一筋縄でいかないポップの強度を増している。(石角 友香)


Kitsune Maison 10-The Fireworks

名門Kitsuneの名盤コンピレーション『Kitsune Maison』シリーズ。その確かな選曲とウィットに富んだリミックスは他の追随を許さない。そして、なんと言っても、アーティスト集団でありながら、きちんと時代の風潮と自分たちの感性に折り合いをつける能力に魅力がある。アーティスティックな自分の趣向をリスナーの需要に合わせ、誰にでも門戸を開いた作品にするのは容易ではない。本作でも、いい意味で期待を裏切る構成で聴く者の耳を楽しませてくれる。TWO DOOR CINEMA CLUB「What You Know」も、ダンス・ロック全開のサウンドから、打ち込みに彩られ全く異なった様相を呈したサウンドへと再構築されている。現実を見据えることのできる稀有なアーティスト集団Kitsune。その羨むべき才能は、これからも楽曲の持つ未知の領域へ私たちを連れ出してくれることだろう。(山田 美央)


Tourist History

昨年12月に行われたBritish Anthemsでのライヴも好評を集めたTWO DOOR CINEMA CLUBがいよいよ1stアルバムをリリース。フランスの人気レーベルでもあるKitsuneが猛プッシュするこの3 ピースへの賞賛は、あのKanye Westがブログで紹介するなど後を絶たない。FRIENDLY FIRESのファンタスティックな部分を取り出してそこに疾走感溢れるバンド・サウンドを足したような感じと言ったら分かるだろうか。全曲3分前後で駆け抜ける今作の勢いはまさに今の彼らを象徴しているかのよう。ちなみにメンバー以外をシャットアウトし3人でのみ曲作りを行うとのこと。とにかくグット・メロディとトロピカル・サウンドが詰まった傑作。皆さん聴き逃し無く。(遠藤 孝行)


KITSUNE MAISON COMPILATION 8

KITSUNE MAISON、この間7が出たばかりなのに、もう8がリリースですか。相変わらずのスピード感。それだけ、面白いインディ・バンドが多いということなのか、それとも流行のサイクルがさらに加速しているということなのか。今回も、TWO DOOR CINEMA CLUBやDELPHICといった今が旬のアーティストから、THE DRUMS、MEMORY TAPESを始めとした、これからのアーティストをコンパイルした充実の内容。ディスコ・ポップからエレクトロ、インディ・ロックまで、ヴァラエティの豊富さとコンピとしての統一感を両立させているところはさすがの仕事。今の潮流をしっかりと追い続けているからこそ・・・と、言うよりは先導しようとしているからこそと言うべきか。(佐々木 健治)



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