Japanese
FERN PLANET
2018年01月号掲載
Member:SERINA(Vo/Gt) 山口メイ子(Ba/Cho) ミズグチハルキ(Dr)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
-ということは、ステージ上の自分と普段の自分との間には結構ギャップがありますか?
SERINA:ありまくりですね。なんでだろうなぁ......。
ミズグチ:なんか私から見てると――曲作る時点ではホンマに自分の考えを深く掘り下げてるけど、ステージに立ってる以上は聴きに来てくれはるお客さんに"伝えたい"っていう想いが強いんじゃないんですかね? 本人はそこまで意識はしてないと思うんですけど、やっぱり自然と出てくるオーラが全然違うので。ステージ上のSERINAさんはそういうものでできあがってるんじゃないかと私は思っております。
SERINA:......そうなんですね(笑)。
-なんかいいですね。こうやって他のメンバーが"うちのフロントマンはこういう人間なんですよ"と語れるような関係性って。
SERINA:そうなんですよ。私より私のことをわかってくれてる感じがして。
-そもそもそういうコンプレックスっていつごろからあったんですかね?
SERINA:小学生のころぐらいからですかね? なんか忘れっぽかったし、友達もそんなにおる方じゃなかったし、他の人と比べて"自分ってなんにもできひんなぁ"って思いながら過ごしてました。いろいろなところでうまくいかないことが多かったというか。
-作曲は中学生のころからされてたんですよね?
SERINA:はい、そうですね。
-おそらく、その歳で曲を作れるクラスメイトなんて周りにはいなかったと思うんですけど、そこに対する優越感はなかったんですか?
SERINA:いや、それは特になかったです。なんか周りの子が"縄跳びが好き"とか"お絵かきが好き"とか言ってたのと同じような感じで、自分のやりたいことをやってるような、ホンマ趣味みたいな感じだったので、曲が"作れる"っていう感覚があんまりなくって。
-そういう感覚は"十代白書2014"で準グランプリを獲ったり、"閃光ライオット2014"のファイナルに出場したり(※それぞれRick Rackとして出場)して、バンドが評価されるようになっても変わらなかったんですか?
SERINA:そうですね。すごくありがたいことだとは思いますし、当時も"やったー!"とは思ってたんですけど、最初からうまくいくなんて全然思ってなかったですし。やっぱりいくらギターが弾けても、曲が作れても、歌が上手く歌えても、どこまでいってもやっぱり人間的に"自分アカンな"って思う部分がある限り、こういう感じなのかなって思います。
ミズグチ:私自身も、自分自身と本気で向き合ったときに闇にぶつかっちゃうことがあるんですけど、そういうときにせりちゃん(SERINA)が歌詞を書いたときの感情がちょっと垣間見えたような気持ちになることが結構あって。だから、逃げずに自分と向き合おうとして、壁にぶち当たっちゃってる人には伝わるんじゃないかなっていうふうに思ってます。
-そうしてどんどん、みなさんと同じように前だけ向いてはいられない性格をした人たちが集まってくるのかもしれません。
ミズグチ:本当にそのとおりですね。似た者同士だし、私もそこに加わってる感じというか。音楽を作るうえで私たちもいろいろなものと向き合ったり戦ったりしているので、妥協せず、ちゃんと真正面から向き合いながら、同じように戦ってる人と出会って、お互い伝え合って、コミュニケーションをとれたらいいなとは思ってます。
SERINA:私らとしても"一番になりたい"とか"賞賛されたい"とかそういう意識はまったくなくって。自分らのそういう人間的な部分に共感して聴いてくれる人が、最後には希望に向かっていってくれたらいいなっていう想いでやってるので、そこが伝わればいいかなって。
山口:せり(SERINA)の思ってることもそうですし、3人でできること、やりたいことをどんどんしていきたいなと思っていて。3人にとって一番いい形で、いいバランスで、たくさんの人に伝わるような表現をしていけたらなと思ってます。
-そうですね。もしかしたら活動を続けていくうちに、SERINAさんが自分に対して自信を持てるようになったらバンドの方向性も変わるかも......?
SERINA:うーん......(笑)。小学生のころからずっとこのテンションで来てるんですけど、急に自信モリモリになれることってあるんですかね?
ミズグチ:いや、それはそれでおもろいな。
山口:怖い怖い(笑)。でも曲聴いたらすぐわかりそうだね。
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