Japanese
holoyoi
2023年12月号掲載
Member:皓哉(Gt/Key/Vo) いろ(Gt/Vo) もんしろ(Dr/Cho)
2022年3月に活動を開始した、愛知発男女ツイン・ヴォーカル・バンド holoyoi。季語/季節を織り込んだ楽曲タイトルと、小説的に綴られるストーリー性の高いリリックが特徴的な"リリカル系ニューカマーバンド"として、今夏より等身大のほろ酔える楽曲を立て続けに発表している。そんな彼らから早くも最新曲「愛猫のはなし」が到着。同曲について、メール・インタビューで訊いた。
-Skream!インタビュー初登場ということで、グループ結成の経緯を教えてください。
皓哉:3年前、僕が高校2年のときに地元豊橋のライヴハウスで出会ってからすごくもんちゃん(もんしろ)や元ベースのメンバーと仲良くしていて、なんか仲良すぎて俺らバンドやろうぜ! みたいな感じで結成しました、完全にノリです(笑)。そこからやりたい系統や方向性も固めて曲を作っていきましたね。
-アーティスト名"holoyoi"のネーミングの由来を教えてください。
もんしろ:地元の先輩バンドマンの家に泊まったときにバンド名の相談をしたとき、たまたま先輩が飲んでいた缶チューハイを指して"「ほろよい」でいいじゃん!"と言われて系統的にも音楽性的にも合うな! となったのが由来です。
皓哉:僕はそのやりとり知らないんですけど、でもこの3人でいるときのこの感じって、もしかしてほろ酔い状態なんじゃね!? と高校生ながらに感じていたのでフィーリングはぴったりでした(笑)。
-メンバーそれぞれのルーツとなるアーティスト、よく聴いていた音楽など教えてください。
皓哉:僕はもともとピアノをやっていて、クラシックやポップスをよく弾いていたのですが、本格的にバンドしたいなと思えるようになったのはスピッツや川谷絵音(ゲスの極み乙女 etc.)さんの音楽に出会ってからです。絵音さん大好きです。
もんしろ:僕は小学生の頃にお筝とダンスをやってました。親の影響で東京事変に出会い、RADWIMPSやマイヘア(My Hair is Bad)にハマっていきドラムやバンドを始めました。
いろ:私も小学生の頃からピアノをやっていますが、いつかの"Mステ(ミュージックステーション)"を観てかっこいいなー、出たいなと思ったのが一番かもしれません、出たいです"Mステ"。
皓哉:あと、全員父親がバンドとか音楽やってた過去があるので、父親がルーツみたいなところも全員あります(笑)。
-2022年11月7日にEggsにて配信されたバンド初のオリジナル楽曲「睦月」が、リリース翌日に"デイリーアーティストランキング"1位、"オルタネイティブ部門"1位を獲得していますが、当時の率直なお気持ちや、1位獲得を機にバンド内で起こった変化など教えてください。
皓哉:holoyoiで一番最初に作った気合の1曲なので、評価されたみたいでシンプルに嬉しかったです!
もんしろ:びっくり! やったー! 思った以上に評価が良くて嬉しかったです。バンド内では、自分たちのするべきことやこうしたいという意志と感性が固まっていき、自ずとそれが自信に繋がりました。
いろ:私も歌ってるんですけど、そのときまだ加入してなくて初対面がレコーディングっていうギリギリ(?)の状態でした。でもすごいなーと思いました。
-2023年8月より、ほぼ月に1曲のハイペースで新曲を配信リリースされていますね。連続で新曲をリリースするにあたっての苦労や、リリース後の手応えなど教えてください。
もんしろ:苦労してる感覚は特になく、楽しくできています。MVがたくさんの人に観てもらえて嬉しい。現実問題、もっとフォロワー数や動員に繋がるような戦略を練っていきたいです。常に自分たちの作品のことを考えている生活になったので、充実しているような感じがします。
いろ:めまぐるしかった。ちゃんとバンドを始めてからすごく時の流れが早く感じました。
-"リリカル系ニューカマーバンド"とのことで、ストーリー性が高く、どこか文学的な歌詞が印象的ですが、作詞の際はあえて小説のような歌詞を綴られているのでしょうか? 作詞に関してのエピソードや、ここだけの裏話などあれば教えてください。
皓哉:作詞は特にこだわっていて、意図的に小説チックにしています。結構文学的な歌詞のアーティストさんが好きで影響を受けている部分も多いのですが、holoyoiらしいほろ酔えるような言い回しや柔らかい言葉選びと、なるべくあまり聞いたことがないような表現をしたいなと常に考えています。ただ、あまりに文章として固くなりすぎて解釈が難しくならないように、でも浅くならないように心掛けてます。
-11月22日に配信リリースとなる4thシングル「愛猫のはなし」の完成おめでとうございます。今の心境はいかがですか? この楽曲の聴きどころや込めた思いなども教えてください。
皓哉:ありがとうございます! 猫大好きで、猫の曲作りたいなと思っていたのでいい仕上がりになって大満足です! 全体的にゆったりと流れていくような曲調ですが、随所で仕掛けや僕らの遊び心を入れているのでよく聴き取ってみてください! 歌詞もすごくこだわって、登場人物や登場猫がそれぞれどういう関係性なのか、この言葉は誰に向けて言っているのかなど、いろんな解釈の仕方があると思うので集中して聴いてみてほしいです!
