PILLS EMPIRE|Skream!インタビュー | ピルズ・エンパイア,ピルズエンパイア

2009.11.10.

PILLS EMPIRE|Skream! インタビュー

PILLS EMPIRE|Skream!インタビュー

2008年、結成間もないにも関わらず、KINGSに参加するなど、デビュー前から高い注目を集めているPILLS EMPIRE。マッドチェスター、ニューウェーヴまで、様々なスタイルを踏まえた上で、不穏で攻撃的なビート・ミュージックを独自の美学でシーンに提示するデビュー・アルバム『MIRRORED FLAG』。デビュー当時のKASABIANを思い起こさせるような、この凶暴なグルーヴを是非、体感してもらいたい。

PILLS EMPIRE : Official-Site myspace

Naoya Shimomoto(Vo&Ba) / Toshinobu Kokubu(Vo&Syn&Sampler)

INTERVIEWER : 佐々木 健治


-まずは、PILLS EMPIRE結成から現在までを振り返ってもらいたいのですが、2008年にPILLS EMPIREとしての活動をスタートさせた経緯から教えてもらえますか?

Naoya Shimomoto(以下N):前身のBB-LTDが6人編成だったんですが、ヴォーカルとマニピュレーターが脱退してしまったんです。ただ、その二ヵ月後にはライヴがあったので、それまでに楽曲を作らないといけなかったんです。そこで、現在の四人でまた一からやろうと始めたのが、PILLS EMPIREです。

-かなり短時間で曲も作ったということですか?それまでのBB-LTDの楽曲は使わずに?

N:そうですね。一曲だけ「Demophobia」のメロディが残っているだけで、それ以外は全て新たに。それまでは僕はただのベースで、Kokubuの方がギターでたまにコーラスをつける程度だったんですが、それが完全に変わって、僕はベース・ヴォーカル、Kokubuがシンセ、キーボードとヴォーカルというスタイルになりました。

-PILLS EMPIREを始める時点で、音楽性やバンドのコンセプトというのは決まっていました?

N:なんとなくのムードはあったんですけど、具体的にこういう音楽で行こうという明確なものはなかったですね。

Toshinobu Kokubu(以下K):具体的な音とかはなかったんですけど、前のバンドの時にはできなかったことが、PILLS EMPIREになった時に出来るようになるっていう確信はありましたね。

-具体的に言うとどういうこと?

K:具体的に・・・今やっている音楽、完成型として出ているものではありますけど・・・。

N:本能的な衝動というか、黒っぽいエナジーみたいなものがずっと出したかったんですけど、それが出せていなかったんですね。それと、Kokubuの魅力であるポップ・ミュージックを作ろうというメロディ・センスだったり、開いている感覚だったりも、PILLS EMPIREになって出来たと思いますね。

-皆さんの音楽的な原点にあるのは、どのへんにありますか?印象としては、PRIMAL SCREAM『Xtrmntr』やKASABIANファースト、そしてマッドチェスターなどがルーツにあるように思いますが、いかがですか?

N:僕らはずっと郊外に住んでいたので、鬱積したイライラみたいなものがずっとあったし、何かでかいことをやってやりたいとはずっと思っていて、今言われたような音楽を聴いた時に、これなら何かできるかもしれないと思ったんですよね。

-バンドをやるきっかけになった音楽体験っていうのはどういうものですか?

K:俺個人のことだと、何か好きなバンドがいてというよりも、楽器が先行していたんですね。学生の時に楽器をやり始めてから、いろいろと聴き始めた感じですね。

N:俺は、ギターのKazato(Hiei)と一番付き合いが長いんですけど、あいつがギターを持ってきて、俺がベースをやれみたいになったんです。そこで、ガーン!とでかい音を鳴らすっていう。自分の日常からするとそんなでかい音を出すなんてありえないことだったので、そのでかい音を鳴らすっていう行為が面白かったというか。

-音を出したら、気持ちよかったと。

N:そうですね。だから、PILLS EMPIREを始めた理由とはちょっと違いますね。

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Mirrored Flag

Price:¥2415 → ¥2279  by Amazon

Release : 2009-11-04


大きな話題を集めたイベント、KINGSにも参加し、結成わずか1年程度ながらも急速に注目を集めているPILLS EMPIREのデビュー・アルバムが完成した。PRIMAL SCREAM『Xtrmntr』やKASABIANのファーストから、THESE NEW PURITANSやKLAXONS、LATE OF THE PIERといった最新のビートまで、凶暴で革新的なビート・ミュージックを想起させる彼ら。不穏なビートが暴れまわる前半、さらに多彩な表情の楽曲が並ぶ後半まで、ニューウェーヴを土台にしたエレクトロ・パンクが詰まっている。そして、彼ら自身が自分達はあくまで「ポップ」をやっていると語るスタンスも面白い。PILLS EMPIREがこれから世の中にどういう評価をされるのかも、個人的に注目している。

(佐々木 健治)


▲PILLS EMPIRE 動画メッセージ

Mirrored Flag / PILLS EMPIRE ディスクレビュー
大きな話題を集めたイベント、KINGSにも参加し、結成わずか1年程度ながらも急速に注目を集めているPILLS EMPIREのデビュー・アルバムが完成した。PRI...


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Skream! Interview