Japanese
HANCE
Interviewer:吉羽 さおり
何かを解決するというよりは休憩所のような、"ここでちょっと休んでいいよ"という音楽でありたい
-そういうことでは、頭の中にまず何かしらの映像がありきで、そこに音を当てはめていくような音楽の作り方ですか。
おっしゃる通りで、頭の中に映像を浮かべてそこにメロディや歌詞、音を寄せていくという作業なので。僕の中ではMVを撮り終えたときに全部が完結する感じなんです。今回、9月にスイスのチューリッヒに行って『BLACK WINE』収録の4曲のMVを撮ってきたんですけど、中でも「十字星」は、僕が今までMVを撮ってきた中で初めて、曲を作ったときに頭の中にあった映像をほぼ100パーセント再現したMVになりました。そういう場所を必死で探して、しかもタイミング的に月も出ていてとか、いろんなラッキーが重なってそれが実現できたので。その映像を自分で撮影をしているときはずっと鳥肌が立っていましたね。
-本当に、音楽家であり映像作家みたいな感じもありますね。
おそらく僕に一番影響を与えたのは、母方の祖父なんです。祖父は産婦人科医でありながらクラシックの指揮をやっていたりと、僕と同じようなパラレル・ワークの走りみたいなことをやっていて、ものすごい数のレコードのコレクションがあって。クラシックやジャズ、ブルース、シャンソン......いろんなレコードがあったので、そこから僕も影響を受けているんですけど。僕たち孫が遊びに行くと、祖父はよく8ミリ・ビデオで撮ってくれていたんです。それをさらに試写会みたいな感じで大きなスクリーンで見せてくれるんですけど、そのときに祖父が、収集していたレコードの中から本人的にその映像に一番合うだろうなというレコードを選んで、音楽を流しながら見せてくれるんですね。そこで僕はものすごく衝撃を受けたというか。まったく別の世界がそこにできあがるという感動が、幼い頃に体感しとしてあって。その当時MVというものは世の中にあったのかな......少なくとも祖父は知らなかったと思うんですけど、いわばMVみたいなことをやっていたんですよね。それが自分のクリエイティヴィティの初期衝動みたいなところに繋がっているんじゃないかなと思っていますね。
-頭の中にある映像に音をはめていく感覚ということですが、実際に曲作りはどのようにやっているんですか。
いろんなパターンがあるんですけど、ギターをジャカジャカと弾きながら作ることもあれば、メロディと映像が頭に浮かんで、それをメモ的に口でレコーダーなどに吹き込んでいることもあって。僕はアカデミックな音楽教育を受けていないので、楽譜すら読めないですけど、ふと自分に毛羽立つような感覚になるときに、メロディとかを録っておくという感じなんです。そこからアレンジをするときに、バラードみたいなものがアップテンポになったりとかもあるんですけど。絶対に外せないフックになりそうなものは必ず自分で吹き込んでおいて、それをアレンジをやってくださる方にお伝えするようにしていますね。1曲目の「BLACK WORLD」の冒頭は、デモ段階は全部口で"♪パパパパッパッパッパ~"と歌ったものを忠実に管楽器で表現していただいてます(笑)。
-アルバムの導入として、「BLACK WORLD」はまさに何が始まるんだろうというオープニング感がありますね。今回はよりホーン・アレンジが効いていて、エモーショナルで瀟洒な印象ですが、サウンド面での挑戦というものは何かありますか。
最後の「眠りの花」は、おそらく今まで自分がリリースしてきた中で一番長い曲で、長い曲にもかかわらず4つしかコードがない曲で。
-その音の余白も美しく、叙情的な曲ですよね。
他の作品はもうちょっと肉感的に作るというか、起伏を作ったりいろんな肉づけをして作っていくんですけど、「眠りの花」に関しては、いろんな音をコラージュしながら表現するという、違った作り方をしている感じがありました。
-それはアルバムのラストに入るという想定のもとですか。ドラマの終わり、アウトロを担うイメージというか。
