Japanese
霧雨アンダーテイカー
2019年01月号掲載
Member:ジョシュア・K・キリサメ(Vo) ダニエル・A・ヒサメ(Dr)
Interviewer:高橋 美穂
TVアニメ"DOUBLE DECKER! ダグ&キリル"のオープニング主題歌「ステレオとモノローグ」を奏でている5人組バンド、霧雨アンダーテイカー。聞き慣れないバンド名だが、それもそのはず。2018年結成で、今作がデビュー・シングルなのだ。覆面に包まれたミステリアスなヴィジュアルとは裏腹に、ポップ且つパワフルな楽曲で、アニメを大いに盛り上げる立役者となっている彼ら。本誌初登場となる今回は、バンドの成り立ちはもちろん、「ステレオとモノローグ」のことから、今後についてまで、ディープに迫った。
-謎だらけのバンドなのですが、今回この作品の主題歌に決まった経緯をうかがえますか?
ジョシュア:アニメ"DOUBLE DECKER! ダグ&キリル"のオープニング・テーマをやってくれるバンドを探していると聞きつけまして。たまたま、このアニメの舞台のリスヴァレッタの出身だったので、俺らしかいないだろうということで志願しました。
-アニメが持つ世界観と、バンドの音楽の方向性。共感するというかマッチする部分があったんでしょうか?
ジョシュア:バンドとして向かっていく方向や今まで培ってきたものは筋が通っている。で、アニメはアニメで、それとは別のベクトルで想いが走ってるじゃないですか。そのふたつが奇跡的にマッチしたときには、すごくいいものになるだろうなと。
ダニエル:そういうのって語り継がれるよね、"伝説のオープニング!"って。
ジョシュア:"神オープニング!"みたいな。今、アニメって、ワン・シーズンで何十本も作られてて、今期だけで約70本。当然、そこに携わっていくバンドやアーティストもたくさんいる。そのなかで、お互いに培ってきたベクトルが奇跡的にマッチしたときには、お互いにとってベストなものに仕上がるし、でもそんなことは本当に稀だと思ってて。バンドも、ワン・シーズンに何百、何千というアーティストがCDを出すじゃないですか。そういったコンテンツが消費されるスピードが早すぎるなって思っていて。であれば、一本一本の深みとか旨味を増幅させて、コンテンツを長持ちさせたいし、もっと知ってほしいと考えたんです。そこで、僕らがアーティストとしてできることっていうのは、自分たちが培ってきたものとか作りたいものを、この作品、このアニメが必要としているところに向けて作り上げていくことかなと。だから、音楽もアニメももっと深く好きになってもらうために、これはあるべき姿というか。
-それは、作品に愛情があるがゆえの考え方ですよね。
ジョシュア:そうですね。この作品は原作のない、オリジナルのアニメなので、作品資料やシナリオなど限られた情報だけがあるなかで作ったんですけど、よりこの作品が良くなるためにどうすればいいかは考えていました。最初は、お互いにまだよく知らないですから。ただ、多くの人がアニメを観てくれて、そこから次第に愛に変わっていくもの、作品のファンがアニメと一緒に愛してくれる音楽を作りたいと思って、全部のものに取り掛かっているという感じです。
-じゃあ、霧雨アンダーテイカーはこのアニメのためだけに活動していくということですか?
ジョシュア:そんなことはなくて、そのへんは未知数です(笑)。
ダニエル:今ジョシュア君が話したことが、霧雨アンダーテイカーの軸というか。いろんな作品やプロジェクトを、増幅させるような音楽活動をしていきたいんです。
-たしかに、作品に寄り添った楽曲を作っているアーティストって、昔から長く愛されてる方が多いですよね。
ジョシュア:何十年たっても愛されるアニメの曲って、例えば"ドラゴンボール"や"ゲゲゲの鬼太郎"の歌とか、作品に近くて、印象的な歌詞をぶち込んでるものですよね。もちろん、アーティストとアニメで別々のベクトルが融合する場合もあるんですけど、インパクトが残るって言うと、アニメに、作品に踏み込んだものが強いなと思ってるんです。
-なるほど。謎のバンドの核心が見えた気がします。まぁ、覆面ではありますけど(笑)。
ジョシュア&ダニエル:(笑)
-この覆面も大切な要素なんですか?
