Japanese
SUPER SHANGHAI BAND
2017年10月号掲載
Member:Kentaro Yoshimura(Vo/Gt) Mayu Suga(Vo/Gt) Yumi Shidara(Ba) JACKSON kaki(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
-最初にSHANGHAIのサウンドを聴いたときは、もっと乾いた感じの音を鳴らすアメリカのバンドに近いなって思っていたんです。
Yoshimura:そうですね。イメージされると思うんですけど、90年代のオルタナ周辺、PIXIESだったりとか。
-90年代のローファイ系のバンドやカレッジ系のバンドの匂いもある。
Yoshimura:SEBADOHとかあのあたりは、ヴィジョンのひとつとしてあるかなという感じですね。
-今大学生で、90年代の音楽を聴いている人ってなかなか少ないのでは?
Yoshimura:僕の周りは特殊なのか、みんな好きなんですよね。PAVEMENTとか超人気なんです。アイドルみたいな扱いなんですよ(笑)。
kaki:今の時代って、ネットとかメディアで聴くことができるから。バンド名を聞いたら、"どんなのだろう?"って思って聴いちゃうんですよね。僕はドラムの一番の根本にあるのが、マキシマム ザ ホルモンで。ナヲさんが好きで、ドラムを始めて──おい、マジか、ビール頼んだの(※Shidaraが頼んだビールが到着)!?
Shidara:いただきます。
Yoshimura:ロックだなあ(笑)。
kaki:夏エンジョイしてるじゃん(笑)。で、マキシマム ザ ホルモンのホームページって、(それぞれのメンバーが)影響を受けた音楽がずらーっと書いてあったんです。そこに、NIRVANAとかSYSTEM OF A DOWNとかPANTERAとか90年代のバンドもあって。親父に、"お前マキシマム ザ ホルモンを超えたいなら、彼らが聴いた音楽を超えろ"って言われて。たしかになっていう。
Yoshimura:親父、すげぇな。
kaki:そこで、80年代、90年代の音楽を延々とYouTubeとかで聴いて。今の、SHANGHAIのルーツはどこかって言われたら、そこらへんで聴いたもの、NIRVANAやPIXIESとかが入っているんだと思います。
Suga:私は、最近は90年代も聴くんですけど、小学生のころに自分でちゃんと聴いたバンド音楽が、L'Arc~en~Cielなんです。ラルク(L'Arc~en~Ciel)も、インタビューで自分の影響を受けたアーティストを言うので。
Yoshimura:THE CUREとかもそうだよね。
Suga:あとは、RADIOHEADとか。それで、当時の塾の先生が私がラルクを聴いているのを知って、"U2も聴きなよ"ってU2のベスト・アルバムをくれたんです。それを聴いて、"バンドやりたいな"って思って。そういうのがあったのに、高校の軽音部では制服着てSCANDALのコピーをやってました(笑)。
-年上からの影響って、音楽は特にありますよね。
Yoshimura:僕は中学の英語の先生が大学を出たばかりの人だったんですけど、UKのインディ・ロックが好きな人で。めっちゃいろんなアルバムが入ったUSBを借りて。いろいろと教わりましたね。
Suga:あとは父の影響がかなりあります。こういうロックも聴くんですけど、AORとかがめっちゃ好きで(笑)。
kaki:うちは父親がブラック・ミュージックが好きで、母親はハード・ロックが好きで。リアルタイムでDEEP PURPLEとかLED ZEPPELINを聴いていた人なんです。俺がマキシマム ザ ホルモンが好きだって言ったら、親がドラムを買ってきて。LED ZEPPELINを聞かせて、"これを叩け"って。親父がギターをやっていたので、セッションするのにドラムが欲しいってことだったんですけど、それでドラムを始めたので、親の影響はありますね。
Shidara:私はいろんな音楽を聴くんですけど、ヒップホップも好きだし、中南米音楽も好きです。
Suga:Shidaraは中南米研究会みたいなサークルにも入っているんですよ、サックスもできるから。
Yoshimura:実はマルチ・プレイヤー的な一面があるんです。
Shidara:一番好きなのは、WILCOですね。Nels Clineに憧れてギターを始めて。ベースをやろうと思ったのは、細野晴臣さんに憧れてでした。
-では今回のEP『FREAKS』の話もうかがいたいのですが、曲はいつごろから作り出したのですか。
Yoshimura:結成してすぐに作った曲もありますが、だいたいは今年に入ってからできた曲ですね。
Suga:「Fix」は前作のEP『Pizza Up Kids』(2016年リリース)をレコーディングしたときからあった曲ですね。
-「Fix」はいいローファイ感やパンク的な初期衝動がある曲ですよね。なかなかこういう、適度なユルさを醸しながらも、ちゃんと内側に熱さがあるムードやサウンドを出すのって、難しいような気がします。
Yoshimura:自然体がいいんですよね。嘘はつきたくないというのは、大きい。素直に音楽をやりたい気持ちがあって。いま日本で、ある程度大きくなったインディ・バンドのなかでは、愛が云々とか言っている人たちがいるじゃないですか。ああいうのって、リアルじゃないなってすごく思うんです。そういうバンドがいてもいいんですけど、個人的には共感できないので。ある種、反面教師的な意味で、僕はそういうデカいことを語る資格はないと思うから。自分の中で考えていることを、正直に音楽で表現していきたいなと思うんです。
-すごくポジティヴでもないけど、でも何か心に思っていることや考えはあって。でもそれを表立っては言わない、皮肉っぽさを感じるというか。
Yoshimura:英語で歌っているのもそういうところがあるんですよね。あまり具体的なことよりは、自分の中に眠ってるものを今は表現していくのがベストだと思うんです。且つ、自分が聴いていた音楽もほとんど英語だったので。作るときに、日本語で歌われている曲がイメージとして浮かんでこなくて。だからなのかな。
Suga:英語の方が、情報量が入るしね。
-いろんな意味は込められますね。
Yoshimura:いろんな読み方ができるので。曲は、結局聴いた人の体験になるので。
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