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DISC REVIEW

Japanese

2014年07月号掲載

スポットライト

ボールズ(ex.ミラーマン)

『スポットライト』

Release Date : 2014-07-09
Label : ユニバーサル ミュージック

昨年秋にインディーズでリリースしたミニ・アルバム『ニューシネマ』が、TOWER RECORDS渋谷店の年間ベストに選出され、自主企画イベントも好調のミラーマン改めボールズが遂にデビュー・アルバムをリリース。日本の70年代のロック/ポップスの芳醇なまろやかさを持ったメロディ・ラインと、光景が浮かび上がってくる歌心で懐かしさを呼び起こし、また軽やかなサウンドは風のように肌をなでる。ブルージィなギター・ソロや、BUILT TO SPILLなどを思わせる空気感たっぷりのギターの音色もアクセント。想像の世界や深い物思いの時間に、じんわりと浸らせてくれるような時間を生みだす、そんなスイッチになる音楽。関西発のこの5人組、20代前半というとても若いバンドだけれども、聴かせるツボを心得たウマさがある。(吉羽 さおり)


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SEASON

バンド名をミラーマンから改め、メジャー・デビューから1年が経ったボールズの2ndアルバム。"初恋""死別""将来への不安"など、誰しもが青年時代に経験するテーマを歌った楽曲たちは、普遍的でありながらも一瞬の輝きを切り取ったような切なさを感じさせる。山本剛義(Vo/Gt)の微妙にかすれたような歌声とストリングス・アレンジの組み合わせがこみ上げる気持ちを煽る「STEP」を始め「ファンタジア」、「魔法」など、清涼飲料水のCMになりそうな甘酸っぱさを携えたメロディはまさに極上のポップス。ミュートされたカリカリなギター・リフは今の音楽シーンで活躍するギター・ポップ・バンドを象徴している音色だ。(岡本 貴之)


スポットライト

昨年秋にインディーズでリリースしたミニ・アルバム『ニューシネマ』が、TOWER RECORDS渋谷店の年間ベストに選出され、自主企画イベントも好調のミラーマン改めボールズが遂にデビュー・アルバムをリリース。日本の70年代のロック/ポップスの芳醇なまろやかさを持ったメロディ・ラインと、光景が浮かび上がってくる歌心で懐かしさを呼び起こし、また軽やかなサウンドは風のように肌をなでる。ブルージィなギター・ソロや、BUILT TO SPILLなどを思わせる空気感たっぷりのギターの音色もアクセント。想像の世界や深い物思いの時間に、じんわりと浸らせてくれるような時間を生みだす、そんなスイッチになる音楽。関西発のこの5人組、20代前半というとても若いバンドだけれども、聴かせるツボを心得たウマさがある。(吉羽 さおり)