Japanese
Schloder
2010年08月号掲載
Member:(赤)Takafumi Tachiyama(Vo&Gt) (黒)THE MC Yamada(Dr)
(青)よねざわ やすゆき(Gt&Cho) (黄)Monna(Ba) (紫)Ami Kond
Interviewer:遠藤 孝行
神戸発の新世代ポップ・バンドSchloder。現役大学生であるという彼らの楽曲は90年代のギター・ロックやパワー・ポップを基本としながら、疾走感溢れるポップ・パンクやシンセ・フレーズまで飛び出す、いわばミクスチャーなパーティ・サウンド。独特の感性とエネルギッシュなスタイルは“アニソン+パンク”と自ら語る様にとてもオリジナルで魅力的なものだ。そう。“アニソン+パンク”というだけで彼らを一つの色物バンドだと片付けてはいけない。ここに発表された1stフル・アルバムはとても完成度高く、さまざまな音楽への愛情が溢れたような作品だ。今年の音楽シーン台風の眼ともいわれる彼らの第一声をお聞き下さい!
-『C mental graffiti』リリースおめでとうございます。今作が初の全国リリースとなるわけですが、まずは今のお気持ちを教えて下さい。
(赤)Takafumi Tachiyama(Vo&Gt)(以下、赤・たっち):素直にうれしいです。しかし、たくさんの人に聞いてもらえるということで、僕たちも期待にこたえていかないといけないなと。これからのライブや自作の作品に向けてのモチベーションにもつながっています。
(黒)THE MC Yamada(Dr)(以下、黒・やまだ):うれしいっす!あのー、あれです。みなさんの支えがあったからこそなんで。ほんと感謝です。
(青)よねざわ やすゆき(Gt&Cho)(以下、青・よね)このたびは僕たちの作品が全国に並ぶということで、とてもうれしいです。ひとつまた夢が叶ったので、これからも頑張りたいです。
(紫)Ami Kondo(Key&Cho)(以下、紫・あみ):「オラ、わくわくすっぞ!?」って感じです。早く店頭に並んでるとこ見たいです(笑)
(黄)Monna(Ba)(以下、黄・もんな):今まで以上に頑張りまーす。
-『C mental graffiti』は様々な音楽性が詰まったとてもポップ作品で例えるならおもちゃ箱の様な作品だと思いました。バンドとしての手応えはいかがですか?
青・よね:自分たちの今あるベストを出し尽くすことのできた作品に仕上がりました!
黒・やまだ:おもちゃ箱のような作品ということで。なんだろうなー。んー、いろんな要素を詰め込められたかなーと思います。
赤・たっち:僕たちが聞いてもバラエティーにとんだ曲を入れることができたなーと。ジャンルというのにあまりとらわれずに、今の僕たちの音楽性、やんちゃな感じ?(笑)が出せたんじゃないかな。
黄・もんな:おもちゃ箱ということで、みなさんも童心に帰って聴いていただけたらと。
紫・あみ:かなりいいものができたと思います!とにかく聴いていただきたいです。
-アルバム前半は疾走感溢れるナンバーで固められ後半は少しセンチメンタルなナンバーが多い気がします。アルバムのコンセプトとしてはどのように考えていたのでしょうか?
青・よね:コンセプトというのはなくて、自分たちの中でベストだと思えるいい楽曲たちを集めて、それをベストな曲順で並べたら、今回の作品ができました。
-リード・トラックとなっている「Kiss Me Baby」はポップで強力なパンク・ナンバーだと思います。この曲が出来た経緯を教えて下さい。
青・よね:「kiss me baby」のようなシンプルな曲がなくて。疾走感のある曲を増やしたいなと思ったときに、たまたまこういうメロディーができました。すごい悩んだんですけど。ここまでキャッチーな曲を作っていいものかどうか。そこは素直にじぶんがいいなと思ったものを出したいと思いまして。バンドのイメージとか考えずにね(笑)それで、家でしこしこデモつくって。メンバーも家でしこしこフレーズ考えたりしてね。まぁ各パートのフレーズなどこだわったので。ね?もんちゃん?
黄・もんな:え?う、うん。
青・よね:(笑)まぁ、すごいいい曲になったと思います。
赤・たっち:歌詞は、青春の甘酸っぱさを曲のメロディーから感じとって作りました。実体験ではないんですけど(強調)
青・よね:実体験ちゃうんか!(笑)
赤・たっち:自分のだめさに嫌気がさしたとき、それでもそばにいてくれる人のありがたさみたいなものや、ものすげーくずな男が一人の女を愛し続けるっていう一途な感じを表現したいなと思いまして。心温まる詩を書けたと思います。
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