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INTERVIEW

Japanese

アブソプ

2025年08月号掲載

アブソプ

Member:四宮来夢 夢白ゆまる 夢魅心愛 兎夢うた

Interviewer:山口 哲生

今の子たちはこれまでとちょっと違って信頼できるというか、このまま一緒に頑張りたいと思える人が入ってきてくれて嬉しい


-先程"飲みに行って打ち解けて"というお話がありましたけど、2人で飲みに行ったりするときもあるんですか?

四宮:めっちゃ行きますね。

夢白:ほぼ毎日くらい。

四宮:お腹すいてたらすぐごはん行って、"飲んじゃう?"みたいな感じです。

-そういうときに深い話をすることもあったんですか?

四宮:めっちゃ飲んだときは(笑)。ちょっと飲むくらいやったら軽い感じで話すけど、いっぱい飲むとどんどん深くなっていくというか。

-どんな話をしてたんです?

四宮:やっぱりメンバーが安定しているグループ、メンバーの入れ替わりがないグループって結局見え方もいいし、お客さんもいるイメージがあって。だからまずは安定したメンバーで、長く続けられたらいいなぁみたいな感じのことを喋ってましたね。さっきゆまるちゃんも言っていたみたいに、大人数のグループと比べたら声の圧も人数の圧もなかったので。だから、人数を増やして安定したグループでいたいなっていう話をしてました。

-夢白さん、そういう話をしていたの覚えてます?

夢白:結構してましたね。

-他にどんな話をされてました?

夢白:いや、自分結構記憶なくしちゃうんで、あんまり覚えてなくて(苦笑)。すみません。

-いえいえ(笑)。夢白さんは始動から今に至るまでを振り返ってみるといかがでしょうか。

夢白:"谷あり谷あり"みたいな。いろんなことがほんまにありすぎて。毎回新しいメンバーと仲良くなるのに時間がかかってしまうんですよ。自分がそういうの得意じゃなくて。で、めちゃくちゃ仲良くなったらいなくなってしまったりして、来夢ちゃんしか信用できないみたいな状況が結構長かったんですけど、今の子たちはちょっと違って、信頼できるというか、このまま一緒に頑張りたいと思えるような人たちが入ってきてくれて嬉しいです。

-ライヴについてもお聞きしたいんですが、本数がかなり多いですよね。スケジュールを拝見すると、"ライブなし"って書いてある日のほうが少なくて。そういう状況でライヴを続けてきたなかで、ご自身の中でライヴへの考え方やこだわりも生まれていったと思います。四宮さんがライヴで大事にしていることというとどんなものがありますか?

四宮:ライヴの本数は多いけど、曲数がめっちゃありますという感じでもないから、どうしてもセトリに偏りがあって、"こんな対バンではこの曲やるよね"みたいなのも結構固まってきていて。でも、そこはどうしようもないなと思っているので、自分は結構オタクさんに対してのレス重視でライヴをしていることが多いですね。歌もダンスも変えることはそこまでできないけど、すぐ変えられるとなったらレスかなってライヴ動画とかを観ていて思うので、次はこれしてみようと思ってやったりしてます。

-そんな四宮さんがライヴで歌っていてグッと来る曲ってどの曲ですか?

四宮:「インビジブルガール」(2024年リリースのアルバム『RE:birth』収録曲)が最近は好きですね。高いから歌うのがめっちゃ難しくて、怖さもあって。落ちサビのところは毎回めっちゃ緊張するんですけど、結構楽しいですね。オタクさんも振りコピしてくれたり、声を出してくれたりしていて楽しいです。

-自分の中で気を張る場面もあるけれど、それもあるから楽しいのかもしれないですね。

四宮:そうですね。思いっきり声が裏返ったことが2回くらいあって(苦笑)。めっちゃ恥ずかしかったんですけど、それもいい思い出ですね。そうならへんようにと毎回ヒヤヒヤしてます。

-夢白さんがライヴをする上でご自身の中で大事にしていることというと?

