Japanese
Kotone(天神子兎音)
Interviewer:宮﨑 大樹
ネット・カルチャー発の音楽が、日に日に存在感を増している日本の音楽シーン。今や"ネット・カルチャー発"とひと言で括れないほどの多様性を見せているなか、今回Skream!に初登場するのは、昨年末にメジャー・デビューを果たした神様VTuberのKotone(天神子兎音)だ。こちらの神様が歌い上げるのは、繕われた品行方正な言葉ではなく、痛快に表現された若者の"反骨精神"や"日々の不満"。そんな、ティーンエイジャーの代弁者とも言えるKotoneが、メジャー2ndシングル『Autonomy』をリリースした。アグレッシヴなデジロックの表題曲と、演奏にイシダレイジ、堀江晶太(PENGUIN RESEARCH)、ゆーまお(ヒトリエ)が参加したカップリングは、いずれもSkream!読者の心に刺さりそうだ。本作とKotone自身に迫るべく、メール・インタビューを敢行した。
-今回がSkream!初登場です。本誌に"神"という存在が登場することもおそらく初めてですので、まずは読者に向けて自己紹介をお願いします。
はじめまして、神様バーチャルYouTuberとして活動しつつ、アーティスト Kotoneとして活動してる天神子兎音です!! バーチャルYouTuberを知らない方がたくさんいると思いますが、ここから少しでも興味を持っていただけたらいいなと思います!
-昨年2020年12月23日にメジャー・デビューをしてから3ヶ月ほど経過しましたが、メジャー・デビュー前後でどんな変化がありましたか?
特に変化というのはないです! メジャーというのはリリース方法や会社さんが変わった というだけで、方針が変わったわけでもないので相変わらず楽しく歌わせていただいております!
-そもそも、メジャーにフィールドを移そうと思った理由はどんなところにあったのでしょうか?
当時は別の会社さんにVTuberとしてマネジメントしていただいており、移籍の話がもちあがりまして、何社かいらっしゃったうちのひとつが、ユニバーサルミュージックさんでした。実はメジャーへのこだわりが私には特になくて、インディーズでもいいかなと思っていたんですが、ファンの方から大きくなるのが見たい、CDが欲しい、という声がたくさんあったので、ファンの方の声に応えたいなと思い、メジャー・デビューさせていただく流れになりました。
-ここ最近はネット・カルチャー発の音楽が国内のシーンを賑わせていますが、大きな括りで言えばKotoneさんは、現在そのネット発ミュージックの流れの中にいると思います。現在の環境やシーンの状況に対してどのように感じていますか?
今はネット上ではYouTubeだけでなく、いろいろなSNSコンテンツがありますよね。そこに若いティーンの子たちがたくさんいるように感じていて、若い子たちの中で流行る、耳に残りやすいアップテンポな楽曲や、気持ちをストレートに語る楽曲が人気になっているように感じます。
-そして、Kotoneさんはこのシーンの中でどう活動していきたいと考えていますか?
VTuberの音楽が何かに特化している、みたいなものは特にないと思います。みんな、人間もVTuberも一括してヴォーカリストであり、アーティストであるって部分は同じかと。
-2ndシングルの表題曲のタイトルは"Autonomy"="自主性" という意味ですが、タイトルも含め、歌詞についてはどんな解釈をしていますか?
これについては、みんなが各々感じ取ってほしいので、詳細は秘密にしていて。ただ普段思っていること考えていることを歌詞に載せました。
-サビでの力強い歌唱と、歌い上げる落ちサビとのギャップで、ヴォーカリストとしての幅を見せているなと感じました。レコーディングではどんなことを意識していましたか?
基本的には自分の感情のままに歌わせていただいていて、何かを意識というよりは 感情をぶつけて歌っている。という感じです。
-「今回の騒動につきまして。」の制作にあたって、曲を提供したANCHORさんとはどんなやりとりがありましたか?
いろいろあったのですが、最近ネット上はいろいろあるよねって話をヌルッとしていました。キャッチーでみんなが歌ったり踊ったり、マネできる歌になればいいねというのは初めに出ましたね。
-プレイヤー陣(イシダレイジ(Gt)、堀江晶太(Ba/PENGUIN RESEARCH)、ゆーまお(Dr/ヒトリエ))もめちゃくちゃ豪華ですね。上がってきたサウンドを聴いての印象はいかがでしたか?
豪華なメンバーにとってもカッコ良く仕上げていただいて嬉しかったです!!
-反抗的な謝罪が痛快な歌詞でした。歌詞への印象はいかがですか?
