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ONEOHTRIX POINT NEVER、最新作『Love In The Time Of Lexapro』12/7リリース決定。新曲や初CD化音源+坂本龍一が手掛けたリミックス収録も
2018.10.26 12:55
9月に最新アルバム『Age Of』を引っ提げて行われた単独来日公演を大成功させたばかりのONEOHTRIX POINT NEVERが、最新作『Love In The Time Of Lexapro』を12月7日にリリースすることを発表した。Eli Keszler、Kelly Moran、Aaron David Rossを加えたアンサンブルを従え、これまで全公演がソールド・アウトとなっている最新コンサート『M.Y.R.I.A.D.』の中でも、唯一の未発表曲として披露され、すでに大きな反響を得ている表題曲「Love In The Time Of Lexapro」がApple Music、Spotifyで公開された。
『Love In The Time Of Lexapro』は最新アルバム『Age Of』時代のOPNの続編と言えるEP作品。アルバム後のライヴで披露されている未発表音源「Love in the Time of Lexapro」を表題曲として、『Age Of』収録曲のリミックスや別バージョン、未発表曲を収めている。国内盤CDには、先日デジタル・リリースされたEP『The Station』と12インチEP『We'll Take It』に収録された「Monody」と「Blow by Blow」をボーナス・トラックとして収録。ほとんどのトラックでJames Blakeが共同ミックスを担当していることからも、『Age Of』との繋がりの強さが窺える。
"レクサプロ"は有名な抗うつ剤の名称である。"抗うつ薬時代の愛"とでも訳せばいいだろうか、「Love in the Time of Lexapro」はその名のとおりメランコリックで陶酔的、そして美しいメロディがゆっくりと広がってくるトラックだ。この静謐な空気感はOPNの出世作にして"Warp"からのデビュー・アルバムとなった『R Plus Seven』を思わせる。本EPを貫くのは、例えば『Garden Of Delete』やOPNが音楽を手掛けた映画"Good Time"に存在した烈しさや荒々しさではなく、張り詰めた美である。
坂本龍一が手掛けた「Last Known Image Of A Song」のリミックスもまた、そうしたトーンを強調する。細やかな電子音や鍵盤打楽器のような金属音を配したアンビエント色の強いエレクトロニカで、オリジナルにも勝るとも劣らない、本作のハイライトとも言えるトラックだ。OPNは坂本龍一のリミックス・アルバム『ASYNC - REMODELS』に参加していたが、音楽家としてお互いリスペクトし合っていることは度々語られている。だからこのトラックは単なる企画を超えた、同時代を生きる先鋭的なミュージシャン同士の交流の結実だと言えそうだ。「Monody」のシンセ・サウンドにはどこかYMOを思わせるところがあるが、その影響を勘ぐるのはさほど的外れではないだろう。EPはエレクトロニックな質感から打って変わって「Babylon」のアコースティック・バージョンで幕を閉じるが、Alex Gがヴォーカルを務めるこのナンバーもまた、OPNの音楽の叙情的な側面を強調している。
『Love In The Time Of Lexapro』は、鋭利な批評性と同時代性、ポップと前衛のせめぎ合いを兼ね備えたアルバム『Age Of』のもうひとつの側面――OPNの音楽のほのかな輝きを結晶化したような作品である。
▼リリース情報
ONEOHTRIX POINT NEVER
ニューEP
『Love In The Time Of Lexapro』
![]()
2018.12.07 ON SALE
BRE-58/¥1,800(税別)
[Warp Records / Beat Records]
1. Love In The Time Of Lexapro
2. Last Known Image Of A Song - Ryuichi Sakamoto Rework
3. Thank God I'm A Country Girl
4. Monody (Bonus Track)
5. Blow by Blow (Bonus Track)
6. Babylon - Alex G & OPN
■「Love In The Time Of Lexapro」配信
Apple Music|Spotify
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