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DISC REVIEW

Overseas

Yours Truly, Cellophane Nose

BETH JEANS HOUGHTON AND THE HOOVES OF DESTINY

『Yours Truly, Cellophane Nose』

Release Date : 2012-02-14
Label : EMI Import

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派手なヘア・スタイルに奇抜なメイク。ヴィジュアルから個人的に真っ先に連想したのはGwen Stefaniである。だが、聴こえてきた１曲目の「Sweet Tooth Bird」のイントロはTHE BEATLESを思い出すような正統派サウンド。更に聴き進めていけば、まぎれもないブリティッシュ・フォーク・ソングでヴィジュアルのイメージから想像したR&B等の要素は全くないのである。このギャップは流石に度肝を抜いた。更に21歳とは思えないほど甘さとセクシーさを兼ね備えた声は蠱惑的である。しかも、BLURやDEPECHE MODEを手掛けたBen Hillierがプロデュースを担当したというのだから、デビュー・アルバムから大物感の漂う１枚である。（石井 理紗子）