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結成30周年のTHE CRANBERRIES、8枚目にして最後のアルバム『In The End』4/26世界同時リリース決定

2019.02.25 20:25

結成30周年のTHE CRANBERRIES、8枚目にして最後のアルバム『In The End』4/26世界同時リリース決定

アイルランド出身、結成30周年のTHE CRANBERRIESが8枚目にして最後のアルバム『In The End』を4月26日に世界同時リリースすることを発表した。Stephen Streetを再びプロデューサーに迎え、全11曲のアルバムを持って、そのキャリアに相応しいパワフルな有終の美を飾ることに。すでに公開されている先行シングル「All Over Now」はロック、オルタナティヴ、そしてキャッチーなポップ・サウンドに近いメロディで、THE CRANBERRIESらしい楽曲に仕上がっている。
 

The Cranberries - All Over Now (Official Audio)
 
THE CRANBERRIESは、Dolores O'Riordan(Vo)、Noel Hogan(Gt)、Mike Hogan(Ba)とFergal Lawler(Dr)の4人組バンドで、トレードマークであるインディー・ギター・サウンドとDoloresの独特のケルティックで軽快なヴォーカル・スタイルで90年代初期のプレ・ブリット・ポップシーンに現れた。その世界的な人気の上昇はまさに隕石のごとく、「Linger」、「Zombie」、「Dreams」といったヒット曲で知られ、全世界4000万枚を超えるセールスを誇る。
 
2018年1月15日にDoloresが急逝。悲しみの漂う中ではあるが、今作『In The End』は別れではなく彼女とバンドの功績を称える作品となっている。2017年5月、バンドのツアー中に制作にとりかかり、同年冬までにNoelとDoloresが作曲、デモを作成した11曲が収録される。"Doloresはこのアルバムを作ること、そしてツアーに戻って楽曲を演奏することにとてもやる気に溢れていた"とNoelはコメントしている。

彼女の悲劇的な死を受け入れたときに、残されたメンバーは楽曲を聴き、Doloresの家族のサポートのもとに、アルバムを完成させた。これこそが、彼らの親友であり共作者であるDoloresを称えることだと決め、プロデューサーのStephen Streetとアルバム制作に取り掛かった。Stephenは過去に『Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?』、『No Need To Argue』を含むバンドの4作品のプロデュースを手掛けており、オリジナル・デモからのDoloresのヴォーカル周りのサウンドを作るのにロンドンのスタジオで4週間費やしたという。
 
アルバムはバンドからファンにとっての大きなお別れであり、THE CRANBERRIESの過去7作品と共に、相応しい場所へと導くだろう。Doloresの母親、Eileen O'Riordanはこうコメントしている。
 
家族みんなと同じように、Doloresのことがひどく恋しいの。特に今日はね。でもそれは、Doloresの一周忌を偲び、人生を称えるのには、バンドとの彼女の最後のアルバムのリリースを世界に発表すること以上に相応しい方法は考えられないと思うの。Doloresはこのニュー・アルバムをとても楽しみにしていたし、リリースが本当に待ちきれなかった。彼女はいま幸せで、この発表に喜んでいるに違いないわ。
 
―― Eileen O'Riordan

 

▼リリース情報
THE CRANBERRIES
8thアルバム
『In The End』
CRANBERRIES.jpg
2019.04.26 ON SALE
WPCR-18196/¥2,200(税別)
 
1. All Over Now
2. Lost
3. Wake Me When It's Over
4. A Place I Know
5. Catch Me If You Can
6. Got It
7. Illusion
8. Crazy Heart
9. Summer Song
10. The Pressure
11. In The End
※国内盤ボーナス・トラック1曲収録予定
 
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