キャッチーなフレーズや、 英語が"とぅいまてんことね様"に聴こえたりして、とってもワイワイしてる曲だと思いました。ライヴでやったらファンの方も楽しめる曲に仕上がってますので、ぜひ楽しんで聴いていただければと!!
-Kotoneさんの特徴とも言える、こぶしを効かせた歌い回しがいいスパイスになっています。この曲の歌唱について意識していたことを聞かせてください。
かわいく、そしてカッコ良く聞こえるようには意識しました! あとは感情にまかせてって感じです!
-ちなみに、こぶしも含め、影響を受けたミュージシャンやヴォーカリストはいますか?
こぶしについては感情に任せてしまっていますが、音楽を始めるきっかけはsupercell時代のやなぎなぎさんと、坂本真綾さんです 。
-高BPMで攻撃的なサウンドの2曲が揃いましたが、改めて2ndシングルはどんな作品になりましたか?
2ndシングルは今まで出したオリジナル・ソングの中でも、デジタル・ロックと少しネタ寄りの楽曲ということで、初めてがいっぱい詰まったシングルになったなと感じます。心機一転、いろいろな楽曲に今後は挑戦していきたいです。
-ライヴで強い2曲とも言えそうですが、今後のライヴへの想いやイメージを聞かせてください。
ライヴでは バーチャル・ライヴではなく、リアル・ライヴをやりたいなと思っていて。ただ、まだ私はまったく知られていないので、もう少したくさんの方に私を知っていただきたいです。そのためにももっともっと頑張らなくてはと思っています。
-シングルが続くとアルバムへの期待も高まってきますが、Kotoneとしてこの先どんな作品を作って、届けていきたいですか?
カッコ良く、ライヴでみんなが楽しめる曲から、きれいめな楽曲にも挑戦していきたいなと思っています。あとは、私は反骨精神、日々の不満などを歌詞にしていただいて歌っているので、そこはブレたくないなと思っています。いろいろな私を出せるように頑張っていきたいです。
-最後に、今後のアーティスト活動でチャレンジしてみたいことや、目指していきたいアーティスト像を聞かせてください。
もっともっと世界中の人に自分を知っていただきたいです。そのためには自己プロデュースも頑張りたいです。今後はライヴができるようにもっと歌の練習をして、日本だけではなく、世界中でライヴができたらいいなと思っています。
- 1
LIVE INFO
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
- 2025.08.28
-
KALMA
Maica_n
ビレッジマンズストア
THE BAWDIES
22/7
- 2025.08.29
-
the cabs
神はサイコロを振らない
Bye-Bye-Handの方程式
安藤裕子×清水ミチコ
そこに鳴る
ゲスの極み乙女 × 礼賛 × roi bob
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
- 2025.08.30
-
Kroi
reGretGirl
ナナヲアカリ
木村カエラ / OKAMOTO'S / 原因は自分にある。 ほか
豆柴の大群
ビレッジマンズストア
アーバンギャルド
天女神樂
ぜんぶ君のせいだ。
"ナノボロ2025"
Maica_n
"RUSH BALL 2025"
ビッケブランカ
レイラ
9mm Parabellum Bullet / THE BACK HORN / ACIDMAN / yama ほか
PIGGS
eastern youth
Appare!
VENUS PETER
GRAPEVINE
Lucky Kilimanjaro / 眉村ちあき / 森 大翔
崎山蒼志
セックスマシーン!!
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
NEK!
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
Faulieu.
- 2025.08.31
-
reGretGirl
Broken my toybox
BLUE ENCOUNT / スキマスイッチ / 家入レオ / CLAN QUEEN ほか
ビレッジマンズストア
大森靖子
"ナノボロ2025"
"RUSH BALL 2025"
HY
GOOD BYE APRIL
Nothing's Carved In Stone / Base Ball Bear / ヤングスキニー / GLIM SPANKY ほか
ぜんぶ君のせいだ。
LACCO TOWER
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
RAY
Miyuu
GANG PARADE
ONIGAWARA
伊東歌詞太郎
ZAZEN BOYS
PK shampoo
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
Academic BANANA / Yeti / BACKDAV
- 2025.09.01
-
打首獄門同好会
DIRTY LOOPS
とまとくらぶ
- 2025.09.02
-
Hump Back
とまとくらぶ
フラワーカンパニーズ / Conton Candy / ヒグチアイ / TOSHI-LOW
ずっと真夜中でいいのに。
打首獄門同好会
YOASOBI
め組 / ザ・チャレンジ / NaNoMoRaL / 宇宙団
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.01
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号