Japanese
イトデンワ
2017年02月号掲載
Member:NatsuMi(Pf/Vo)
Interviewer:秦 理絵
-大学1年生のときに結成してから、いまは3年生になったわけですけど。活動してきたなかでトピックだなと思うことはありますか?
最初のころは本当に誰も知らないみたいな状態じゃないですか。そこからバンドが好きな人に少しずつ名前を知ってもらえたきっかけは、"RO69JACK 2015"で映像審査まで進んだことですね。その次には行けなかったんでけど。それが最初に出せた結果というか。
-入賞とまではいかなかったけれど、ああいう応募数の多いオーディションで客観的に評価されたっていうのは手応えも......。
感じちゃいますよね(笑)。でも、壁は高かったなとも思いました。
-今回リリースするミニ・アルバムは初の全国流通盤でもあり、休養明けでもあり、いろんな意味でスタート感がありますね。
そうですね。休止をする前の最後のライヴのMCで、"病気で休止するけども、病気が治っただけで戻ってくるつもりはない"って言ったんです。"戻ってくるなら、バンドとして何らかの変化をして戻ってくるよ"って。なんか、病気しちゃうこと自体もかっこ悪いなと思ったんですよね。仕方ないことだったかもしれないけど、健康であることが一番大事だし、それができなかったことに悔しい気持ちがあって。休止前はこの先のバンドについて考えられないぐらい追い詰められてたんです。それで"バンドとして、大きな説得力を持って戻ってくるから、期待しててください"とか言っちゃったから、それをこういう形で作品にできて、しかも全国流通で出せたので内心すごく安心してます。
-今回の『白線を辿る』は、ピアノ、ベース、ドラムっていうシンプルな3ピースの可能性をすごく感じる1枚だなと思いましたけど、どういう作品を目指してたんですか?
いままでのイトデンワと大きく変えるつもりはなかったんですけど、聴き手を意識した作品にはなったと思いますね。それまでは自分が歌いたいことを歌ってたんですけど、より聴きやすいように、日常にありふれたことの延長にあるものを曲にしたんです。
-プロデューサーに上田健司さんを迎えてますけど、そういう経験も初めてですよね?
これまでも大学の講師の方からアドバイスをもらって作ることはあったんですけど、完全にアレンジの段階からっていうのは初めてですね。イトデンワが7月31日に出した音源を、上田さんが気に入ってくださったみたいで。"すごい原石だから、もっと良くするためにはどうしたらいいか考えよう"って連絡をもらったんです。
-上田さんはもともとthe pillowsの初代ベーシストでもあるから、ベースのクサマさんはまた特別な想いもあったんじゃないですか?
意気投合してましたね。私は全然わからないんですけど、クサマはすごくエフェクターを詰め込んで、ベースでギターのような音を出してたりもするんです。そういうのを"面白いね"って言ってくださったり、やりたいことを尊重してくださるから、アドバイスも納得できるんです。良いプロデューサーさんに出会えたなって感謝してます。
-上田さんは今回イトデンワをどういう方向に導いてくれたんですか?
ライヴ感を大切にしてくれましたね。多少のミスは気にしなくていいって言われました。いまはヴォーカルも機械で直せちゃうじゃないですか。でも、ほぼほぼ直さないでやるからって言われたので、すごく練習して歌いました。修正しないっていうのがひとつの大きなルールになってきたので、そのぶんすごく集中しましたね。
-"どうせ直せばいいや"ってやるのとは絶対に違いますね。
そうですね、全然違う緊張感がありましたね。
-上田さんはイトデンワのどういう部分に可能性を感じるって言ってましたか?
曲と歌の空気感だったりをすごく褒めてくださいました。プロデューサーの好みで空気感が変わるっていうこともすごくあるので、もしかしたらそれを壊されちゃうんじゃないかって、お会いするまで心配で。でも、上田さんはその空気感をもっと引き出そうとしてくださったんです。まだお会いしない段階からイトデンワの空気感を読み取ってくださって、上田さんが好きなものともどこかで重なったのではないかと思います。
-イトデンワの曲はギターレスだし、中には静かな曲もあるんだけど、とてもスリリングなロック・アルバムだと思うんですね。そこはこだわってないんですか?
あぁ、本当にそうなんですよね。上田さんも"ロック・バンドだから"って言ってました。いま思い出しました(笑)。
-これをギターレスでやってるのが斬新だなと思います。
実は......"我こそは"みたいな感じで、"ギターを弾かせてください"みたいな連絡はあるんですよ。すごくありがたい話ではあるんですけど、イトデンワはこのままでっていう感じで、お断りしてるんです。やっぱりこの編成にもこだわりは強いですね。ピアノとギターが両方いるバンドも多いじゃないですか。でも、ギターに対してピアノの存在が負けちゃう部分があるような気がして。逆にピアノを引き立てると、ギターが装飾みたいなバンドになっちゃうんですよ。ピアノがずっと鳴ってる中でギターは飾りつけ、みたいな。そんな弾き方を好んでやるギタリストが周りにいなかったので、その部分はクサマがベースで補ってるのがちょうどいいんです。だから必要ないっていう言い方はちょっとキツいんですけど、私たちはこのままでやってみたいんですよね。
-最初は気軽に始まった3人編成のバンドだけど、それがいまはこだわりになってる。
そうですね。
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