plenty、ベスト・アルバムにして"再検証作品"アナログ・レコード『outside』、『inside』来年リリース決定。江沼郁弥（Vo/Gt）からコメントも

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plenty、ベスト・アルバムにして"再検証作品"アナログ・レコード『outside』、『inside』来年リリース決定。江沼郁弥（Vo/Gt）からコメントも

2025.11.11 17:00

plenty

plentyが、デビュー15周年を記念したベスト・アルバムをリリースすることを発表した。
　
plentyは2004年に結成、2009年10月にEP『拝啓。皆さま』でデビュー。デビュー・イヤーから大型フェスにも出演し、熱心な音楽ファンを中心に大きな支持を集めたが、2017年の春に突如解散を発表。同年9月16日に行われた日比谷野外大音楽堂公演をもって惜しまれながらその活動に終止符を打った。
　
その後、plentyとしては音沙汰がなかったが、今年2025年9月30日に突如、"デビュー15周年を記念して"SNSの公式アカウントが始動。未公開だった貴重な映像含めて数々のライヴ映像が投稿され、さらに10月29日にはラスト・ライヴで演奏された全26曲のライヴ音源『plenty ラストライブ「拝啓。皆さま」17.09.16 日比谷野外大音楽堂』が8年の時を経てストリーミング・サービスで初リリース、大きな話題を呼んでいた。
　
今回のベスト・アルバムは、アナログ・レコードにて、"outside"と"inside"と名づけられた2作にわたってリリースされる。発売日は『outside』が来年2026年1月21日、『inside』が3月18日。どちらの作品もそれぞれ2枚組で16曲を収録、選曲／曲順は全てメンバーである江沼郁弥（Vo/Gt）が担当した。国内で最新リマスタリングを施したうえで、世界的名匠であるBernie Grundmanのカッティングによるハイクオリティな音質で届けられる。2作のジャケット・デザインは、これまでplentyの全作品のアートワークを手掛けてきた、デザイナー半田淳也が担当している。
　
plenty作品のアナログ盤については、バンドが活動していた当時から希望する声が多かったものの、2015年にリリースされた7インチ『体温』とLP『いのちのかたち』のみとなっていた。
　
15周年に企画され、15＋1周年というタイミングでリリースされる、江沼いわく"plentyの再検証作品"である今回のベスト・アルバム。この作品は、果たして未来への布石でもあるのか？ SNS公式アカウントからの投稿は現在も続いている。
　
なお、2作ともレコード発売日と同日に配信リリースも予定されているとのこと。また、ベスト・アルバムのティーザー映像も公開されたのでチェックしよう。
　

plenty ベストアルバム「outside」「inside」【Teaser】

　
■江沼郁弥（Vo/Gt）コメント
～ベストアルバムのリリースについて～
僕はソロ活動でplentyの曲を封印していました。
そのほうが自分のためにも誰かのためにもいいのかなと思って。
でも2年前くらいからでしょうか。
コロナ禍で弾き語りのアコースティックライブを始めるようになってから自然とplentyの曲を少しずつやりはじめるようになりました。
初めは単純な理由で、ギターで作曲していた分ソロの曲よりもplentyの時の曲のほうが弾き語りしやすかったから。
だんだんとセットリストに組み込むplentyの曲が増えていった。
その理由も単純だった。
いい曲がたくさんあったから。
　
ある日、当時のレーベルスタッフから連絡があった。
今年plentyがCDデビューして15周年なんだけどベストアルバム出さないか？と。
浦島太郎状態。
あれから15年も経っていたのか！
作曲者としてplentyでやっていたことは間違いじゃなかった、、、なんて真面目にうっすら思えはじめてきたのはごく最近なんです。
少し時間をください。
ベストアルバムで感傷に浸りたいんじゃないんです。
でも、15周年という有難いお祭りに参加はしたい。
なのでこれはplentyの再検証作品です。
僕は確かめたい。
選曲、曲順すべて僕がやりました。
もちろん多くの人たちに聴いてもらえたら嬉しいです。
気に入ってもらったらなお嬉しいです。
どうか厳しい「耳」で皆さんにも判断していただきたい。
　
ところで新田は元気なんだろうか？
　
～リリース作品『outside』『inside』について～
「蒼き日々」で始まり「手紙」で終わる"outside"
「あいという」で始まり「風をめざして」で終わる"inside"
　
plentyは暗いバンドだと揶揄されることが多く、その度に僕はムッとした。
じゃあplentyはただの暗いバンドだったと仮定して、この聴き終えた後の清々しさは何なんだ。
説明が付かないじゃないか！
　
plentyは誰よりも深いところから光を見据えているバンドだった。
ベランダで見つけた小さな虫から宇宙を覗こうとしているバンドだった。
そしてどこまでも生々しく傷だらけだった。
当事者である僕が今振り返ってもそう思う。
生き様が鳴っている。

　
▼リリース情報
plenty
ベスト・アルバム
『outside』

2026.01.21 ON SALE
XQFQ-4201/4202／￥5,500（税込）
LPレコード、2枚組
　
[Side-A]
1. 蒼き日々
2. よい朝を、いとしいひと
3. 待ち合わせの途中
4. 人との距離のはかりかた
　
[Side-B]
1. 劣勢
2. ドーナツの真ん中
3. 体温
4. 手のなるほうへ
　
[Side-C]
1. 枠
2. ETERNAL
3. somewhere
4. 嘘さえもつけない距離で
　
[Side-D]
1. さよならより、優しいことば
2. これから
3. 空から降る一億の星
4. 手紙
　
予約はこちら

　
ベスト・アルバム
『inside』

2026.03.18 ON SALE
XQFQ-4203/4204／￥5,500（税込）
LPレコード、2枚組
　
[Side-A]
1. あいという
2. 最近どうなの？
3. 明日から王様
4. 終わりない何処かへ
　
[Side-B]
1. 傾いた空
2. 砂のよう
3. プレイヤー
4. 東京
　
[Side-C]
1. 空が笑ってる
2. ワンルームダンサー
3. 人間そっくり
4. イキルサイノウ
　
[Side-D]
1. よろこびの吟
2. ボクのために歌う吟
3. 普通の生活
4. 風をめざして
　
予約はこちら

　
ライヴ・アルバム
『plenty ラストライブ「拝啓。皆さま」17.09.16 日比谷野外大音楽堂』

NOW ON SALE
　
1. 拝啓。皆さま (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
2. ボクのために歌う吟 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
3. 空が笑ってる (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
4. 人との距離のはかりかた (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
5. 明日から王様 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
6. これから (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
7. 砂のよう (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
8. 先生のススメ (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
9. 待ち合わせの途中 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
10. ETERNAL (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
11. よい朝を、いとしいひと (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
12. あいという (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
13. ドーナツの真ん中 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
14. 風の吹く町 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
15. 風をめざして (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
16. 傾いた空 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
17. 手紙 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
18. 東京 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
19. よろこびの吟 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.33)
20. 空から降る一億の星 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
21. 嘘さえもつけない距離で (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
22. 人間そっくり (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
23. さよならより、優しい言葉 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
24. 枠 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
25. 最近どうなの？ (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
26. 蒼き日々 (Live at 日比谷野外大音楽堂 2017.09.16)
　
配信はこちら