Japanese
SHIT HAPPENING
Skream! マガジン 2018年01月号掲載
2017.12.06 @新代田FEVER
Writer 吉羽 さおり
2016年10月24日、"SHIT HAPPENING 活動休止TOUR~DEPARTURE~"の最終日、渋谷TSUTAYA O-WESTでのライヴをもって活動休止したSHIT HAPPENING。約1年の充電を経た4人が、この日ステージへと戻ってくる。"SHIT HAPPENING 復活ワンマンツアー~Reload~"と銘打って、全4ヶ所を巡るツアーの初日となった新代田FEVERは、平日ながら満員の観客で熱気に満ちていた。たっぷりと期待が注がれたステージにまず登場したのは、岩瀬晃二郎(Gt/Cho)。"ただいま!"と声を上げ、続々とメンバーが登場するなかで"マジで最高の1日を作ろう"と観客を盛り上げると、1曲目「Sign」がスタートした。疾走感溢れるバンド・アンサンブルで、この先にあるすべてを信じて進むことを歌う曲は、復活を幕開けるメッセージとして相応しい。力強くエモーショナルな小野﨑建太(Vo/Gt)のヴォーカルに、観客の手が上がって、晴れやかにバンドとしてのリスタートを切った。
続いて、早くも新曲「Photograph」をプレイ。この曲は、今回の"Reload"のワンマン・ツアーに先駆けて公開された、ツアー・トレーラーで流れていた曲でもある。会えなかった時間をも埋めていくエネルギッシュな演奏と、梅田貴之(Dr/Cho)、今瀬智成(Ba/Cho)による力強く心情を描いていくようなビートに、フロアから自然と手拍子が起こった。そして勢いを止めないまま、「Come Back 17」へと続いていく。「Second Life」、「Paralysis」など前半はスピード感のある曲が並び、ライヴ定番曲はもちろん、バンドの初期の作品から最新の曲も選曲したセットリストとなっていて、SHIT HAPPENINGのオール・タイム・ベストと言えるライヴだ。活動休止ツアーも同様にバンドのベスト的な内容だったが、今回のツアーでは" Reload"というタイトルどおりに、もう一度SHIT HAPPENINGというバンドが紡ぐ想い、それぞれの個性と、4人でひとつのサウンドを織りなしていくことの強さに、しっかりと向き合って再構築した、細やかな心配りを随所に感じる。久しぶりのバンドとしてのライヴに嬉しさを爆発させつつも、ステージから放たれるサウンドやバンド・アンサンブルは、その曲の背景、情感、メッセージをより色濃く伝えるものとなっている。
中盤に披露した「RAIN」などミディアムな曲は、そのドラマチックな歌を繊細に描き、また「FRUSTRATION」ではアップダウンする心の変拍子をダイナミックに響かせ、軋むギターで表現した。1曲1曲が、濃い。
後半は、メンバーで過ごした学生時代を思い起こしながら、年齢を重ねて周りが大人になって変わっていくなかで、変わらぬ関係性で今こうしてバンドをやっている不思議さを、小野﨑が語る。その学生時代の青く、甘酸っぱい想いを「Kamihikouki」に乗せ、再び「BUSTER」、「Summer」、「透明人間」とアグレッシヴな曲で飛ばしていった。ラストに据えた曲は、「End」。オープニングを飾った「Sign」と同じく、2012年のアルバム『NO RAIN NO RAINBOW』に収録された曲で、憂いを超えてこの先を紡いでいく、自分の未来を描いていくことを歌ったこの曲に今の思いの丈を乗せて観客へと手渡した。"復活"という堅苦しいものよりも、"あの日"からの続きをちゃんと見せてくれたステージだった。
アンコールでは、2018年1月にニュー・アルバムをリリースすることと、2月からリリース・ツアーをスタートすることがアナウンスされた。そして、活動休止という、バンドの歩みを止めてしまうことは怖かったが、今日この日を迎えられた幸せを感じていると語りながら、新曲「東京」を披露。もともと活動休止中に小野﨑がソロで弾き語りで歌ってきたという「東京」のエモさ満点のSHIT HAPPENINGバージョン。また、バンドの始まりとなった1stシングル「Train」も披露し、今も色褪せない衝動感で走り続ける4人の姿も見せてくれた。

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