LUA

Japanese

2023年12月号掲載

LUA

"ミクスチャーポップス"をテーマに掲げて活動するシンガー・ソングライター／ギタリスト LUA。中性的なハイトーン・ヴォイスとキャッチー且つ個性的な楽曲は、スガシカオや川谷絵音などの著名アーティストからも高い評価を得ている。そんなLUAが、このたび8thシングル「知りたい」を配信リリース。今までやってみたかったアイディアを全部詰め込んだという本作について訊くべく、メール・インタビューを実施した。

－Skream!初登場になります。自己紹介をお願いします。

初めまして。シンガー・ソングライター／ギタリストのLUAと申します！生まれは千葉県市川市で、4歳までハワイのホノルルで過ごし、出身は佐賀県唐津市です。

－音楽性について教えてください。

様々なジャンルの音楽に影響を受けてきた経験から、"ミクスチャーポップス"というテーマを掲げて活動をしています。ふたつ以上の音楽ジャンルをミックスしたうえで、必ず"ポップス"という枠組みに収まるように意識しながら制作を行っています。"ポップス"にこだわる理由は、子供の頃からポップスを聴くのが大好きで、いつか自分もイヤホンやスピーカーの向こう側の人になってポップスを作りたい！と思っていたからです。そして今でもずっとポップスに恋焦がれています。

－どのような音楽に影響を受けていますか？

LUAの音楽性のルーツになっているアーティストを10組選んでみました。Michael Jackson、PRINCE、EARTH, WIND & FIRE、OASIS、山下達郎、スガシカオ、山崎まさよし、NUMBER GIRL、ゆらゆら帝国、椎名林檎。

－最新デジタル・シングル「知りたい」のリリースおめでとうございます。今の心境はいかがですか？

ありがとうございます！「知りたい」は今までやってみたかったアイディアを全部詰め込んだチャレンジングな楽曲なので、リスナーのみなさまからどういう反応が来るのかリリース当日までドキドキしていました。結果、多くの方々からとても嬉しい反響をいただけたのでまずはホッとしております。ここからさらに多くの人たちに届けられるように、引き続きプロモーションを頑張ります！

－「知りたい」のテーマやコンセプトを教えてください。

シンプルなラヴ・ソングのつもりで書き始めたのですが、いざ完成してみると私の恋愛観が濃縮された、少し普通とは違うタイプのラヴ・ソングに仕上がったのかなと思います。弱みや本音をなかなか見せてくれない彼女に翻弄されるというような歌詞なので、サウンド面でも何度も転調を繰り返すジェットコースターのような展開にして、翻弄されている様を表現してみました。

－「知りたい」の制作にあたって作曲で意識した点や、苦労したポイントはありますか？

1曲の中で何度も転調したり、リズムが変わったりするので、小難しい曲に聴こえないようにバランスを取るのに神経を使いました。

－MVもありますね。こちらの見どころを教えてください。

8作連続でタッグを組んでいる"neri"さんというクリエイターの方が全編手描きのアニメーションMVを制作してくれました。LUA作品の過去のMVのセルフオマージュや、有名な映画のパロディ要素も入っていて、とにかく観ていて楽しくなるMVです！特にラスト・シーンの盛り上がりは必見なので、ぜひ最後までご覧ください（LUA公式YouTubeチャンネルにて公開中です）。