Japanese
The coridras
2017年06月号掲載
メンバー:杉本健人(Vo/Gt) キツタカ ヒロタカ(Gt) 大西リョウ(Dr)
インタビュアー:石角 友香
久々に疾走感のある日本語のギター・ロック・バンドを聴いたという、こまごましたトレンドにとらわれない印象を残すバンド、The coridras。地元 札幌では安定した人気を誇り、これまでにもCDをリリースしてきた彼らだが、音楽制作における環境が変わり、昨年5月には全員で上京。結成12年にしてあえて新しい一歩を踏み出すスタンスからは"まだ何も納得できていない"ことを暗に示唆する。誰かと何かを比べることなく、経験や日常から生まれるロックとはどういうものか。それを生み出したメンバーにこれまでの経緯を含めて訊く。
-杉本さんとキツタカさんが出会ったのは中学時代だそうで。バンドをやろうって意識にすぐなったんですか?
キツタカ:そこから初めてライヴするまで2年ぐらいかかってるんです。
杉本:最初はバンドごっこだったんで。僕はサッカーを真剣にやってたし、ドラムの子は吹奏楽、キツタカは陸上をやってたんで。でもCDとか音源を作らないのにジャケットだけ作るとか(笑)、曲がないのにアー写を撮るとか、そういうことばっかやってて。
-(笑)そもそもどういうバンドを見て"バンドってかっこいいな"と思ったんですか?
キツタカ:世代的にBUMP OF CHICKENとかASIAN KUNG-FU GENERATIONが全盛期で。
杉本:それがメインでどんどん捻くれていく時代に入って、今の基盤となってるエモーショナルな外国の音楽を引っ張ってやるようになってきました。
-それでオルタナの要素も入ってきたと。
杉本:そうですね。僕に曲作りのスキルがなかったので、彼(キツタカ)がほとんど作ってたんですけど、彼がそういうオルタナを聴くようになって、曲も自然とオルタナになっていって、そこに無理矢理歌詞をつける作業をずっとやっていました。彼が浪人するまではずっとそういう状況でしたね。
-共通したヴィジョンがあるというよりは、人としての付き合いありきで?
杉本:そうなんですよ。別に改まって再確認して、"進んでいこう"とか"俺らはこうなるんだ"とか、そういうヴィジョンもまったくないし。そういう目標感よりは、昔から一緒に奏でてきたものがどれぐらい長く鳴らせるか? そのためには? みたいな手段を選んできたので。
キツタカ:バンドを真面目にやるようになった転機は――ちょっと話が前後しちゃうんですけど、最初は4人でやっていて。高校1年生ぐらいのときに全員、それぞれの事情で部活を辞めたんですよ。そのあたりからようやく"ライヴするか"みたいな感じになってきて。バンド以外やることがなくなった感じですね。
杉本:高校生活のいろんなストレスをぶつけるところが、そこしかなくなってしまったので。
-大西さんはどういう状況から見てるんですか?
大西:1回目のライヴのタイミングで、僕は別のバンドとして会ったんですね。だから今考えてみれば、からくもあそこで出会ってよかったなというか、そこからの付き合いなんで。
-活動していくうえでスイッチが入ったタイミングはあったんですか?
キツタカ:高校2年生のとき、ヤマハ主催の"Music Revolution"で優勝するんですけど、その予選が、僕らの2回目か3回目のライヴなんです。そのころ苫小牧へ初めて遠征に行ったときもすごくいいライヴで、ちょっとふわっとする瞬間が2つか3つあって、そのあたりから少し変わりましたね、普通の趣味から。
杉本:どこかに出掛けるということと、そこに向かう手段としてメンバーのお父さんが車を運転してくれた、そこでメンバーと飯を食った、ライヴをして盛り上がったっていう、今では当たり前なことも結構、新鮮に感じて。未だにあのライヴは、僕の生涯の中でいいライヴの上位に入ってるんですけど。
-それは早く超えないと。
一同:ははは。
杉本:でも彼(キツタカ)が浪人してからバンドとして1回落ち込んでて。僕は曲とかまったく作ったこともなかったのに、そのときはもう契約していたし。
-それはなかなかストレスですね。バンドがストップしてもおかしくない。
杉本:そうです。彼もいなくて1年休んでて。その間に正直、契約を切られそうになっていたんですけど、どうにかしなきゃなってところで初めて曲を書こう、みたいな感じになって、そこからつらつらと曲を書き始めました。彼のいない1年にかなり鍛えられて、やっと自分のメロディと歌詞を捻り出すことができるようになったし、バンドというよりは、勝手に自分の中の音楽観ができあがっていって。今は、バンドはバンドで信じるものがあるし、自分は自分で信じるものがその期間に培われたというか。
キツタカ:今のThe coridrasの原型は僕が1回いなくなったときにできたものなんですよね。
杉本:そのころにはもう大人に周りについてもらってて、そこで良いものも悪いものも覚えていったんです。レコーディングも今とは全然違う環境でやらせてもらっていたし。いろんな人にいろんなこと言ってもらって、いろんなものが見えたんですけど、それが今、良かれ悪かれ活きてると思います。
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