ジョシュア:そうですね。今後、僕たちはこういう(覆面の)スタンスで、こういう想いでやっていますっていうアイデンティティを持って、アニメ作品と一緒に歩いていきたいなと。そういう新しいバンドとして知ってもらいたいんですよね。
-そのおかげで、アニメもバンドもピュアに見えてくるところはあるでしょうね。
ジョシュア:そうですね。この曲は、シナリオとかも読んで書いてるので、歌詞にも作品の内容やキャラクターを僕なりに解釈して投影しているんですね。そうすると、アニメのファンのみなさんが歌詞を深読みしてくれて、"これはこの先のストーリーを匂わせているんじゃないか?"って。
ダニエル:アニメのファンの方は、発想力が豊かというか。よく歌詞を読んでくれているし。自分の希望的観測も盛り込んで解釈する。それもひとつの楽しみ方になっているみたいで、嬉しいよね。
ジョシュア:ロックのファンの方はインスピレーションとして言葉を受け取ることが多いからね。
ダニエル:パワー・ワードが必要だし。
-聴き方が違うんでしょうね。とはいえ、MVも観ると、ロックが好きな人もグッとくるバンドだと思うんですよ。まだやっていないそうですけど、ライヴも楽しみだなぁって。
ジョシュア:ライヴに関しては、霧雨アンダーテイカーがアニメとはセパレートで築いていかなければいけない世界観だと思っています。楽曲そのものはアニメと一緒に旅立っていくので。でも、例えば、別のアニメ作品の曲をやらせていただいたときに、その曲も違うアニメの曲もライヴのセットリストには並ぶじゃないですか。そのすべてのパッケージを霧雨アンダーテイカーとして仕上げて、我々のアイデンティティとして表現していかなければいけない。そこで、ラウドなところや元気なところを出していきたいと思っていますね。
-いろんな作品の曲をひとつにまとめるのって、なかなか大変そうですね。
ジョシュア:でも自分たちが奏でることが、全部の曲のハブになると思うんです。うちのバンドの武器を言うと、メロディだと思うんですね。そこを殺したものは作らないので、バンドの得意なスタイルが一貫していれば、一曲一曲を作品に寄せても、そこまでブレないんじゃないかと思っています。
LIVE INFO
- 2025.11.13
-
MONOEYES
ザ・クロマニヨンズ
PEDRO
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
YOASOBI
syrup16g × ZION
超☆社会的サンダル
さとうもか
Tempalay
キタニタツヤ
Rei
片平里菜
ドミコ
NEE
amazarashi
PENGUIN RESEARCH
Hump Back
- 2025.11.14
-
コレサワ
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
SCANDAL×ハク。
CVLTE
Rei
フレデリック
WurtS
超☆社会的サンダル
NANIMONO
go!go!vanillas
FINLANDS
EASTOKLAB
フリージアン
ゴホウビ
緑黄色社会
- 2025.11.15
-
MOS
チリヌルヲワカ
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
the paddles
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
Cody・Lee(李)
SCANDAL / 水曜日のカンパネラ / YONA YONA WEEKENDERS / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
YOASOBI
PIGGS
eastern youth
wacci
TOKYOてふてふ
超能力戦士ドリアン
ExWHYZ
CNBLUE
SPRISE
UVERworld
meiyo
Mrs. GREEN APPLE
フレデリック
ズーカラデル
ビレッジマンズストア
WurtS
すなお
NEE
暴動クラブ
崎山蒼志
フラワーカンパニーズ
リーガルリリー
THE BACK HORN
PK shampoo / 挫・人間 / ART-SCHOOL / 忘れらんねえよ ほか
YJC LAB.
くるり
Nothing's Carved In Stone
"氣志團万博2025"
9mm Parabellum Bullet
INORAN
moon drop
PENGUIN RESEARCH
- 2025.11.16
-
SUPER BEAVER
LUCY
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
chilldspot
LiSA
秋野 温(鶴)
セックスマシーン!!
MOS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
Lucky Kilimanjaro
離婚伝説
YOASOBI
浪漫革命
BLUE ENCOUNT
Dios
超能力戦士ドリアン
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
osage
CNBLUE
UVERworld
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
NANIMONO
brainchild's
Cody・Lee(李)
Mrs. GREEN APPLE
Bye-Bye-Handの方程式
ザ・シスターズハイ×猫背のネイビーセゾン
eastern youth
Laura day romance
FOUR GET ME A NOTS × FILTER × THE LOCAL PINTS
ガガガSP / 打首獄門同好会 / bokula. / 日食なつこ ほか
Base Ball Bear
ぼっちぼろまる
ネクライトーキー / KANA-BOON / フレデリック / 夜の本気ダンス ほか
androp
"氣志團万博2025"
People In The Box
9mm Parabellum Bullet
wacci
- 2025.11.17
-
toe / LITE / ADABANA
SEKAI NO OWARI
- 2025.11.18
-
LITE
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
SIGRID
さとうもか
Tempalay
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
The Cheserasera
SEKAI NO OWARI
森 翼
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2025.11.19
-
あいみょん
Hakubi
ぜんぶ君のせいだ。
Hump Back
YOGEE NEW WAVES
オレンジスパイニクラブ
SIGRID
LEGO BIG MORL
Adrian Sherwood
LONGMAN
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2025.11.20
-
Tempalay
PEDRO
Rei
moon drop
ドラマチックアラスカ
コレサワ
a flood of circle × 金属バット
キュウソネコカミ
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
VOI SQUARE CAT
私立恵比寿中学
さとうもか
ラックライフ
ザ・クロマニヨンズ
吉澤嘉代子
点染テンセイ少女。
- 2025.11.21
-
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
go!go!vanillas
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
RELEASE INFO
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.29
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.17
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号









