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INTERVIEW

Japanese

Schloder

2010年08月号掲載

Schloder

Member:(赤)Takafumi Tachiyama(Vo&Gt) (黒)THE MC Yamada(Dr)
(青)よねざわ やすゆき(Gt&Cho) (黄)Monna(Ba) (紫)Ami Kond

Interviewer:遠藤 孝行


-では、アルバム・タイトル『C mental graffiti』の込められた意味を教えて下さい。

青・よね:どんな世代の人でも甘酸っぱさというか、そういう青春時代の思い出というものは好きだろうと思ったので、こんなタイトルにしました。

-今作をレコーディングするにあたって苦労した点などありますか?レコーディング中のエピソードがあれば教えて下さい。

黒・やまだ:時間ですかね。キツキツなスケジュールだったので。ドラムは1番最初に録るんで、後に控えたメンバーのためにきっちりかつスピーディーに仕上げました。

青・よね:各曲ともにその曲のカラーが強かったので、その楽曲にあった音色を生み出すのに苦労しました。

赤・たっち:1番苦労したのは4曲目の「SYD」です。何回録っても疾走感とか力強さといったものが表現できなくて。ライブのようなテンションで挑むために服を脱いで録りました(笑)「百聞は一見に如かず」ということで、YouTubeに「たっち覚醒」という動画をあげてるので、それを見てみてください。

黄・もんな:僕は自分のベースでレコーディングしてないんですよ。エンジニアのGEARさんのベースのがいい音を鳴らしてくれましてね。あれ、マジ欲しいっす!(笑)

紫・あみ:よねちゃんと同じく音色ですね。あと、リードギターの邪魔をしないフレーズであったりとか。シンセパートはエンジニアのGEARさんにかなり助けていただきまして。この音をこのタイミングで使うんやーと、逆に勉強させていただきました。

-初のフル・アルバムという事でとてもエネルギッシュな作品になっていると思うのですが、今作を作るにあたって目標としていた作品、またはイメージとしてあったのはどのような作品なのでしょうか?

青・よね:THE BEATLESの「Magical Mystery Tour」ですかね。あのアルバムは楽曲1つ1つが個性が強く、なおかつエネルギッシュなアルバムだったので。そこを1つの目標として考えていました。

-今作はパンクやパワー・ポップ、そしてエレポップやはたまたサルサなど様々な音楽からの影響が伺えます。あなた方の音楽的なバックグラウンドとはどのようなものなんでしょうか?

黒・やまだ:いろいろあるなー。洋楽パンクだったり、最近のギターオルタナだったり、ジャズだったり。うん、いろいろある。

青・よね:僕は最初音楽に触れたのがモーニング娘。で。そこからわけ隔てなくいい曲を聴こうと思って。パンク→UKロック→日本のギターロックと通り、いま最終的にたどり着いたのはアニソンです。

赤・たっち:兄の影響でDEENをよく聴いてて、そこから音楽に興味をもちました。B’z、レミオロメンにもはまりましたね。大学に入ってからは洋楽をよく聴くようになりました。MAROON5、ARCTIC MONKEYSとか。最近はサカナクションをよく聴いてます。

黄・もんな:RED HOT CHILI PEPPERSとか、ミクスチャーの重たい曲をよく聴いてました。

紫・あみ:高校は日本のギターロック→洋楽パンクと聴いてまして、大学入ってからは「いい曲はいい」ってスタンスでいろんなジャンルをつまみ食いしてます。あ、嵐は中学校からずっと好きです。

-メンバー全員現役の大学生という事ですが、デビューするにあたり戸惑いや不安などは無かったのでしょうか?

黒・やまだ:めちゃくちゃありましたー!

青・よね:戸惑いも不安もありましたけど、長年の自分の夢だったんで。そこはやっぱどーーーんとね、いっちゃいますよね(笑)

赤・たっち:ずっと音楽でやっていけたらなとは思ってて。まぁ、このバンドを組んで、どんどんいい方向に向かっていって。不安とかもありますけど、それよりも自分たちの音楽を発信できることがうれしいんで。頑張っていきたいと思います。

黄・もんな:うーん、よくわからないです(笑)

紫・あみ:不安、ありましたねー。まぁあたしはよねちゃんにならついていけると思ったので。「俺が食わしてってやるよ」って言ってくれたんで(笑)