そうですね、今回のアルバムは最初の「BLACK WORLD」と最後の曲「眠りの花」というのが大きなポイントになっていますね。「BLACK WORLD」は今の世の中──特にこの数年は戦争が起きたり疫病が流行ったりと、これからどうなるんだろうというのをみなさんも感じていると思うんです。そういう、自分たちではコントロールできない大きな存在、という意味での世界を表現しました。逆に同じ世界でも「眠りの花」は非常に内省的と言いますか、自分ひとりの部屋にこもって、世界に対して自分の気持ちになかなか折り合いをつけられない、悶々と日常のなかで考えていくタイプの曲ですので。同じ"世界"ですけど、世界そのものと自分を視点としたものがあって、今の世の中をどうやって生きていこうか、というところがアルバムの大きなテーマとしてあるのかなと。ただ人生の中では、恋もすれば、誰かを失って傷ついたり、逆に楽しいことがあってワクワクしたり、いろんなドラマがあると思うんですけど、それをアルバムで表現したというものなんです。それは僕がこれまでの20年間でたくさんの曲を作ってきたからこそ、できたことなのかなとも思いますね。
-作品全体にはどこか孤独感が漂います。それは決して寂しいという意味合いではなくて、ひとりの時間の大切さや、そこでの喜びや悲しみがありという、そこで培う自身を大事にされているなと感じるものです。この孤独というのは何に所以するものだと思いますか。
僕は日本人ではあるんですけど、あまり日本的な感覚ではないのかもしれないですね。それはなぜかというと、僕は母が敬虔なクリスチャンでしたので、物心つく前というか、保育園、幼稚園の頃から自分と世界とか、自分が死んだらどうなるのか、死んだあとはどうなるかとかを考える環境にあって。それを誰かと対話するというよりは、自分の中でそういったことを考えたり、こういうことなのかなと小さい頃から悶々と考えるような、ちょっと暗い子供だったので(笑)。それは、このアルバムに限らず自分が生きてきた中でずっとあったもので、今後も続くものだと思うんです。ただおっしゃる通り、孤独というものを否定的に捉えているかというと、必ずしもそうではなくて。孤独だから、誰かと繋がることもできると思っていますし。特に音楽に関しては、どこか希望を自分も感じたいですし、自分の曲を聴いてくださる方にも感じていただきたいので。ただ誰かと共有してワイワイする希望ではなくて、内なるところから湧き上がってくるような、微かなものでもいいんですけど、そこに希望や光みたいなものが感じられたらいいなと思っていますね。
-また今回のテーマということでは、生と死、白と黒など対極にあるものも示されていますね。
そもそも音楽は、なかなか言葉では言い表せないものや断定的に言いづらい部分、その隙間のところを表現するものだと思っているんです。今の世の中はあまりにも対立構造がありすぎて、みなさん慣れてきているかもしれないですけど、僕はずっと慣れないんです。国同士の戦争もそうですし、コロナのときも対立構造が生まれましたし、今で言うとジェンダーの問題でも、どちらの意見が正しいか正しくないか、という議論が意識しなくても入ってくるじゃないですか。そこに対しての違和感みたいなものがずっとあるんです。もっと曖昧な、いわばグレーゾーンのところにたくさんヒントがあったり、人が何かを解決しなくても、そこで共感できたりする美しさや希望みたいなものがあったりするのかなと思うんです。あまりそこにフォーカスが当たらずに、どっちのサイドかというところにいきがちなのが、僕はずっと違和感がありますので。そこは今回のアルバムでも表現したかった部分でもありますね。
-それが声高にステートメントとして発するものでなく、物語として描かれていく、何かそこから感じさせてくれるものとなっているのがHANCEさんの音楽なのでしょうね。
もちろんそういう、テーマを明確に伝えるような音楽は必要だと思いますし、僕も大好きなんですけど。自分が表現するとなったときに、何かを解決するというよりは休憩所のような(笑)、"ちょっと休んでいいよ"という、座る? みたいな音楽でありたいなと。
-こうして話をしているとHANCEさんはすごく理路整然としていて、いろんな考えを構築してお話しされていますが、音楽の中にいるHANCEさんはめちゃくちゃエモーショナルですよね。
そうですね(笑)。今の対立構造の話もそうですけど、どちらかによった瞬間に必ず反対側を見ようとする癖があるので。速い曲ばかり聴いてたら、遅い曲が聴きたくなったりとかもそうですし、自分の感覚の中でバランスを取ろうとするんでしょうね。なので、感情的には出しているけれども、歌詞の部分では淡々とした内容であったり、サウンド面でそれを中和したり。そういうところは、HANCEのクリエイティヴでは結構意識していますね。
