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DISC REVIEW

Overseas

Machineries Of Joy

BRITISH SEA POWER

『Machineries Of Joy』

Release Date : 2013-04-02
Label : Rough Trade

ポップ・ミュージックという大海原を優雅に航海する、BRITISH SEA POWER。一貫した"文明と自然の調和"な文学性、英国伝統的なギター・サウンド、さらに敬意あるマーキュリー・プライズにノミネートされるなど、UKインディー・ロックの良心となる存在感を帯びた彼らから、約2年振り通算5枚目となる新作が届けられた。前作で大胆に取り入れたエレクトロ・サウンドは影を潜め、原点回帰のようなトラディショナル・ミュージック色が出されているが、モチーフとなるは昨年リリースされた6枚のEPシリーズ。トータル33曲もの音源から発展させたものが本作となったが、純粋にやりたいことをクリエイトする姿勢が垣間見える。聴き込めば、波間にたゆたうような心地良さが......。 (伊藤 洋輔)


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UKインディー・シーンで絶大な人気を誇り、"FUJI ROCK FESTIVAL"や"Hostess Club Weekender"への出演で日本でもお馴染みの6人組男女混合ロック・バンド、BRITISH SEA POWERの4年ぶりとなるフル・アルバム。今回はこれまで作品を発表してきたレーベル Rough Tradeを離れて自主レーベル Golden Chariotからのリリースとなり、レコーディング費用をクラウドファンディングで募って制作された12曲を収録している。情緒溢れる静かな歌い出しから徐々に盛り上がる「What You're Doing」に続くキラキラな楽曲「The Voice Of Ivy Lee」への流れが素晴らしく、思わずグッと身を乗り出してしまうほど気分を高揚させるあたりは、百戦錬磨のライヴ・バンドならでは。アルバムを携えての再来日に期待したくなる作品。(岡本 貴之)


Machineries Of Joy

ポップ・ミュージックという大海原を優雅に航海する、BRITISH SEA POWER。一貫した"文明と自然の調和"な文学性、英国伝統的なギター・サウンド、さらに敬意あるマーキュリー・プライズにノミネートされるなど、UKインディー・ロックの良心となる存在感を帯びた彼らから、約2年振り通算5枚目となる新作が届けられた。前作で大胆に取り入れたエレクトロ・サウンドは影を潜め、原点回帰のようなトラディショナル・ミュージック色が出されているが、モチーフとなるは昨年リリースされた6枚のEPシリーズ。トータル33曲もの音源から発展させたものが本作となったが、純粋にやりたいことをクリエイトする姿勢が垣間見える。聴き込めば、波間にたゆたうような心地良さが......。 (伊藤 洋輔)