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INTERVIEW

Japanese

Aki

2026年01月号掲載

Aki

Interviewer:山口 哲生

ブレずにやっていきたいですね。今自分の心が動くものにちゃんと向き合っていきたい


-そこにどんな感情があります? ちょっとワクワクしたりとか?

ワクワク感と、不安もやっぱりありますね。ハートがすごく弱いので、それに押し潰されてしまうんだろうか、勝てるんだろうか、上手く付き合えるんだろうか。どんなものが来るのかまだ想定できていないので。ただ、ブレずにはやっていきたいですね。今自分の心が動くものにちゃんと向き合ってやっていきたいです。

-2025年はお話に出た「これも愛としよう」や、「話そうぜ」、「トウ」(2025年1月リリースの両面Aデジタル・シングル『話そうぜ / トウ』収録曲)、「どうだろう」(2025年6月リリースのシングル)、「A Lovely Day」(2025年10月リリースのシングル)と、タイプの違う曲を発表してきましたが、この1年を振り返ってみていかがでしょうか。

前半はタイアップやフィーチャリングに寄り添った歌詞を書いていく作業がすごく多かったので、この1年で考え方が少し豊かになりましたね。新しい刺激でした。こういう向き合い方もあるんだなって。

-特にそのことを強く思った制作というと?

「トウ」("Ziploc®デザインバッグ リボン"CMスペシャル・ムービー楽曲)は、曲の世界観に対してのラリーが一番多くて。そこは私が一番苦手とする作業だったんですけど、自分の作品に対してはスイッチ入るんだなと思いました。わりと怖いものなしに行けてしまったので。結果、すごく好きな作品ができたんですけど、苦手な作業が多かったのもあって印象は一番強かったです。自分の感情を揺さぶられるというか。それと同じぐらい「話そうぜ」(ドラマ"晩餐ブルース"エンディング・テーマ)も印象に残ってます。ドラマの内容が、自分の中ですごく解釈しやすかったので。いつかもっと広い空間で歌ってみたい曲ができたなと思います。

-先程、それでも人との繋がりを求めてしまうということをおっしゃっていましたが、「話そうぜ」はその根本的な部分でもあるのかなって、お話を聞いていて思いました。

たぶんそうですね。関わりたくないけど、人に伝えたくなってしまう。1人で消化しきれる人間ではないというか。"話そうぜ"も結構前に思い付いていたワードでもあったので、それをここで使いたいなと思いました。

-もう1つお話を聞いていて思ったんですが、「どうだろう」は、いろいろな人との関わりがあったことで、より深くご自身の中に向かっていったのかなという印象もあったんですが、いかがでしょうか。

「どうだろう」は......この曲で一番伝えたかったのは、言葉の重さとか、責任についてで。頑張ったことに対して"運も実力のうち"って言われますけど、なんかそれを使われるとちょっと悔しいというか、そう言われると納得できない時期があって。そういう悔しい気持ちと、悪いことが起こったときに"これも運だから"って何かのせいにして責任転嫁するようなことってあると思うんですけど。でも、それは自分が発してきた言葉とか行動とかが全部繋がっているので、良くも悪くも全部自分の責任。誰かが"大丈夫だよ"って言ってくれたとしても、幸せなのか不幸なのか、受け止めるのは自分だし、それを切り拓いていくのも自分なので。仲間に頼ることはすごい重要なんですけど、それを誰かのせいにはせずに、自分で責任を持っていこうねっていう気持ちを書き留めてましたね。

-どの曲もそうだと思うんですけど、「どうだろう」と「これも愛としよう」は、特に繋がりが濃い感じがありました。言葉の責任とか、自分の発した言葉がどう広がっていくのかとか、そういったところにすごく意識が向いている曲だなって。

そうですね。自分の気持ちのベースが変わらないので、人や物事の暗い部分や矛盾とかに向き合う曲にはなっていくんですよね。

-あと、この2曲はタイアップがないのもあって、よりそうなっているのかなと。

たしかに。そこは全然考えてなかったです。なんていうか、素直に言っていいよね? みたいな。ちょっと言いづらい言葉も使っていいかなって。両方ともどんなふうにでも捉えられるような曲になってますね。

-ブレずにやっていきたいというお話もありましたが、2026年はどんな1年にしたいですか?

ライヴという、聴いてくださっている人が直接見える場所を増やしていきたいなと思いつつ、今は自分に対しての気持ちを消化するので精一杯な時期だから、それと向き合う1年になるんだろうなって思っていて。それでまた自分がどう変わるんだろうって考えているし、作品として完成度が高いものを作っていきたいなと思ってます。今までは自分のことばかりだったんですけど、タイアップもさせていただいたりして、より人前に出すことを前提にしたものを考えていって、周りの人に恩返しできていけるような未来に近付くための1年にしていきたいです。

RELEASE INFORMATION

Aki
NEW SINGLE
「これも愛としよう」

NOW ON SALE