Japanese
DYGL、USツアー直後に制作した楽曲のデモ音源を東名阪ツアー会場限定リリース。全9都市を巡ったUSツアーの様子も公開
2023.06.02 19:00
DYGLが、デモ音源の単独ツアー会場限定でのリリースを突如アナウンスした。
昨年11月にタイで行われた"Maho Rasop Festival"への出演をきっかけに海外でのライヴ活動を再開。3月には全9都市を巡るUSツアーを行い、2019年ぶりにアメリカの地を踏んだ。現在、9月に韓国で開催される"DMZ Peace Train Music Festival"への出演も発表されている。
DYGLが音源をリリースするのは、昨年末にリリースした4thアルバム『Thirst』以後初めてとなっており、アメリカの空気をふんだんに吸収した彼らのモードが反映されたものと期待される。
7月に行われる東名阪ワンマン・ツアーと同時にリリース、そしてライヴにて初披露される予定だ。現時点では詳細はまだ明らかにされていないが、デモ音源は会場限定でのカセットテープとBandcampのふたつの形式でのみリリースされる。
また、3週間で延べ6,000kmを車で移動したUSツアー中にメンバーが撮影した写真を本日6月2日より5日間にわたって公開予定。その道中の風景や空気が感じられるので、ぜひチェックしよう。
▼リリース情報
DYGL
デモ音源
『タイトル未定』
2023.07.03 18:00 ON SALE
※Bandcamp / 会場限定カセットテープの2形態でリリース予定
収録曲数: 未定
▼ライヴ情報
[DYGL 東名阪 Tour'23]
7月3日（月）渋谷 CLUB QUATTRO（SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV. "NEW VIEW"）
7月5日（水）大阪 LiveHouse ANIMA
7月6日（木）新栄シャングリラ
OPEN 18:00 / START 19:00
[チケット]
￥4,800（税込／ドリンク代別途必要）
■一般発売：https://eplus.jp/dygl/
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4thアルバム『Thirst』以降「Acervation」、「Shadow」という2作のシングルを発表してきたDYGL。そこに続くEPは、これまで以上にアンサンブルの生々しさ、エモーションをぶつけ音をかき鳴らすエネルギーや、バンドのグルーヴが封じ込められた作品となっている。ソリッドでスピード感のある縦のビートやキレのいいリフによる「Crawl」、スピンする感情のうねりに引っ張り込んでいく「Drag」の勢いや「Evil」でのノイズ等、そこには渇きから手を伸ばし刺激を求め続けるバンドの貪欲さが迸る。ポストパンクや'90sオルタナティヴの香りが漂うのもそれゆえだろう。香港のバンド、ARCHESのJackによるパンキッシュなアートワークともハマっている。（吉羽 さおり）
