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DISC REVIEW

Overseas

2021年05月号掲載

W.L.

THE SNUTS

『W.L.』

Release Date : 2021-03-19
Label : PARLOPHONE

2015年の結成以来、ライヴ活動やシングル・リリースなどで徐々にファン・ベースを拡大してきたスコットランド出身の4人組、THE SNUTSが待望の1stアルバムを発表。すでにUKチャートでは1位を獲得している本作だが、その注目度の高さにも納得の楽曲がひしめく1枚だ。たおやかなオープニングから始まり、耳に残るフレーズが印象的なTrack.2、エネルギッシュなリフを鳴らすTrack.6、荒々しく弾けるパンク・チューンのTrack.10、壮大なラスト・ナンバーのTrack.13と、インディー・ロックやダンス・ミュージックを俯瞰で解釈したような、踊れるロック・サウンドを展開。デビュー作ながら、今後のUKロックを背負って立つほどの存在となるポテンシャルを感じさせる。(菅谷 透)


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今最も勢いのあるUKロック・バンドのひとつ、THE SNUTS。昨年の"サマソニ"での来日公演も好評だった彼らが、再び帰ってくる。この3rdアルバムを引っ提げての単独来日公演は、チケット発売から間もなく東京公演が即ソールド・アウトというのだから、ほんとに強い。本作は、そんなTHE SNUTSの人気を裏づける、彼らの魅力がギュッと凝縮されたようなアルバムだ。ほんのりノスタルジックな響きを持ったポップ・サウンドは、タイトル通りまさに"ミレニアル世代"を象徴する、ローテクとデジタル・ネイティヴの中間を浮遊する絶妙なセンスの良さを見せつけてくれる。そして、これまでよりも青春のキラキラした部分だけを掬い取ったように甘酸っぱく、不可侵な純粋さをリスナーに味わわせてくれる作品となった。(山本 真由)


W.L.

2015年の結成以来、ライヴ活動やシングル・リリースなどで徐々にファン・ベースを拡大してきたスコットランド出身の4人組、THE SNUTSが待望の1stアルバムを発表。すでにUKチャートでは1位を獲得している本作だが、その注目度の高さにも納得の楽曲がひしめく1枚だ。たおやかなオープニングから始まり、耳に残るフレーズが印象的なTrack.2、エネルギッシュなリフを鳴らすTrack.6、荒々しく弾けるパンク・チューンのTrack.10、壮大なラスト・ナンバーのTrack.13と、インディー・ロックやダンス・ミュージックを俯瞰で解釈したような、踊れるロック・サウンドを展開。デビュー作ながら、今後のUKロックを背負って立つほどの存在となるポテンシャルを感じさせる。(菅谷 透)