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Mick Jones「またリバティーンズをプロデュースしたい」

2009.07.21 15:39

livertines.jpg元THE CLASHのミック・ジョーンズ(Mick Jones)が、もしリバティーンズ(THE LIBERTINES)が再結成することになったら、またプロデュースしたいと話している。

2002年の『リバティーンズ宣言』、2004年の『リバティーンズ革命』の両アルバムと、2005年にリリースされたベイビーシャンブルズのデビュー作『ダウン・イン・アルビオン』のプロデュースを手がけたミック・ジョーンズ。

リバティーンズとまた一緒にアルバム制作することに興味はあるかと訊かれた彼は、「ああ、もちろんだよ。当たり前だろ?」と答えた。なお、ピート・ドハーティ(Pete Doherty)は先日、リバティーンズは必ず再結成すると明言している。

このところはリバティーンズのメンバーと連絡を取っていないと話すミックだが、バンドの再結成については熱心な態度を見せる。

「あいつらから何にも話は聞いてないけど、そうなること(再結成)を願っているよ。あいつらのことは大好きだからな。まあ、なるようになるだろうさ。いい方向に行くといいね」とミックはウェブサイトThe Quietusに話す。

また、現在ロンドン西部で催されている自身の展覧会「ロックンロール・パブリック・ライブラリー」初日の7月14日、ミックは『ダウン・イン・アルビオン』のリリース時に各メディアから受けたあまりぱっとしない評価について、NME.COMに語った。ミックはこの作品を擁護しながら、そのうち再評価が始まるだろうと言う。

「そのことについては心配してないんだ。みんなまだ分かってないだけで、20年もすれば『なんじゃこりゃ!』ってなるはずさ」

一般公開されているこの展覧会では、ミックが子どもの頃から集めてきた品々が多数展示されている。いくつかの展示室は「ミックのオフィス」などの名前がつけられ、本や雑誌、洋服、おもちゃ、ヴィンテージもののカメラ、ビデオ、ボード・ゲーム、レコードなど、クラッシュ時代、ビッグ・オーディオ・ダイナマイト時代の思い出の品で溢れんばかりになっている。

ミックは、レコーディングを希望するバンドがいれば、この展示場にあるスタジオ・ルームを貸すつもりだという。

「ここに入ってくるだろ、そうすると展示の一つとして実際のレコーディング風景を見られるってわけさ。バンドがレコーディングしているときにコントロール・ルームに入ってみたり、ぶらついてみたりできるんだ」と彼は説明する。

この初日、展覧会にやってきたSEX PISTOLSのベーシスト、グレン・マトロック(Glen Matlock)は、展示品を見ていると少年時代の記憶がよみがえってくると話す。

「タイムスリップしたような気分だよ、僕にとっては。ここにあるものはみんな僕が子どもの頃に持っていたものばかりだ。ミックはずっと取っておいたんだな」


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