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COLUMN

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第20回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第20回】

Written by タカハシヒョウリ
2014.08.31 Updated

マンガ版『がんばれゴエモン(*1)』の作者・帯ひろ志が亡くなってしまい、かたや『ウルトラマン超闘士激伝(*2)』が復刻&復活ということで、90年代のコミックボンボンのことを思い出す時間が増えた昨今。超闘士激伝は、ストーリーがドラゴンボールのパクりそのもので、そのパクりっぷりは子供心に「こんな横暴許されるのだろうか?」と心配になるレベルだったなぁ、とか、「ゴエモン」はほとんどヤエちゃん(*3)が可愛

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第19回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第19回】

Written by タカハシヒョウリ
2014.07.04 Updated

なんだかんだで小説からアニメ化して4年間、追いかけ続けてきた『機動戦士ガンダムUC』がついに完結!というので「やっぱり劇場で見たい!」と居ても立ってもいられなくなり公開最終日に映画館に駆け込んで来た。途切れることないガンダム世界に1つの結末を用意しちゃうような気合入りまくりのラスト。正直、何もかもが最高!とは言えない...言えないが、その言えない理由を言い出すと京極夏彦の単行本(ほぼ立方体)くらい

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第18回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第18回】

Written by タカハシヒョウリ
2014.05.02 Updated

学生諸君は新学期、いかがお過しですか。新入生諸君も、そろそろ新しい学校にも慣れて新入生気分も抜けてきた頃じゃないだろうか。 新学期の問題といえば「勉強」で、なかなかレベルアップした授業についていけない、なんて人もいるだろう。学生でなくとも「人生いつまでも勉強」というのは本当にそのとおりだと思うんだけども、これがなかなか怠惰に過ごしてしまうのも世の常だね。そこで今回はそんな大人にならないように、そし

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第17回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第17回】

Written by タカハシヒョウリ
2014.03.05 Updated

2/26に新しいアルバム『サイハテ・ソングス』が発売になった。ひとまずリリースまでが長かったので、ようやっと出たか、という気分だけど、良いアルバムだと思うことには変わりなく、胸ぐら掴んで聴かせたい一枚になった。気分的には次の作りたいものに向かってる。 このアルバムに入ってる『黒歴史にOK!』という曲は、個人的黒歴史の羅列から始まる曲で、そこに並べるエピソードはすべて自分の実話にした(というよりも、

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第16回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第16回】

Written by タカハシヒョウリ
2014.01.16 Updated

新年おめでとうございます。まずはご挨拶。 明けましてついに今年、1年9ヶ月ぶりの新しいアルバムが出ます。2014年2月26日。『サイハテ・ソングス』という、強い強いアルバム。洋邦問わず僕の愛したロックの突破力を持った誠実なアルバムを作りたかったし、それができたと思う。こいつには、戦って勝って君のところまで行って欲しいと思ってる。強い子だから。込めて込めて込めました、聴いてください。 さてさて、アル

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第15回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第15回】

Written by タカハシヒョウリ
2013.11.02 Updated

吾妻ひでおと横浜のホームレス 10月に吾妻ひでおの実録マンガ『アル中病棟』が発売された。 これの前作にあたる『失踪日記』から、8年越しでついに。 待ちに待った続編の登場。 これが大名作だ。 吾妻ひでおの『失踪日記』が出たのは2005年で、これがヒットしていろいろと賞を取ったりするまで吾妻ひでおは消えかかった漫画家、あの人はいま状態だった(失踪してたんだから当たり前だけど)。 80年代に、独特の絵柄

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第14回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第14回】

Written by タカハシヒョウリ
2013.09.07 Updated

来ている。どうも来ているらしい。 秋でも、台風でも、腹痛でもないぞ。 何がって、諸星大二郎が来ているのだ。 いつだったかこの『漫読家』でも紹介した、日本の誇る至宝漫画家の諸星大二郎が、かなり注目されている気がするのだ、ここ最近。 『壁男』『夢みる機械』などオワリカラの曲タイトルにも使わせてもらうくらいに僕は大ファンなのだが、どうやら来ているようなのだ。 気のせいなのでしょうか? いやいや、なんとい

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第13回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第13回】

Written by タカハシヒョウリ
2013.07.11 Updated

『最近のマンガを読んでみる』 わりと最近のマンガを読んでいる。 漫読家としては古いも新しいも併せ呑みたい!と思いながらも限られた予算の仲で古めのマンガに惹かれてしまう懐古マンだが、ここ最近、新しめのマンガがグッと盛り上がっている。 ウシジマくんや悪の華みたいな今しか生まれないマンガ、キングダムやサンダーボルトのような骨太マンガ。読めば読むほど、現在進行形のマンガも捨てたもんじゃない!と嬉しくなる。

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第12回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第12回】

Written by タカハシヒョウリ
2013.05.03 Updated

もしもあなたが久しぶりにドラゴンボールを読んだら、悟空がヒョロヒョロになっていて、オッス、今後はサイヤ人じゃなくてモニャラット星人だぞ、よろしくな!というようなことになっていたら、どうしますか? 『マンガは決まった曜日に定期的に読めるもの』なんかじゃ無い、というのは偉大なるTOGASHI先生によって何度も知らしめられていることだけど、大好きなマンガが連載中断、いつ再開するともわからない状態って

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第11回】

オワリカラ : タカハシヒョウリの「火星から来た漫読家」【第11回】

Written by タカハシヒョウリ
2013.03.26 Updated

まずは近況から。前回の段階ではまだタイトルも決まっていなかったソロアルバムも立派(?)な名前を付けられて、あとは世に出て行くのを静かに待っている状態です。その名も『ブルーたち』。おめでとう、ブルーたち。ありがとう、ブルーたち。ブルーときどきオレンジ、ムサシノ生まれムサシノ育ちの歌が9曲。「作った」というより「生まれた!」という感じで出来上がったので、なんか不思議な感慨を抱いている。とにかく、ずいぶ