Japanese
ベランパレード
2018年10月号掲載
Member:歌王子あび(Vo/Gt) Kota Kamimura(Gt/Cho) ゆりえちゃん(Ba/Cho) モッコリ(Dr/Cho)
Interviewer:フジジュン
-あと、あびさんの曲はどれもラヴ・ソングですよね。恋愛を歌った曲という意味じゃなくて、広い愛を歌った曲という意味でのラヴ・ソング。
ゆりえ:"好き"とか"愛してる"とか直接言ってない、どうとでも取れるラヴ・ソングってところがいいですよね。よく歌詞を聴くとすごく愛されてることに気づけたりして。
あび:たしかに基本的にラヴ・ソングかもしれない。"好き"とか"愛してる"って言葉ってあまり歌にする必要がなくて。それをどう別の形で表すかっていうのがロック・バンドのやるべきことだと思ってます。愛を新しい言葉や角度で表現できる人がロック・スターだと。ラヴ・ソングって恋愛の歌ばかりじゃなくて、心の中にいる大事な人や、思い浮かぶ顔への感謝の気持ちや、"お前らがいるから頑張れてるんだ"みたいなことを、いかに全然違う言葉で言えるかってことだと思います。
-あびさんが曲を作り始めたのって、いつからだったんですか?
あび:もともと僕以外のメンバーは別のバンドをやっていて、僕がまだ19歳くらいのころ、そのバンドの追っ掛けをしていたんですが、僕もバンドをやりたいと思うようになって、友達とバンドを始めて、曲を作り始めたのが最初ですね。
-へぇ~、そうだったんですね。面白い! それが今はフロントマンなんですね。
Kota:大出世ですよね。追っ掛けからのフロントマン(笑)。
あび:でも、今思い出したんですけど、最初に曲を書こうと思ったきっかけは高校生のころ、めちゃくちゃ好きな子がいて。卒業ライヴでガガガSPのコピー・バンドをやって、その子も呼んだんですけど、「卒業」を歌って、その子に向かって"あなたを忘れて生きる自信がないのさ"って歌ったんです(笑)。それで僕の青春は一度ピリオドを打つんですけど、その子から"カッコ良かったです。私がおばあちゃんになるころでもいいんで、あび君の作る曲も聴いてみたいです"ってメールが来て。そこから曲作り人生が始まったんです。
-わ~、いい思い出! すごいいいエピソードじゃないですか。
あび:淡いですよね~(笑)。でも、そのおかげで曲を作るようになって、今があると思うので、その子にはすごい感謝してます。
-で、音楽を本格的に始めて、現在のメンバーと一緒にやるきっかけはなんだったのですか?
あび:ずっと追っ掛けてたメンバーのバンドが解散して、最初にモッコリとゆりえちゃんを誘って、一緒にやってたギターを誘って、初期のベランパレードを結成しました。ギターが抜けたとき、"俺がギター弾いたら、もっと良くなる"ってKota君が名乗り出てくれて、現在のメンバーになったんです。
Kota:ギターが抜けて3ピースでやってるのを観てたら、ダサく見えて。隣にカッコいいギターがいて、あびがセンターで歌ってる方がカッコいいと思ったし。あびに一緒にやりたいと思わせる魅力もあったので、自分から言って加入したんです。
-前身バンドから今作ができるまで5年、ここまでの道のりは長かったですか?
あび:長かったというよりは、悔しかったりしんどかったり、"クソが!"と思う瞬間がたくさんあった気がします。でも、それが自分にとって足りなかった感情だし、のほほんとさせてくれなかったから、すごく充実した期間だったと思いますね。だから、ちょっと人間の心が出てきたかな(笑)? 僕、基本的に怒ったりすることがなくて、どこか俯瞰に冷静に自分を見ちゃうところがあるんですが、怒ったり泣いたり悔しがったりすることって、歌を歌ううえではすごく重要な感情で。感情を動かすと疲れるんですけど、ちゃんと疲れてぐっすり寝ることで、人間の心が出てきた気がします。
-最後に今、目の前に見えてる目標はありますか?
Kota:ありきたりですけど、フェスも出たいですね。初めて観る人でも絶対満足できるライヴをする自信はあるので。いろんなところでライヴして、いろんな人に観てほしいです。
ゆりえ:九州も、佐賀とか行ったことないし、東京、大阪だけでなくいろんなところに行ってライヴしてみたいよね。望まれて行けるなら、マイナーな土地でも......。
あび:それ言ったら、宮崎なんて一番マイナーだよ(笑)。僕は今作よりもいい曲をたくさん書きたいですね。僕、曲が書けた瞬間と書けていなくて苦しむ瞬間しかなくて、余韻とかないんですよ。だから目標は、ひたすらいい曲を書き続けていたいということだけです。
LIVE INFO
- 2025.08.11
-
KING BROTHERS
ビレッジマンズストア
なきごと
セックスマシーン!!
PK shampoo
HY
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Hakubi
KALMA
reGretGirl
PEDRO
レイラ
"LuckyFes'25"
shallm
Creepy Nuts
UVERworld / 羊文学 / WANIMA / アイナ・ジ・エンド ほか
- 2025.08.12
-
松永天馬(アーバンギャルド)
とまとくらぶ
プルスタンス
Creepy Nuts
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
HEP BURN
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
- 2025.08.16
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
リーガルリリー
Eve
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
豆柴の大群
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Faulieu.
Novelbright
Ivy to Fraudulent Game
レイラ
私立恵比寿中学
Keishi Tanaka / 荒井岳史 / TGMX(FRONTIER BACKYARD) ほか
Billie Eilish
ユアネス
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
- 2025.08.17
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
Eve
四星球 × G-FREAK FACTORY
PIGGS
金子ノブアキ
POP DISASTER / sfpr / waterweed
ビレッジマンズストア
PK shampoo
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Novelbright
GOOD ON THE REEL
私立恵比寿中学
Billie Eilish
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
PENGUIN RESEARCH
- 2025.08.19
-
Hump Back
キュウソネコカミ
THE BAWDIES
YOASOBI
bokula.
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号