Japanese
睡眠船
Member:たすく(Vo/Gt) 伊村 邑一朗(Ba) 岸本 篤志(Dr)
東京を拠点に活動する3ピース・バンド、睡眠船が1st EP『みずのゆくえ』をリリースした。個性的な3者が絶妙なバランスで構築するバンド・アンサンブルで、癖になる人を増やし続けている彼ら。今できることをやり尽くし、時間をかけて丁寧に作ったというEPの制作は、学びも多かったそうで、今後の期待も高まる。本作について、3人にメール・インタビューで訊いた。
-今回Skream!インタビュー初登場ということで、おひとりずつ自己紹介をお願いします。
たすく:ギター&ヴォーカルのたすくです。何とぞよろしくお願いします。
岸本:ドラムスの岸本です。よろしくお願いします。
伊村:ベースの伊村です。よろしくお願いします。
-睡眠船の音楽性についてうかがえますでしょうか。
たすく:いろんなものが混ざってるので一概には言えないですが......一応ジャンルはたしか"オルタナティヴ・ロック"にしていたと思います。浮いてる感じとかたまに言われます。眠くなる、もたまに言われます(笑)。
-バンド名"睡眠船"の由来を教えてください。
たすく:特に深い意味はなくて、語感とか雰囲気って感じですかね。僕が前にやってた活動の中で提案して、ボツになった名前でもあります。
-それぞれのルーツとなるアーティスト、よく聴いていた音楽など教えてください。
たすく:これも一概には......って感じですが、僕はファンク・バンドでギターを弾いたりもします。Pファンクが好きですね。あとあまり脈絡はないかもですが高校生の頃はthe pillows、RADIOHEAD、GUNS N' ROSESをよく聴いていたような気もします。その他いろいろありますが、洋邦のちょっと前のポップスなどなどでしょうか。
岸本:ルーツになっているのは、広義ですがブラック・ミュージックですね。高校時代にギター部という名の、実質軽音部的な活動をする部活に所属していたんですけど、そこの顧問の先生から"黒い音楽を聴け"と言われ続けてました。それが刷り込みとなって、James BrownからPファンクなどのファンク&ソウル、Miles DavisやHerbie Hancockなどジャズも聴いてました。大学時代は音楽サークルに所属していて、ベースの伊村も同じサークルです。そこで今言ったような音楽を演奏していました。精神的な影響でしたら、自身の高校時代に東京事変が出現したのはかなり影響したと思います。
伊村:一番好きなアーティストはBOB MARLEY & THE WAILERSです。それ以外だとRED HOT CHILI PEPPERSもよく聴いていました。僕にとってはAston "Family Man" Barrett(BOB MARLEY & THE WAILERS)とFlea(RED HOT CHILI PEPPERS)が2大ベース・ヒーローです。大学時代はセッション・サークルでソウル、ファンク、R&Bなどを演奏していたのでそのへんの音楽もよく聴いていました。ドラムの岸本さんはこのサークルの先輩です。
-1st EP『みずのゆくえ』のリリースおめでとうございます。今の心境はいかがですか?
