Japanese
中島 愛
2017年02月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-では、このチャージ期間はとても重要な時間だったんですね。
本来であれば活動しながらそういった気持ちのチャージだったり、自分を変えていくことをすべきだと思うんですけど。自分のわがままで休止したとはいえ、すごく有意義なというか、意味のある時間になってこのシングルのリリースに辿り着けたので、無駄ではなかったかなと思っています。
-そして、そこにぴったりなタイミングでぴったりの曲がやってきたんですね。
そうですね、このタイミングでここまでぴったりな曲というのはご縁ですしね。ここで復帰したからこそ、この作品に会えたのかなと解釈しています。
-また今回のカップリング曲も晴れやかで、作詞作曲も面白い人選だなと思うんですが、いくつかあった候補の中から選んだ曲ですか。
まずスタッフさんとのディスカッションの際に全部で3曲入れられるということで、できればカップリング2曲もアップテンポのものにしたいというリクエストをさせていただきました。2曲とも新しくライヴの定番曲になるような、CDで聴いても、ライヴで生バンドで聴いても気持ちがよくて、一緒に歌いたくなるような曲をというイメージでした。それでスタッフさんが、それならこれが一番だという2曲を、"これしかないと思うんですけど、どうでしょう"って出してくれて、2曲通して聴いたら、"もうこれしかないでしょう!"っていうもので。この曲が入ってるCDなら私買う! っていう感じで、好みにぴったりだったんです。
-「最高の瞬間」(Track.2)はキラキラ感があって、ゴージャスなポップ・チューンですね。
普段から70年代、80年代の洋楽が好きなんですけど、ファンキーだったり、ディスコっぽいのがいいなぁと内心思っていたら、そこにぴったりなキラキラ・チューンが来たので、"感激!"ってなりました。歌詞も、こういう素直に誰かの背中を押したり、誰かを応援する曲は今まであまり触れたことがなくて。でも、今ならそういう曲も歌えそうだなというか。これを聴いて、一歩を踏み出せたりとか、みなさんの日々も彩られていったらいいなと思います。
-最初に曲を決めたときに、歌詞もついていたんですか?
曲が先でしたね。山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)は以前にもお世話になったことがあって、山田さんの書く歌詞の世界観が好きなので、ぜひこの曲は山田さんにと私からリクエストさせていただいて。で、どんなことを曲の中で伝えたいかというのを山田さんに聞いていただいたので、"今やらないでいつやるんだ"みたいな、今まで私があまりなかったポジティヴさというか、ずっと前を向いてるような曲がいいなとお伝えしたんです。
-山田さんとは以前もそういう歌詞のやりとりをすることが?
2枚目のアルバム『Be With You』(2012年リリース)のときに、菅野よう子さんが作曲をしてくださった「金色?君を好きになってよかった」の歌詞を書いていただいているんですけど、その曲は最初から歌詞があったので。リクエスト的に自分の気持ちを伝えるのは今回が初めてなんです。普段から交流はあって、お話する機会があったんですが、制作の場でイチからというのは初めてで。自分の気持ちって言っちゃっていいんだとか(笑)、こんな汲んでくれるとは思わなかったので感激してしまって。今は歌っていてすごく楽しいし、長く定番曲として育てていけたらいいなと思ってます。
-ご自分で歌詞を書こうというのはないんですか?
1stアルバム『I love you』(2010年リリース)くらいのときに、何度か共作をしたり、まるまる作詞をした曲も1曲だけあったんですけど......私の書く歌詞、暗いんですよ(笑)。
-そうなんですか?
たまに思いついて書いてみたりするんですけど、翌朝読み返すと、まぁ暗いんです(笑)。自分の中に、陽な部分が見えてきたら書いてみようかなと思ってます(笑)。
-ただ、声の成分にはあまりネガティヴなものはない気がするんですよ。
それが自分で聴いていても、なんでだろうと思うところなんですよね。意外とそこまで暗くなるような声ではないんですよね。
-そしてもう1曲が「愛はめぐる」(Track.3)で、これは作曲が末光 篤(SUEMITSU & THE SUEMITH)さんですね。末光さんの曲ってとても美しいですが、難しいメロディの曲でもありますね。
みんなで一緒に歌える覚えやすいフレーズもありつつも、曲の入りのキーは自分としては低かったりとか、かなりレンジの広い曲になっていて。末光さん節ですね。でもメロディがすごく美しいし、哀愁もあって。アップテンポでいながら切ないという、私の好きなところに刺さっていて好きな曲ですね。そして、このメロディのループ感に合わせた歌詞を、the ARROWSの坂井竜二さんに書いていただいて。実は自分の心境やテンション感に一番近いのは、この曲でもあるかなっていう。
-自分が変わるか変わらないかのせめぎ合いの瞬間がありますね。
微妙な気持ちとか沈みそうな気持ちもあって、でも変えられそうな、という。ちょっと暗かったり、ネガティヴな自分も肯定してもらったうえで、でも頑張れるんじゃないって言ってもらえる感じがすごく好きですね。自分の気性として、ずっと前向きにっていうのは頑張らないとできないことで。いや、人間なんだからちょっと悲しいこととか、前を向けないことがあってもいいんじゃない? って、坂井さんが肯定してくださったような感じがして。まさに坂井さんワールドだなと思います。実は今回は、ヴォーカリストや、ご自身で歌を歌われている方に歌詞を書いていただきたいなという思いがあったんです。CDにするのはもちろん、ライヴを意識していたので。ライヴでフロントに立っているときの気持ちって、意外と歌っている人にしかわからないフィーリングがあるのかなと思っていて。自分がステージに立つうえで、そういう方に背中を押してほしかった気持ちがあるんですよね。なので、歌うときに楽しくなるような、自分も歌いたいってみんなが思ってくれるような歌詞でというリクエストだったんです。
-そういうことではしっかり自分自身の思いであるとか、これからへの方向性も込められたということですね。
そうですね。チームの一員として俯瞰で自分のことを見てみたときに、私はこういう歌を歌っていてほしいなという自分への願望も込めて、3曲とも制作に関わらせていただきました。
-この先で思い描いていることはありますか。
繰り返しになってしまうんですけど、お休みしていたぶん生で歌を聴いていただく機会が減ってしまっていたので、とにかくライヴをやりたいですね。ステージを作り込んで、衣装もファンタジックにしてみたりというライヴも好きなんですけど、今年1年のイメージとしては距離を近くというか、飾らずにがっつりと歌を聴いてもらう機会を作っていきたいというのが一番近い目標ですね。父が趣味でバンドをやっていて、子供のころからライヴハウスに観に行く機会がすごく多くて。最初に憧れた歌っているお姉さんって、ライヴハウスのステージで歌っている人だったんです。ああいう距離感の近い感じがすごく好きなので、できる限りそういう機会を増やしたいですね。
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