Japanese
ゆれるこ
Member:ここ(Ba/Vo) かな(Gt/Vo)
Interviewer:山口 哲生
女の子の嫉妬をいかに爽やかにして、かわいいと思ってもらうためにはどうしたらいいか考えた
-大事ですからね、どんな人たちなのか知ってもらうというのは。そういった投稿もありつつ、ここまでの活動を振り返ってみて、印象に残っている出来事や、お2人にとって大きな出来事を挙げるとしたらいかがでしょうか。
ここ:なんだろう......まだ組んだばかりなので、今はTikTokもライヴハウスでの演奏もそうなんですけど、ゆれるこを知ってもらえることが私たちにとってはとにかく大きくて。こういうバンドがいるんだとか、こういう曲を作っているんだって知ってもらえる機会があること自体、本当に嬉しいんですよ。なので、今は一つ一つが全部楽しくてしょうがないんですよね。だから、これ! というよりは、全部! という感じというか。
かな:全部が一番。すごいですね。
ここ:なんか(話を)終わらせた(笑)?
-(笑)かなさんはどうですか? 思い返すとまず出てくる出来事というと。
かな:今はバンドとしてやっているんですけど、ドラマーがまだいないので、ライヴのときはサポート・ドラムの方にお願いしているんです。でも見つからないときもあって、2人でさぁどうしようって練ったり考えたりしている時間が、私の中では印象深いですね。ライヴのときに、その場で大募集したりとか。
-その場で大募集?
ここ:観に来てくださっている方に、"ドラムやっている人、知りませんか?"って聞いて、もし良かったら──。
一同:DMに......って(笑)。
ここ:お客さんからドラマーを紹介してもらうっていう。
-じゃあ、もしお客さんの中に"私、叩けます!"っていう人がいたら。
一同:もうぜひ!
-その人がそのまま加入する可能性も全然あると。
かな:それを狙ってます!
ここ:その場で出会えることを期待しているんですけど、まだっていう感じですね。
かな:大募集してるので! よろしくお願いします!
-わかりました(笑)。ここさんはテレビ東京"超音波"の番組出演権を懸けたオーディションに参加して、見事優勝されたわけですが、それも自分たちのことを知ってもらいたい気持ちがあって。
ここ:はい。組んでまだ間もなくて、どうすればゆれるこの音楽をみんなに早く届けられるかっていうことだけを考えながらずっと生活をしていたら、たまたまオーディションを見つけて、"これはやるしかない!"と。ちょっとでもチャンスがあるならやろうと思って、私の中では参加するしか選択肢がありませんでした。
-番組収録もされたそうですが、そういったことも初めてですよね。いかがでしたか?
ここ:楽しすぎました!
かな:意外と緊張しなかったんです。ビルの屋上をイメージしたステージだったんですけど、ネオンがすごくキラキラしていて。それを見たときからキュンキュンが止まらなくて、ときめきまくりでした。あと、すごく柔らかい雰囲気でみなさん接してくださったので、緊張せず、楽しく、フル・パワーで演奏できました。
ここ:初めての収録だったので、"緊張するかな......"っていう緊張をずっとしてたんですよ(苦笑)。緊張したらどうしよう......と思っていたんですけど、みなさんが歌いやすい環境作りをしてくださって、すごくありがたくて。だから2人とも終わったあとに"楽しかったねー!"って言ってましたし、ゆれるこを存分にお見せできたんじゃないかなと思います。
-今回配信された「シロップ」についてもお聞きしたいです。夏祭りを舞台にしたキャッチーなサマー・チューンになっていますけども、この曲はどう作り進めていったんですか?
ここ:いつも曲を作るときは、かなが作詞、私が作曲を担当してるんですけど、各々でいったん作り上げたものを交換して、メロディにもうちょっと一癖ほしいと思ったらかなが修正したり、歌詞をもうちょっとこうしたほうがいいと思ったら私が修正したり。そうやって2人の意見をまとめて合わせるという作り方をしてますね。
-面白いですね。
ここ:ギターとかベースとかは何も使わず、クリック音だけを聴いて、テーマから連想したメロディを歌って録音するので、自分の頭の中にあるものを、いかに口で表現できるかみたいな感じで制作してます。
-そのメロディに、かなさんがコードをつけていく?
