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COLDPLAY×国際NGOオックスファム、「In My Place」の新アコースティック・ヴァージョンのビデオを世界中のファンとコラボで制作

2013.04.21 22:45

COLDPLAY×国際NGOオックスファム、「In My Place」の新アコースティック・ヴァージョンのビデオを世界中のファンとコラボで制作

(C)Sarah Lee. eyevine

COLDPLAYと国際NGOオックスファムは、大ヒット曲「In My Place」のアコースティック・ヴァージョンのビデオを制作、公開した。

このミュージック・ビデオは、オックスファムがウェブサイト上で世界中のオックスファムのサポーターとCOLDPLAYのファンから動画・写真を募集して制作された。55カ国から約7000件の動画・写真が送られ、その中からいくつかを組み合わせて作られている。このプロジェクトは、国際NGOオックスファムが力を入れる、“土地収奪”の問題に関する活動に賛同したCOLDPLAYが、楽曲「In My Place」を提供したことから始まった。

“土地収奪”の問題とは……先進国や新興国が食料確保や長期的な投資を目的に途上国に対して行う大規模な土地投資の結果、そこに住む貧しい農民が強制的に立ち退きを迫られるケースが多発している。土地の売買自体は必ずしも悪いことではないが、オックスファムは、その土地にいる家族が適切な補償金もなく立ち退きさせられ、貧困に陥ってしまったり、農地が確保できずに食料がなく飢餓状態になったりするケースは問題だと考えており、対策を求めている。長年オックスファムの親善大使を務めてきたCOLDPLAYは、こうした“土地収奪”問題を多くの人に知らせたいと、「In My Place」のアコースティック・ヴァージョンをオックスファムに提供。COLDPLAYのファンやオックスファムのサポーターは、“日常生活の一部を場違いなところでおこなう(道路の真ん中で歯磨きする、線路の上でご飯を食べる、など)”というテーマで動画や写真を撮り、それをオックスファムのウェブサイトで投稿した。世界中の人々から投稿された動画・写真は、ディレクターであるマット・ホワイトクロスの総指揮のもと、1つのミュージック・ビデオとなった。

“僕たちのファンはとてもいい動画を投稿してくれたし、非常にクリエイティブだった。ファンが、土地収奪を止めさせるという重要な目的のためにみんなで才能を出し合ってビデオを作ることができたことをとても誇りに思う”(COLDPLAY)



In My Place: Oxfam, Coldplay and you fight land grabs


■関連リンク
https://www.emimusic.jp/coldplay/
www.oxfam.org/inmyplacefilm
 

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