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INTERVIEW

Overseas

CHASE & STATUS

2009年07月号掲載

CHASE & STATUS

Member:Saul(CHASE)&Will(STATUS)

Interviewer:杉浦 薫


-『More Than Alot』についてお伺いします。まず、アルバム・タイトルの『More Than Alot』という言葉にはどのような意味が込められているのでしょうか?

MC Rageが僕らと一緒にタイトルを考えてくれたんだ。“Alot”って言うのはロンドンでは、「すごい!」っていう意味なんだ。だから “More Than Alot”がピッタリだと思ったんだ。

-『More Than Alot』は、クラブでガンガン踊れるトラックばかりですが、全体的にシリアスな趣で、ドラマチックで、歌とはまた別に、トラックそのものにメッセージが込められているように感じます。これについてはいかがでしょうか?

それがまさに僕らが意図した事なんだよ。フロアで盛り上がるだけの曲じゃなくて、車やベッドルームでも盛り上がる曲を作りたかったんだ。何年経っても錆びれない音楽作りを目指してるんだ。

-様々なゲスト・ヴォーカルが参加していますが、そもそも彼らとは友人関係なのでしょうか?彼らとの仕事はいかがでしたか?

PLAN BとTAKURAとは元々友達で、KANOとは曲を作り始めてから親しくなったんだ。DIGGAも昔からの友達なんだ。彼らとの曲作りは素晴らしかったよ。彼らはみんなプロフェッショナルで、LPを沢山一緒に作ったから、スタジオではとてもいい信頼関係の中で制作できたよ。

-曲の歌詞は、あなた達が考えているのですか?もしくは、ゲスト・ヴォーカルに託しているのでしょうか?

「On Streetlife」、「Hurt You & Take Me Away」では僕ら自分たちで詞を書いたよ。他のトラックに関しては、それぞれのボーカリストが詞を担当したんだよ。

-DRUM'N BASSを土台に、様々なゲスト・ヴォーカルを迎えているという点において、同じイギリスのアーティスト、THE QEMISTSとの共通性を感じます。JENNA Gと共演していることも共通していますよね。彼らとの交流はあったりするのでしょうか?また、THE QEMISTSの音楽をどう思いますか?

俺ら自身は、彼らと比べたりはしないよ。でも彼らはいい奴らだし、彼らの成功を祈ってるよ!

-CHASE & STATUSをブッキングすることはとても難しいようですが、是非日本盤がリリースされるタイミングでの来日を期待したいです!また、今年3月には京都のパーティーに出演されたようですが、初めての京都はいかがでしたか?

京都は素晴らしかったよ!美しいし、人も素晴らしかった!

-日本の文化について、興味はありますか?また、日本に好きなアーティストはいますか?

日本のアーティストは全く知らないんだ。 MIGHTY CROWNはあの伝説のDAVID RODIGAN以降の僕らの好きなレゲエDJの一人だよ。Willは日本食が大好きなんだよ。