Overseas
PURE REASON REVOLUTION
Member:Jon Courtney (Vo&Gt,Key) / Chloe Alper (Vo&Ba,Key)
Interviewer:佐々木健治
PURE REASON REVOLUTION。哲学者カントの名著から拝借したというバンド名からして、ちょっと気後れしてしまいそうになった。実際、様々な時代や方法論からの影響を独自の解釈で再構築していったようなこのアルバムは、どこか古典的で、非現実的な世界観を創り出している。だが、アルバムを聴いていると、決して敷居の高いものではなく、容易に彼らの不可思議な世界へ入り込める、中毒性の高い作品だ。彼らの教養の深さを感じさせるアルバム『Amor Vincit Omnia』について、Chloe Alperと、Jon Courtneyにメールインタビューを敢行した。
-アルバム『Amor Vincit Omnia』を聴かせていただきました。様々な要素が入っており、独自の世界観が貫かれた中毒性の高いアルバムだと思いましたが、このアルバムの出来について手ごたえはいかがですか?
Chloe(以下C):私の最初の印象では、予想通り本当に大きな満足だったわ。1年以上もこのアルバムに時間を費やしてきたんだから。まだ、完成させることができたということが信じられない至福の時を過ごしているのよ!そういう興奮を抑えて考えてみれば、この作品では、過去の経験から学んだことを活かして、新しい音楽的方向性と視覚的なパッケージを創り上げたわ。これはアーティストとしての私たちを再定義し、強化するものとなったということ。私たちの前にはとてもエキサイティングな時が待っているわ。
-まずはバンドの紹介からお願いしたいのですが、哲学者カントの「CRITIQUE OF PUREREASON(純粋理性批判)」からバンド名をとったとのことですが、何故このバンド名を選んだのでしょうか?
Jon(以下、J):大学で、僕は「天才の構築」という論文のために、いろいろな哲学者に目を向けていたんだ。あるものは退屈きわまりなかったが、あるモノはとても得るところが多かった。カントは後者だ! 僕は「純粋理性批判」を眺めていたんだが、その時にちょうどバンド名を探していたので、いろいろな単語の組み合わせや「優雅な死体」(シュルレアリストのゲームだ)を試しているうちに、PURE REASON REVOLUTIONという名前が思い浮かんで離れなくなったんだ!
-フランス語のタイトルもありますが、それもやはりこのバンド名を選んだバンドの姿勢と関係していますか?
C:私はフランス人のハーフで、ジョンと私はフランスの作家や哲学者の作品に強く惹かれるの。実際、私たち二人はフランスが好きだから、フランス映画や芸術ばかりでなく、パリのエレクトロ・シーンもとても評価している。過去、そして現在のフランス文化やアートの要素が、そちこちで私たちの視覚的な面や音楽的な言語を支えてきたのだと思うわ。
-2003年結成、Alan McGeeのPOPTONES LABELからシングル「Apprentice of the Universe」をリリースされていますが、どういった経緯でこのPURE REASON REVOLUTIONが結成され、デビューへと至ったのでしょうか?
J:1992年(12歳の時)にMTV VMA賞でNIRVANAを見て、本当にびっくりしたんだ。魅了されたよ! そして音楽を創らなければならないと知ったんだ。観客が演奏中にステージの方に押し寄せてきて、KURTのかみそりのようなヴォーカル、フレッシュなサウンド、ギターを壊してしまうし。あのエネルギーにやられてしまった。それから、グランジ・シーンにとりつかれた。最初に夢中になったものだよ。アイドル・ソングの演奏の仕方を覚えたんだ。それから自分の曲を書き始めた。だから、バンドを組むのが自然な流れだった。ただバンドの結成を考えたのは、僕や仲間が楽器を演奏できるようになる前の話なんだけどね(笑)。グランジを聴くようになる前は、音楽に対する関心は、何枚かのコック・ロックのアルバム(DEF LEPPARD、SKID ROW、THUNDERなど)、それに「Ultimate Rave」コンピレーションくらいだったよ。
-一時期は、メンバーの脱退などでバンドの存続自体が危ぶまれた辛い時期もあったそうですが、それが『Amor Vincit Omnia』発売まで辿り着いたのはどういった経緯だったのでしょうか?
C:それほど「辛く」はなかったわ。メンバーが抜けるということは、ライヴ演奏を作り直さなければならないということ。私たちは、一種のリストラを行い、その結果としてバンドがとてもタイトなユニットになった。新しいサウンドでは、これ以上のメンバーは「船頭が多すぎる」状態になるの。そして私についていえば、変化はいつも若返りの始まりだわ。
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