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INTERVIEW

Japanese

カミヒカルス

2010年10月号掲載

カミヒカルス

Member:カネモリタナカ(Vo&Gt)

Interviewer:西浦 雅人


-1stアルバム『minority lounge』聴かせて頂きました。素晴らしい楽曲がそろっていて、心がジワリと温まるような感覚を覚えました。アルバムガ完成したいまの率直な感想を教えてください。

ありがとうございます。嬉しいです。身を削って作り上げたアルバム。ついにここまできた。という思いと、沢山の人の耳に触れて欲しい気持ちでいっぱいです。

-全国流通は初めてとお伺いしました。自分が作った音楽がCDとして全国のリスナーの元に届くことに関して特別感慨深く感じますか?

はい、初めてです。自分が感じた事すべて、感情を吐き出した曲達が全国の人の耳に届く事を考えたら、なんとも言えないなぁ~、一言でいうとシャラリラです。

-カミヒカルスの楽曲にはアップテンポな曲にもどこか哀愁漂う感じがします。それは函館の気候だったり物悲しさがでているのかなと思いますが如何でしょうか?

確かに、俺が作る曲は季節感ありますよね。よく言われます、きっと俺自身が好きなんだと思います。函館は北国なので雪が降る季節は大好きだなぁ。感じたまま、人間らしい歌を歌っていきたいです。

-歌詞が良く思いつくシチュエーションや場所などはありますか?

歌詞は毎日ノートに殴り書きします。最近だと、外に出る事が多いので携帯に書いていますね、一番よく閃く時って、シャワー入る前とか、服を脱いで裸になった時に閃きます(笑)裸のままノートに書いてる時ありますよ。絶対に見られたくないですね(笑)

-「7月20日」に関して聞かせてください。まずは歌詞なのですが、失恋のことを唄っているのでしょうか?

彼女の事が本気で好きだった事、離れたくなくても、離ればなれになってしまった状況だった事。俺の中で一生しまっておきたいから曲にしました。

-同じく「7月20日」についてなのですが、シチュエーションは夏だと思うのですが、何故か秋の雰囲気を感じました。今の気候にピッタリだなと思いました。これもカミヒカルス独特の雰囲気がそうさせるのではと思ったのですが、如何でしょうか?

なるほど、夏だけど秋っぽい。そーですねー、夏が終わってしまう、なんか寂しいね。っていうのが秋を感じさせるんじゃないかなぁ、曲の中で情景が進んで聞こえるっていうのはある意味新しいですね。上手く言えないけど嬉しいです。

-アルバム・タイトル『minority lounge』に込められた意味を教えてください。

minority=少数派。いつでも何かを起こそうとする時は少数派だと思うんです。今の俺達は誰が見ても少数派です。否定している訳ではありませんが。音楽を聞くという事は聞いているその人と、タイマンな訳で1人1人との対話ですよね、minority loungeという部屋で俺達と音楽聞いてくれ、という意味を込めてます。