たすく:恐縮です! 時間かかっていろいろすいませんといった感じです。
岸本:ついに出たなという感じです(笑)。いろんな人に聴いてほしい。それと、僕はドラムを叩いただけです。そのあとの多重録音やミックスでたすくと伊村がとても苦労して、丁寧に作り上げる過程を見てきました。メンバーふたりには本当にお疲れ様と労ってあげたいです。
たすく:......と謙遜されていますが、メンバーとして岸本さんには制作の進め方の提案やレコ発の企画などなど、演奏以外にもいろいろお世話になっております。
伊村:ありがとうございます。時間がかかってしまいすいませんでした。今の自分たちにできることはすべてやり尽くしたかなと思います。学びも多かったので次回以降に生かしていけたらと思います。
-『みずのゆくえ』のテーマやコンセプトを教えてください。
たすく:仮のテーマは"部屋のさざなみ"でして、そのタイトルはボツになったんですが(笑)、なんというか内省的な感じです。まず今回は室内の空想から、と言ってもスケールが小さくなるわけでもなく......というイメージかもしれません。作品ごとになんとなくイメージがつけられたらいいなと思ってます。こういう言い訳の場があってありがたいです。
-収録曲の中で思い入れのある楽曲や気に入っている曲はありますか? 理由も含め教えてください。
たすく:んー、「水槽」っていう曲のビートは、デモの段階からあんな感じで少しよれたイメージだったんですが、これがバンドで実際にできるとは作ったときは思ってなかったですね。
岸本:「みずのゆくえ」です。この曲、バンドで初めてデモ音源&譜面が届いてからレコーディングまで、たしか1ヶ月なかったと思うんですよね。さらに表面的な曲の難度ではあの曲が一番難しく、ドラム・レックを終えたときにホッとしたのをよく覚えています。
伊村:「リボン」です。睡眠船の世界観をよく表している曲だと思います。
-制作にあたって意識した点や、苦労したポイントはありますか?
たすく:どちらかというと納得できるかに重点を置いたので、やや時間がかかってしまいましたね。マスタリングの段階では西尾(大介/Kirin Mastering/ALOHA/Peach Peach Peach)さんに結構食い下がりました(笑)。
岸本:意識したのかはわからないですけど、僕自身は歌うようにドラムを叩きたいというのがあって。ドラムとしてドッシリ、リズムとして支えるのと、たすくの歌と一緒に歌うように叩きたい気持ちの、中間地点を探りながらドラム・レックをしました。
伊村:宅録やミックスなどひとりで作業する時間が多かったので、完璧を求めるあまりやめどきがわからなくなってしまうことがありました。結局最初のテイクが一番良かったりするので、早めにメンバーに共有して意見を貰えば良かったと反省しています。
-今回楽曲やサウンド以外にもこだわった点があれば教えてください。
たすく:一応アートワークも僕が描いてて、納品するのに色の設定とか規格とかいろいろ調べるのが普通に大変でした。精進します。
-ライヴやツアーなど、これから予定されている活動はありますか?
たすく:今年7月6日に下北沢mona recordsで初のレコ発("睡眠船「みずのゆくえ」release party~modern room『The Sound Gallery Vol.18』~")をやる予定です。僕とドラムの岸本さんが会ったきっかけで、何かと縁のあるシンガー・ソングライターの小野雄大さん、昨年の名古屋遠征("コーヒーもう一杯 vol.29")で演奏に衝撃を受けたバンド Sniff、いつも何かとお世話になってるDJの方々が共演予定です。もしよかったら来てほしいです。
-今後の展望や目標とする場所はありますか?
たすく:あの曲の音源はないのか、といったお言葉もありがたく頂戴するので、目の前にあるものを引き続き形にしていけたらと思います。音楽、映像、アート系などなど知り合いがあまりいないので誰か助けてください(笑)。
岸本:このバンドは、今のところ下北沢のmona recordsというライヴハウスをホームに活動しています。モナレコ(mona records)にはたまに飲みに行くだけのときもあるんですが、あるとき僕とたすくが飲みに行ったときに知り合いから"睡眠船、野音(日比谷公園大音楽堂)いいじゃん!"って言われたことがあって、それは残ってるんですよね。いつか野音で睡眠船の音を奏でられたらいいなと、ぼんやり想像してます。
伊村:ライヴや音源制作など、少しずつ活動のペースを上げていけたらいいなと思います。
-最後にSkream!読者にメッセージをお願いします。
たすく:3ピース・バンドって結構好きなんですよね。もし気が向いたら観に来てください!
岸本:今回の『みずのゆくえ』は、本当に時間をかけて丁寧に作られたEPです。ぜひ聴いてほしいです。
伊村:よかったら聴いてみてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
RELEASE INFORMATION
睡眠船
1st EP
『みずのゆくえ』
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