-なるほど。
サウンド面ではアコースティックなものもあれば、そこに無機的なものも同居させたくなるとか。大人の音楽ってそういうことなのかなっていう気もするんです。いろんなバランスを見て心地よさを感じたり、でも熱量がなくなったわけではないから熱量も欲しいよねとか。たぶん、どんどんわがままになっていると思います。
-そのわがままを実現できるスキルやキャパを身につけていると(笑)。
周りの方の助けもいただきながらですけどね(笑)。
-いろんな経験を踏まえて、今はめちゃくちゃ音楽制作っていうものを楽しんでいる状況でもありますかね。
楽しいですけど、僕はインディペンデントでやっているので、会社で言う営業とか総務、経理とかを全部ひとりでやらないといけないので。めちゃくちゃ大変です(笑)。本業のほうともバランスを取らないといけないですしね。大変ですけど、そのひとつひとつが今できることで、今しかできないと思ってやっているので。今やれることやりたいこと、行けるところ、観れるものは全部やっていこうという気持ちですね。
-ここから先に見据えているもの、実現させたいことはありますか。
音楽をやって、海外にMVを撮りに行ったりもしていますけど、そもそも旅行も好きですし、仕事自体も楽しいので、全部やめる気がないんです。好きなものは全部やっちゃえというタイプなので。自分の会社のスタッフにもことあるごとに"好きなことは欲張って全部やっていいよ"って言っているんです(笑)。
-その、なんでもやってみたいっていう貪欲さとか、実際に動きだすエネルギー、バイタリティってHANCEさんがもともと持っているものなんですか。
いや、僕はものすごく臆病で、目立ちたがり屋の引っ込み思案というタイプで(笑)。アルバムを聴いていただいてもなんとなくわかると思うんですけど、本来、まったくアグレッシヴな人間ではないんです。でもひとつ言えるのは、自分がある程度歳を取ったということだと思います。僕の母はガンで40代で亡くなっているんですが、僕は今ほぼ同じくらいの年齢になって。つまりはもう、いつ死ぬかわからないという感覚もあるんです。HANCEの活動は終活なんですよ(笑)。明日死ぬかもしれないという気持ちでやっているので、逆に言えば変な気負いもなくて、やめたくなったらやめる自由もあるし。明日、明後日死ぬかもしれないから、今好きなことをやってもいいかなという、そういう気楽な感覚もあるんですよね。そういうことで言えば10~20代の頃の、未来のことばっかり考えて頭の中が押し潰されそうだった自分に比べたら、すごく自由になっているなとは思いますね。
RELEASE INFORMATION
HANCE
2ndアルバム
『BLACK WINE』

2023.12.13 ON SALE
[Destino musica]
1. BLACK WORLD
2. モノクロスカイ
3. Dancing in the moonlight
4. 螺旋
5. シャレード
6. 或る人
7. left
8. 炎心
9. 十字星
10. シャーロックの月
11. snow sonnet
12. 眠りの花
配信はこちら
LIVE INFORMATION
"HANCE〜Premium LIVE in Tokyo"
2024年1月27日(土)東京 月見ル君想フ
OPEN 18:00(メンバーシップクラブ会員様) / 18:15(一般のお客様)
START 1部 18:30 / 2部 19:25
[チケット]
¥7,000
チケットはこちら
詳細はこちら
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Damiano David(MÅNESKIN)
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藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
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