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INTERVIEW

Japanese

GLASGOW

2024年04月号掲載

GLASGOW

Member:アラタニ(Vo/Gt) 藤本 栄太(Gt)

-今作のサウンド・プロデュースには錚々たるメンバーが参加されていますが、レコーディング時のエピソードや気づいたことなどあれば教えてください。

アラタニ:コードに対する考えが変わりました。弾き語りのデモから曲を固めていくことが多いのですが、自分の引き出しにはなかったコード展開やアレンジを提案してもらったことで、メロディ自体も生まれ変わった瞬間がたくさんありました。"歌にコードを合わせる"だけじゃなく、"コードが歌を呼んでくれる"みたいな経験ができたのは今後の自分にとってとても重要なことだったと思います。

藤本:音楽をブラッシュアップするにあたって、みなさんから引き算を学びました。作っている最中って楽しいから、どうしてもあれもこれもしたくなっちゃうんです。そこを俯瞰的に見てくれる人がいたっていうのが大きかったです。一方で我々は足し算の方法はいくらでも持っていて、それを精査することができるようになったのは成長かなと感じています。

-6月22日の仙台FLYING SON公演を皮切りに、[GLASGOW pre."NOW I SAAAAAAY TOUR"]が始まりますね。ツアーへの意気込みや、ライヴの見どころなど教えてください。

藤本:「それでも息を」を筆頭に、ライヴでどう伝えるかを考えて作った曲ばかりです。音源にパッケージしきれない音域や音圧、熱量ってどうしてもあって。小さいライヴハウスですけど、めちゃめちゃでかいスケールのライヴをお見せするので、ぜひ遊びに来てもらいたいです。

アラタニ:初めて行く土地もあってとても楽しみです。サポート・メンバーも含めて今のGLASGOWのライヴ感がとても好きなので、5人でツアー回れることをすごく誇りに思っています。後悔はさせないと思うので、少しでも気になってくれた人は観に来てほしいです。

-過去最大キャパとなるファイナルの渋谷WWW公演には、アラタニさんが"バンドが始まった頃から、ずっと尊敬してたバンド"とおっしゃるmol-74が出演されます。今の心境、当日に向けての想いを聞かせてください。

アラタニ:まだあまり実感がないです......(笑)、でも本当に嬉しい。当日どんな景色になるのかまだ想像できてないですが、僕らにとって大事な1日になることは間違いないと思います。とにかく今作を聴いてくれたひとりでも多くの人が観に来てくれることを願っています。

藤本:mol-74はメンバーの方々が影響を受けたであろうバックグラウンドを反映しつつ、多くの人たちに届くポップ・センスを持ち合わせていて、心から尊敬しているバンドです。僕らもそういった表現をしたいと思ってバンドをやっていますし、それを志してバンドを始めた頃からmol-74は活躍しているバンドなので、単純に嬉しいですね。当日が本当に楽しみです。

-今後の活動の予定や告知事項など教えてください。

藤本:アルバム・リリースに伴ってツアーをやります。東京公演の渋谷WWWを筆頭に、各地域に最高のバンドと回るので、ぜひ遊びに来てほしいです。

アラタニ:とにかくまずは今作を聴いてみてほしいです。ツアーも含め、いろいろと準備していますので楽しみしていてください。

-今後の展望や目標を教えてください。

藤本:自分たちがカッコいいと思える音楽を続けたまま、GLASGOWというバンドを大きくしていきたいです。その過程で誰かの手を放すようなことはしたくなくて、黎明期から見つめてくれている人たちと一緒にいろんな景色を見られたらなと思っています。

アラタニ:僕らを好きでいてくれる人や関わってくれている人。そんなみなさんにとって誇ってもらえる存在になりたい。そのために強い曲を作りたい。ずっとそれだけ考えています。

-最後にSkream!読者にメッセージをお願いします。

アラタニ:いつか、お会いできる日を楽しみにしています!

藤本:この時代に音楽誌を細部まで読むようなみなさんのことを愛しているので、みなさんも僕たちのことを愛してください。

RELEASE INFORMATION

GLASGOW
MAJOR 1st FULL ALBUM
『NOW I SAY』

VPCC-86492/¥2,750(税込)
[Vap]
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