夢白:やっぱりライヴ本数が多いとオタクも飽きちゃうじゃないですか。だから飽きられないために、ヘアアレンジを頑張って見た目に変化を付けたり、レスをめちゃくちゃ頑張ったり、そういう感じですかね。

-ライヴでやっていてグっと来る曲を挙げるとすると?

夢白:「FOR SOMEDAY」(『RE:birth』収録)っていう曲の落ちサビを歌っているんですけど、個人的に一番感情を込めやすい歌詞ですね。昔からその曲が好きですって言ってくれる人がいると、いつもより気持ちがこもります。

-夢魅さんがライヴで大切にしていることというと?

夢魅:今はもっとファンの人を増やさないといけないと思っているので、見つけてもらえるようにというか、(フロアにいる)ほぼ全員と目を合わせるように、合わせられなくても顔を見るとか、自分を見に来てくださっている方にはレスをできる限りしてます。

-では、歌っていてグっと来る曲というと?

夢魅:ライヴでほぼ絶対やる曲なんですけど、「aim to high」(2023年リリースのアルバム『timeof...』収録)っていう曲が好きです。前向きな歌詞で、聴いていて元気になれるので。

-グループに入る前から知っている曲でもありました?

夢魅:知ってました。

-その曲を聴く側から歌う側になったわけですけど、今はどんな感覚で歌っています?

夢魅:やっぱり聴いていて元気を貰える曲なので、元気になってもらいたくて、元気を届けられるようといいなという気持ちで歌ってますね。

-兎夢さんはいがでしょうか。ライヴでご自身が大切にしていることというと。

兎夢:今はライヴ動画を見返して、来夢さんとかゆまるさんの動きで真似できるところを勉強していて。ここでレスできるんやとか、踊りもここで首を動かしたらきれいに見えるんやとか。自分も見つけてもらわないといけないときだと思っているので、みんなと目を合わせるとか、いろいろと細かいところを頑張ろうと考えてます。

-ご自身がライヴで歌っていて、グっと来る曲というと?

兎夢:私も「aim to high」ですね。最初にレッスンをした曲もデビューのときに最初に披露したのも「aim to high」なので、すごく思い入れがある曲です。

-最後に、これからアブソプとしてどんな活動をしていきたいか、目標や野望等をお聞きできればと思います。

四宮:遠征したいです。今は行っても名古屋とかなんですけど、ようやく自分たちのことを好きと言ってくれるお客さんが増えてきたので、東京もそうやし、広島とか九州方面には全然行ったことがないので、そっちにも行ってみたいです。大阪の人やったらアブソプって言ったら"あぁ、アブソプね"ってなるかもしれないけど、他のところではまだそうならないと思うので、回数を重ねて"アブソプね"となったらいいなと思います。

夢白:もっともっといろんなオタクさんを増やしたいですね。キラキラ系でも、ロック系でももっとオタクさんがいる状況にしたいし、海外にも行ってみたい。海外から来てくれるお客さんがチラホラいて、そのときに"次は自分がそっちに行けるように頑張るね"という話もしているので、それが叶うといいなぁって思ってます。

夢魅:ライヴを初めて観てくださった方が、楽しかったなと思ってもう一回観に来てくれるライヴができたらいいなというのと、そのためにも、メンバー一人一人の個性がもっと出ているグループになっていけたらなと考えています。

兎夢:でっかいグループになるのはもちろんなんですけど、自分たちも長く続けて、知名度を上げられるように頑張りたいです。来夢さんも言ってたように、いろんな場所で知られるようなアイドルになりたいです。

-でっかいグループというと?

兎夢:同じ事務所にいるSPRISEさんが、この前Zepp Namba (OSAKA)でワンマン("WELLNES ~5-THADOX~")をしていて。それを観に行ったときにすごく素敵だなと思ったし、ここで自分たちもやってみたいと感じたので、まずはZepp Nambaを目指したいです。

INFORMATION

ライヴ情報等は公式Xにて随時更新中
公式X

LIVE INFORMATION
"アブソプ 定期公演 『永遠之契 -NEONATE-』"

8月31日(日)大阪 アメリカ村FANJ twice
OPEN 11:00 / START 11:30
[チケット]
一般 ¥1,500 / 招待 ¥500(D代別)
予約はこちら