もんしろ:深読みすると面白い歌詞の仕掛けや、ふんだんに使ったヴォーカル・エフェクトが面白いです。僕は犬派なのでドラムはあまり登場しません。
いろ:猫好きということもあって、特に引き締まって取り組めました。歌録り大事だなと思ったのでプレッシャーもありつつですが楽しくできました! 実は猫飼いたくて、猫OKの物件に引っ越したのですが今ハムスター飼ってて猫飼えてないです。猫飼ったらこの曲聴かせたいと思ってます。
-自分たちのライヴの一番の強みはなんだと感じていらっしゃいますか?
もんしろ:世界観の造りに力を入れています。お酒がなくても酔える、ライヴを常に意識していて音源とは違った楽曲のアレンジなども注目していただけるとです。これが未成年側の意見です。
いろ:未成年ふたりと違ってバリバリお酒飲むので、ぜひお酒が飲める方はほろ酔い万全状態でゆったり私たちの音を感じ取ってほしいです。
-特にお気に入りのMVや、見どころなどあれば教えてください。
いろ:「愛猫のはなし」です。ボカロのMVなどのアニメーションの映像が好きなのでどタイプです......。
もんしろ:僕は「万年少年」(2023年10月リリースの3rdシングル)が気に入っています。随所にあるおふざけとholoyoiらしいふんわりとした雰囲気と音と映像のマッチ感が絶妙で良きです......最後の僕のダンスもめちゃくちゃ観てほしいです(笑)。
皓哉:選び難いんですけど、やっぱ実家から徒歩7分の公園で演奏シーンを撮った「華飾り」(2023年8月リリースの1stシングル)のMVはいつ観ても地元すぎだろ! って思えるので面白いです(笑)。
-今後の活動の予定や告知事項など教えてください。
もんしろ:年末年始あたりにまたバリバリリリースしていくので、ぜひチェックしてほしいです!
いろ:ライヴ活動の範囲も関東や関西までどんどん広げていきたいと思っているので、もし良ければ1度私たちのライヴを体験してみてください!
皓哉:あの、12月15日に名古屋 新栄RAD SEVENで僕の誕生日イベント("今夜は酩酊vol.3-Dance or Die-")を開催します。20歳になります......僕らを気に入ってもらえたら遊びに来てください!
-今後の展望や目標を教えてください。
皓哉:友達に僕のことを自慢してほしいです。そんくらい売れたいです。でももちろん売れるためと言っても自分の音楽や、やりたいと思ったことを捨てるつもりはありません! 続けることが目標です!
いろ:"Mステ"に出たいです!
もんしろ:サントリー"ほろよい"のCMソングを担当したいです。
-最後にSkream!読者にメッセージをお願いします。
いろ:読んでくれてありがとうございます! これからもどんどん曲リリースするのでぜひチェックしてほしいです!
もんしろ:インタビュー初めてだったので新鮮で楽しかったです! 犬も猫も大事にしましょう! ありがとうございました!
皓哉:ここまで読んでくださってありがとうございます! これを機にちょっとでもholoyoiの音楽を気にしてくれたら嬉しいです! ありがとうございました!
RELEASE INFORMATION
holoyoi
DIGITAL SINGLE
「愛猫のはなし」
[holoyoi]
NOW ON SALE
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フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
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ポップしなないで
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