Japanese
Oh No Darkness!!
2019年10月号掲載
Member:ちさと(Vo/Ba) クボ(Gt)
Interviewer:山口 智男
ヘヴィな轟音と浮遊感あふれる女性ヴォーカルのアンバランスの妙が早耳のリスナーの間で話題になっていた大阪のオルタナ・ロック・バンド、Oh No Darkness!!(以下OND!!)。今年3月、"ツタロックフェス2019"でオープニング・アクトを務め、さらなる注目を集めた彼らが初の全国流通盤となるEP『Oh No Darkness!!』をリリースする。これまでのベストと言える自信作を完成させたメンバーふたりにインタビュー。
-結成は2015年1月だそうですね。どんなふうに始まったのでしょうか?
クボ:それまで大学の軽音サークルでコピー・バンドをやっていたんですけど、4回生のとき、思い出作りにライヴハウスに出られるバンドを組もうということになりました。ほんとはライヴを1回だけして終わりと考えていたんですけど、なんか楽しくなっちゃって続けることになったんです(笑)。
-どんなバンドのコピーをやっていたんですか?
クボ:一番やっていたのは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONでした。結成したときにいたヴォーカル/ギターを含めメンバー全員が好きだったんです。
ちさと:あとはSUPERCARとか、Base Ball Bearとか、フジファブリックとか。
-現在のOND!!と通じるところもあるとは思うのですが、ちょっと違うようにも感じられます(笑)。
クボ:そうですね(笑)。アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)も好きだったんですけど、同時に海外のオルタナ・バンドも好きで。実は、高校の終わりぐらいから曲作りをやっていたんですけど、オリジナルをやるバンドを組めないまま4回生になってしまったんですよ。だから、このバンドを組んだとき、"やっと作り溜めていた曲を発表できる!"と思いました。このバンドには自分のやりたいこと、それまで我慢していたものが全部詰まっているんです。
-ところで、結成したときにはヴォーカル/ギターのメンバーがいたんですね?
ちさと:今とはちょっと違うバンドだったんです。
クボ:僕が作っていた曲は、もともとオルタナ寄りだったんですけど、そのヴォーカル/ギターが作っていた曲は、"パワー・ポップいいよね"みたいな感じで。
-ヴォーカル/ギターのメンバーがやめて、ちさとさんがリード・ヴォーカルを取るようになった、と。ちさとさんはもともと、ヴォーカル志望だったんですか?
ちさと:いえ、全然。そもそも最初は"手伝ってよ"、"いいよ"ぐらいの感じだったんです(笑)。ただ、ヴォーカル/ギターがいたときもクボが作った曲は、私が歌ってたんです。
クボ:僕は歌いたくなかったので(笑)。
ちさと:クボの曲が好きだったっていうのもあるし、うちの声がクボの曲に合う気もしたし、面白いことができるんじゃないかとも思ったので、やってやろうぜってなりました(笑)。
-自分が作った曲は、女性に歌ってほしいという考えがもともとあったんですか?
クボ:そうですね。ギターがうるさいサウンドに女性ヴォーカルっていうバンドがずっとやりたかったんです。
-じゃあ本当に、今やっているサウンドは昔からやりたかったもので、クボさんの中では、自分たちがどんな音楽をやりたいか、最初からはっきりと決まっていたんですね?
クボ:はい、決まっていました。それを実現させるためにライヴも音源も頑張っているところです。
-そして、結成から4年8ヶ月。これまでミニ・アルバム2枚、シングル3枚を、会場限定および通販でリリースしてきたOND!!が今回、初めての全国流通盤をリリースするわけですが、どんな気持ちなのでしょうか?
クボ:結成前からある曲や、ずっとライヴでやってきた曲をまとめて、"これがOND!!だ"と言えるものになっているので、それをどういうふうに聴いてもらえるのかワクワクしています。
ちさと:やっとスタート地点に立てたという気持ちです。
-今回の作品には、すでにリリース済みの6曲が収録されています。新曲を入れることもできたと思うのですが、なぜ、そういう選曲になったのでしょうか?
クボ:最初に出した2枚のミニ・アルバムは録音もミックスも全部、自分たちでやったので、やりたいようにやってはいるんですけど、音質のクオリティという意味では、満足できるものではなかったんです。だから、その2枚は廃盤にして、3枚のシングルを録ったときと同じエンジニアさんと録り直して、より多くの人に聴いてもらうためにちゃんとしたクオリティで作りたかったんです。
ちさと:ゆくゆくはアルバムをリリースしたいからということで、新曲を録ったりしていたんですけど、1枚目ってことを考えると、やっぱりこの6曲なのかな。
-今回の6曲は今でもライヴでやっている曲ばかりなんですか?
クボ:半分は絶対、ライヴでやる曲。もう半分はライヴではあまりやらないけど、改めて音源にしたかった曲です。
-ライヴでやるのは、どの曲ですか?
クボ:「火星年代記」と「CAST」と「How To Listen」です。
-ライヴではやらないものの、録り直したかったという「A-90」、「Escape」、「Bossanova!!!」は、何かしら思い入れがあるということですよね?
クボ:一番思い入れがあるのは「A-90」。パソコンで同期を出しながら一時期、ライヴでもやっていたんですけど、パソコンが壊れてからできなくなっちゃって。でも、結成前からある、一番歴史のある曲なので気に入っているんです。その曲に日の目を見せてあげたくて(笑)。「Escape」は、思い入れとはちょっと違って。僕はオルタナも好きなんですけど、こういう明るい曲も好きなんですよ。どちらかだけに偏りたくなかったと言うか、名刺代わりの1枚なので、バンドが持っている幅広さを表現するにはぴったりだと思って入れることにしました。
LIVE INFO
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号









