Overseas
FUCKED UP
Member:Pink Eyes(Vo) / Gulag(Gt)
Interviewer:杉浦 薫
-FUCKED UPのライヴは大変エキサイティングなようですが、音楽に没頭しているだけで、自然とアグレッシヴになってしまうのですか?
P:ロック・バンドという仕事をしている以上、みんなをエンターテインすることは常に大事にしていきたいと考えている。凄い体験を提供したい。音やビジュアルはもちろん、匂いや全体的な雰囲気だったり。全部ひっくるめてお客さんを楽しませようと努めているよ。
-なるほど、自分たちから仕掛ける、ということですね。
P:来てくれた人たちみんなをとにかく楽しませたいし、同じようなことは二度と繰り返したくない。毎回違うことをしているんだ。
-FUCKED UPの精神性の源には、迎合しないことや、常に自分の内なる疑問と向き合うことというものがあると感じるのですが、その辺についてはいかがでしょうか?
P:世の中を見渡してみると、自分がどこにいるべきなのか、居場所が見えなくなってくる時がある。何を信じていいいのかわからないと感じる時がある。そういう時に、自分自身を問うということは凄くあるよ。テーマは、パーティーや恋愛についてよりは、宗教的なことや、信心についてや、パワーや、パワーをコントロールするのは誰か?ということだったりする。それが歌詞に反映されていると思う。
-なるほど。それでは、二人にとっての、Cherish(大事にしているもの、愛情を注ぐもの、大好きなもの)と、Detest(忌むもの、嫌いなもの)を教えてください。
P:神聖なものは、家族だね。俺はいつも家族と親密な関係にある。家族以外から裏切られることはあるかもしれないが、家族は絶対に裏切らないし、ずっと傍にいてくれるからね。 忌むべきものは、絶対主義者だね。白黒をハッキリさせようとし過ぎていて、答えはひとつだと信じきっている人のことだ。俺は世の中は全てグレーだと思うんだ。楽しいことも、違う見方をすれば間違っていることかもしれない。そういう意味で、絶対主義者や、「これが絶対だ」と信じ込むことは、忌むべきものなんじゃないかな。
G:俺は本の虫だから、巧みに構成されているストーリーやフィクションなど、面白い物語を読むことが大好きだね。嫌いなことは、感情の篭っていない、儀式的なものだな。例えば学校の卒業式とかって、本当に意味のないくだらないものに思えるんだ。別に卒業式に嫌な思い出があるわけじゃないんだけど、とりあえず形だけやっておこうみたいなことが嫌いなんだ。例えばライヴにしてもそうなんだけど、やたらビジネスビジネスしすぎていたり、金の匂いしかしない場所ってあるじゃない。とにかく感情が篭っていない場所には心の底からいたくないって思う。
P:英語では「とりあえず」って、“Going Through The Motion”て言うんだよね。
-なるほど、そこに自分の意識が介在していないということですね。
P:その通り。FUCKED UPのライヴでは、“とりあえず”っていうのは絶対にやりたくない毎回全力でエネルギーを注いでやっているつもりだよ。それが俺達の仕事でもあるしね。
-非常に興味深いお話です。さて、先ほどGulagは面白いストーリーを読むのが好きとおっしゃっていましたが、お二人ともかなり本を読まれると思います。このインタビューの読者にオススメしたい作品があったら是非教えてください。
G:David Foster Wallace の「Infinite Jest」だね。彼は実は去年自殺してしまったんだけど・・・これは1000ページの本なんだけど、めちゃくちゃ細かいところまで凝っていて、凄く面白いよ。
P:今日本に在住している作家、David Peace の「1974」だね。1974年にイギリス北部で起こった連続殺人事件の話なんだ。俺は本当はノンフィクションが好きなんだけど、この作品だけは例外で、二日間で読み上げちゃったくらいなんだ。
-ありがとうございます。早速読んでみたいと思います!では最後の質問になりますが、ライヴ活動を行っていくにあたって、楽しみにしていること、過酷な生活をエンジョイする秘訣はなんですか?
P:新しいことに挑戦するということだね。ツアー生活はハードだし、普通にやってると結構だるかったりするんだけど(笑)、行ったことのない場所に行ったり、食べたことがないものを食べたりするのを楽しみにしているよ。うちのメンバーはみんなよく食べるんだ(笑)。明後日俺達は大阪から上海まで船で渡るんだけど、それも新しい挑戦のうちのひとつだね。
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