Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Japanese

Songs of Innocence

Luminous Orange

『Songs of Innocence』

Release Date : 2010-06-02
Label : 残響record

結成約18年目を迎えるLuminous Orangeからニュー・アルバムが届いた。2009年にリリースされたベスト・アルバムで存在感を見せつけた彼女たちの今回のアルバムは結成18年目のベテランとはまるで思えない躍動感と喜びが満ちたとても清々しいアルバムになっている。口笛を効果的に取り入れた一曲目からとても心地いい世界が広がる。シューゲイザーという括りで語られる事の多いアーティストだが、不協和音や変拍子を駆使しながらも今作は電子音を新たに取り入れながら、DEERHOOFを彷彿とさせるような展開の読めない不思議なメロディ・ラインで新たな発見を僕らに与えてくれる。ちなみに今作では西浦謙助(相対性理論)やアヒト・イナザワなどの実力派アーティストがサポートで参加している。(伊藤 洋輔)