Japanese
LAMP IN TERREN、活動休止期間突入直前に"覚悟"を彷彿とさせる新曲「New Clothes」MV公開
2018.04.21 00:00
松本 大（Vo/Gt）が本日4月21日に行われるワンマン・ツアー"MARCH"ファイナル公演をもって、声帯ポリープ切除手術のため一時的に活動を休止し、治療に専念することを発表しているLAMP IN TERREN。彼らが、同ツアー会場限定シングル『New Clothes / Dreams』より「New Clothes」のミュージック・ビデオを公開した。
LAMP IN TERREN「New Clothes」Music Video
昨年、松本が25歳という節目の歳を迎えてすぐに書かれた同楽曲は、昨年秋の対バン・ツアーからすでに披露されている。重厚なサウンドとともに圧倒的なライヴ・パフォーマンスでオーディエンスに突き刺すと同時に、制作当時は想定していなかったであろう"ポリープ手術で活動休止"という選択をした松本の現状と楽曲の言葉が相応し、"覚悟の歌"として聴こえてくる。
今回のミュージック・ビデオは、同世代の監督 脇坂侑希と「heartbeat」以来2度目のタッグを組み制作された。タイトルの由来が"裸の王様"の英訳"The Emperor's New Clothes"から派生していることや、松本の葛藤と覚悟がエモーショナルに表現された映像に仕上がっている。
なお、本日4月20日の恵比寿 LIQUIDROOM公演のチケットはソールド・アウトしているが、
ニコニコ生放送にて全編生中継も決定している。こちらもぜひお見逃しなく。
▼生配信情報
ニコニコ生放送
"【LAMP IN TERREN】活動休止前ツアーファイナルライブ独占生中継 ONE MAN TOUR 2018 「MARCH」"
4月21日（土）開場 16:50 / 開演 17:00
17:00～ ミュージック・ビデオ特集
18:00～ ライヴ生中継
※番組の後半はニコ生プレミアム会員対象の放送となります
詳細・視聴はこちら
▼リリース情報
LAMP IN TERREN
ワンマン・ツアー"MARCH"会場限定シングル
『New Clothes / Dreams』
ライヴ会場にて販売中
LIT-002／￥1,000（税込）
1. New Clothes
2. Dreams ※J SPORTS 2018野球中継テーマ・ソング / NiB長崎国際テレビ"あさじげZ"2018年度テーマ・ソング
▼配信情報
LAMP IN TERREN
「Dreams」
配信中
iTunes｜レコチョク
サブスクリプション・サービスはこちら
「花と詩人」
配信中
iTunes / レコチョク ほか
▼ライヴ情報
"LAMP IN TERREN ONE MAN TOUR 2018「MARCH」"
4月21日（土）恵比寿 LIQUIDROOM
※SOLD OUT
▼タイアップ情報
"J SPORTS 2018"
野球中継テーマ・ソング：LAMP IN TERREN「Dreams」
番組サイト：https://www.jsports.co.jp/
※放送日、内容などの詳細は番組サイトをご確認ください
関連アーティスト
LAMP IN TERRENRelated NEWS
LAMP IN TERREN (238)
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
-
"FRAGILE"というタイトル通り、傷つきやすくなった心に丁寧に触れるような、音や言葉のひとつひとつに誠を尽くした全10曲を収録。距離を置いた生活をしなければならない今、中でもまず胸に飛び込んでくるのが「宇宙船六畳間号」。星が瞬くようにキラキラと光るサウンドと浮遊感で、部屋の中から宇宙を描くこの曲。"気持ちと想像で君の形に触れる"、"僕ら確かに繋がっている"の詞に彼らの粋な実らしさが滲む。また、クワイアのスケール感が彼らとしては新しい「EYE」、アコギ片手に松本 大（Vo/Gt）の日常と本音を歌にした「いつものこと」など音像の幅も見せながら、すべてを総括するように、そんな人や世界の危うさと共生していく決意を示す、繊細且つ芯のある表題曲で締める流れも美しい。（稲垣 遥）
-
-
長崎県で結成され、東京を中心に活動をしている3ピース・バンド、LAMP IN TERRENが"希望の光"という想いを込めたメジャー・デビュー・アルバムをリリースする。"この世の微かな光"という意味を持つバンド名を掲げた彼らは、思えばいつも光について大きな意味を持たせていた。全身を震わせて叫ぶような松本大の力強い声で歌われる歌詞には、どこか捨て鉢になっていながらも、決してすべてを諦めないという確かな意志や願いがある。それはまるで届かない光に向かって必死に手を伸ばすようにもどかしく、途方もない姿だが、本来人間はそういうものだ。ろうそくの様に小さくて温かい光がゆっくりと足元を照らしていくような、彼らにとって確かな指針になる作品。（齋藤 日穂）
-
-
長崎出身の3ピースによる1stミニ・アルバム。このLAMP IN TERRENというバンド名には"この世の微かな光"という意味が込められているという。そして、名は体を表すもので、その音楽もまさに"この世の微かな光"を照らし出すようなものだ。曲の主人公は常に"自分とは、心とは、命とは何なのか？"という自問自答を繰り返し、世界の大きさに震え、誰かのことを想い、時に孤独の雨に、時に希望の陽光に晒される。ある意味、人間ひとり分しかない、ちっぽけな歌だ。しかしながら、力強い歌声と荒々しく、しかし煌くようなメロディを奏でる演奏は、人ひとり、その身体にしか宿らない光を確かにその音に刻み込む。この世の広さに比べれば、苦しくなるほどに等身大な"人間"の歌。世界で最もくだらなく愛おしい賛美歌。（天野 史彬）
