Japanese
音の旅crew
Member:pepe(Gt/Vo) 大樹(Ba) チャック(Dr) guro(Gt)
Interviewer:荒金 良介
-「LET」はちょっと変化球的なアレンジが効いてますよね?
pepe:わりと作り込んだ曲ですね。
大樹:今までプログレはあまりやってなかったので、変拍子ですからね。6人のときに7/8拍子みたいな曲があったんですけど、今回も7/8拍子で初めてこの4人でやってみようと。ドラムがもともとそういう音楽が好きで。
チャック:変拍子は大好きですね。この曲は1~2年寝かしていたので、7/8拍子が気持ち良かったです。
大樹:レコーディング中、一番生き生きしてましたね。
-後半の2曲「KOKOROKARA」、「MDNT EXPS」もライヴを意識したんですか?
pepe:最後の曲(「MDNT EXPS」)はライヴでもたくさんやっているんですけどね。
guro:「KOKOROKARA」は野外フェスを意識しました。
大樹:そうだね。ロックな曲だし、そういうものを作りたいなと。
guro:外でやったら気持ちいいだろうなって。
-「MDNT EXPS」はドラム始まりで、これも普通のバンドがあまりやらないアプローチだなと。
大樹:意表を突くのが好きなんですよ。
guro:サビはわかりやすいですからね。
-今作の歌詞自体はpepeさんが書いているんですか?
pepe:そうですね。基本的に歌詞を書き慣れてないんですけどね(笑)。ラッパーの影響もあるので、言葉も詰めがちになっちゃって。メッセージは曲によって違いますけど、この空気感そのままに日常に近いことを歌ってます。あと、自己啓発だったり、応援歌ですかね、自分自身に対しての。歌っていると、自分に言ってる応援歌に近いニュアンスになるんですよ。他に自然を描いた言葉を歌詞の中に入れたりして。
-たしかに自然を描写した歌詞も多いですね。
pepe:田舎育ちで田舎好きなので(笑)。ある意味、ホームシックなのかもしれない。
-全体的には背伸びせず、等身大のメッセージが多いなという印象です。
pepe:そうですね。できるだけ自然体で出てくる言葉を意識して。
-「I'm home」は自分の故郷のことを歌っているんですか?
pepe:そうですね。地元が好きで、ちょくちょく帰っているんですけど、当時思っていた気持ちが蘇ってくるというか。帰る場所ってすごく大事だなぁと思って。歌詞は全体的にはポジティヴなものが多いですね。
guro:ライヴでたまに「上を向いて歩こう」を歌うんですよ。
pepe:みんな知ってるし、歌詞に力があるので、ついやっちゃいますね。
-今後バンドとしてやってみたいことはありますか?
pepe:目標はまた"フジロック"("FUJI ROCK FESTIVAL")に出たいですね。ゲートの内側に入りたくて。"FIELD OF HEAVEN"のステージに出たいです。
大樹:あの場所が好きなんですよ! 以前もずっとみんなで"FIELD OF HEAVEN"にいましたからね。あの森に囲まれた空間が魅力的だから。
guro:最終的には"GREEN STAGE"に出たいですけど、やっぱり"FIELD OF HEAVEN"が好きなんです(笑)。
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