かな:そうです。全部がっちゃんこさせたものに私がコードをつけて、ベースをつけてっていう感じで今はやってますね。
-まだ結成して間もないなかで、そういう作り方になったのって結構早いというか、何回か試してからそうなりそうな気もしたんですけど、どういうところからその作り方になったんですか?
ここ:あぁ......。
かな:言われてみればたしかに(笑)。
ここ:同じテーマの歌詞を2人でそれぞれ書いてみたこともあったんですけど、これって合体しちゃったほうがいいものができるんじゃない? って。それこそ、かなの"ふわふわ"した感じと、さっき私のことを"まっすぐ"って言ってましたけど、歌詞やメロディにお互いのその部分がすごく出るんですよ。だから、2人の個性がより活きる作り方はなんだろうと考えたときに、今の形が出てきて。そのまま継続している感じですね。
-なるほど。「シロップ」に関しても、まずそれぞれが作詞作曲をする前に、2人でテーマみたいなものを決めて、そこに向かって作り始めたということですよね。
ここ:そうですね。これからの季節に合う曲を作りたいというのがまずあって。あと、女の子の嫉妬ってちょっとドロッとした感じに聞こえがちなので、それをいかに爽やかにして、かわいいと思ってもらえるようにするにはどうしたらいいんだろうと考えたときに、このテーマって夏とぴったりじゃない? と思って。なので「シロップ」は、嫉妬と夏の爽やかさを合わせて作ろうということになりました。
-ゆれる恋心を歌うにあたって、嫉妬をかわいらしく表現するというのは、かなり重要なポイントですよね。
ここ:はい。いかに重くならないかっていう(笑)。やっぱり、"こういうところが嫌で、こういうところが嫌で......"って細かく言っていくと、重たくなっていっちゃうと思うんです。なので"ひどい"とか、最初に出てきた言葉を"ひどいひどいひどい!"って言えばキャッチーでかわいくない? と思って。
-サビはまさにその形になっていて、かなりキャッチーですね。かなさんが「シロップ」を作るうえで大事にした部分というと?
かな:シロップって甘くて、かけすぎるとクラクラするじゃないですか。そういうところと、嫉妬に酔っちゃって、考えすぎてクラクラしてるのかわからなくなる部分をうまく伝えたいと思って、頑張りました!
-今回の楽曲はアレンジを奈良悠樹さんが担当されていますけども、お2人が作った楽曲が戻ってきたときにどんな印象がありました?
ここ:いやぁ、びっくりしました! こういうやり方があるんだなって勉強になりました。
かな:私も聴いてびっくり! という感じで、イントロからもう"好きー!"ってなりました。何音かを繰り返しているだけなのに夏だ! ってすぐにわかるし、気持ちが高まる感じが表現されているのもすごいですし。あとサビのコードも、経過音が入るだけで胸がキュッとなるのがすごいなぁって。私もこういうことができるようになりたい! と思って、すごく気合が入りました。
-最後に、こういうバンドになっていけたらいいなと考えていることはあったりします?
ここ:やっぱり"女の子をキュンキュンさせたい"というテーマがあるので、将来は"恋をしたときに聴きたくなるバンドといえばゆれるこ"っていうふうになれたらいいなと思って、今は頑張って活動してます。
かな:私も気持ちは一緒ですね! "キュンキュンしたいとき、恋したときに聴くならゆれるこ!"ってなってもらえたらいいなと思っているので、とにかくもう今を頑張るしかないですね(笑)。一個一個ひたすら頑張ってます。
-そのこともかなり大きな目標だと思うんですけど、野望レベルの夢みたいなものってあります?
かな:月に行きたいです!
ここ:バンド全然関係ない(笑)!
かな:なんか、エレベーターができるみたいなので、それに乗りたいです!
ここ:いい夢だねぇ。
かな:ありがとう。一緒に行こうね?
-ここさんはいかがですか?
ここ:野望かぁ......私は、とにかくバンドを大きくすることを一番に考えているので、大きな夢で言うと、世界中の女の子がゆれるこを知ってくれたらいいなと思います。日本に限らず、"恋=ゆれるこ"みたいになることを夢に......します!
かな:今(笑)?
ここ:うん、今決まった(笑)。
RELEASE INFORMATION
ゆれるこ
1st DIGITAL SINGLE
「シロップ」
[blowout Inc.]
NOW ON SALE
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