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INTERVIEW

Overseas

CROCODILES

2010年11月号掲載

CROCODILES

Member:Charles Rowell

Interviewer:伊藤 洋輔


-わかりました。アルバム制作の初期段階を振り返っての質問です。当時頻繁に聴いていた音楽とはどのようなものでしたか?それは本作に大きな影響を与えていると思いますか?

それはあるな。よく聴いていたのはTHE MONKS、HARMONIA、LA DUSSELDORF La Dusseldorf、SUICIDE、GARY PUCKETT AND THE UNION GAP、SAM THE SHAM AND THE PHAROAHSかな。

-なるほど。シームレスな作りに、ひとつの流れてとして構築された世界を感じましたが、アルバムには何かコンセプトやテーマ、ストーリーがあるのでしょうか?

意識的に設定したテーマはないんだけれど、ふたりでやってるバンドだからお互いの共通点となるようなサウンドや歌詞を見つけて、ひとつのビジョンを描き出すっていう、俺たちのやり方が表れてるんじゃないかな。

-では、個々の楽曲について伺います。ハンマー・ビートな疾走感にアンセミックなサビと、Track.1「Mirrors」はアルバムの幕開けに相応しい楽曲ですが、そのクラウト・ロックな音響構築が問答無用にかっこいいです!完成した瞬間から「これぞオープニング・ナンバーだ!」と自信を持って送り出した1曲なのでは?

もちろん!制作自体は自然な流れに任せてやってたんだけど、完成した瞬間には「これはキラーなオープニング・ナンバーになっちまった!」ってメンバー全員で感じたよ。

-こちらもアンセミックで壮大な世界観を想起するTrack.8「Hearts Of Love」ですが、力強いエモーショナルに満ちた素晴らしい1曲です。この楽曲が生まれたエピソードを教えてください。

SLADEみたいな、ラウドでグラムっぽいビートをイメージしてと作ったんだ。……それだけだ。

-ここで哲学的な質問をひとつ。タイトルや歌詞に“KILL”や“DEATH”といった言葉が目立ちますが、CROCODILESが考える死生観とはどのようなものですか?

ここ2年間で、Brandon(・Welchez)も俺も死ってものに直面する機会が何度もあって、それに対する感情を吐き出したいって気持ちがあったんだ。死に拘ってる訳ではなく、ただ自分たちの人生に起こったことを曲にしているだけなんだ。

-うんうん。次に、“CROCODILES”というバンド名の由来を教えてください。やはりECHO&THE BUNNYMENのアルバムからでしょうか?

ECHO&THE BUNNYMENとは関係ないよ。とち狂ったドゥーワップ・グループみたいな名前で良いなって思ったんだ。

-昨今、CROCODILESの活動拠点である米西海岸近辺から良質なアーティストが数多く輩出されていますが、良質な音楽が生まれる理由として、他にはない西海岸シーン独自の魅力とはなんでしょうか?

そういういいバンドに共通してるのは、みんな自分が受けてきた影響を取りこむことに後ろめたさを感じてないってことかな。BEACH BOYSだろうと、OL’ DIRTY BASTARDだろうと、SONIC YOUTHだろうとさ。