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BON IVER、6年ぶりとなるニュー・アルバム『SABLE, fABLE』4/11リリース決定。「Everything Is Peaceful Love」2/15リリース&MV公開

2025.02.12 13:15

BON IVER、6年ぶりとなるニュー・アルバム『SABLE, fABLE』4/11リリース決定。「Everything Is Peaceful Love」2/15リリース&MV公開

BON IVERが、6年ぶりとなるニュー・アルバム『SABLE, fABLE』のリリースを発表した。
 
4月11日にJagjaguwarからリリースされる『SABLE, fABLE』は、このプロジェクトにとって6年ぶりのアルバムであり、瑞々しく輝くポップ・ミュージックに乗せたラヴ・ストーリーが収録される。昨年秋にリリースされた3曲入りのEP『SABLE,』から始まるこのアルバムは、1人が2人になり、闇がサーモン色の美しさに変わり、悲しみが抑えきれない喜びに変わる、9曲からなる新たなサガ(物語)へとシームレスに展開していく。『SABLE,』が、長い間過去を決定づけていた痛みとの決別という希薄で孤独なものであったのに対し、『fABLE』はパートナー、新しい思い出、おそらくは家族といった、光と目的と可能性に満ちた活気ある未来を見つめている。
 
4月11日のリリースに先駆けて、BON IVERは今年のバレンタインデーに「Everything Is Peaceful Love」で正式に『fABLE』時代に突入する。このシングルは、HBOの"How To with John Wilson"の映像作家、John Wilsonが撮影/編集したミュージック・ビデオとともに、日本時間2月15日にリリースされる。
 

Bon Iver - Everything Is Peaceful Love (Official Video)
 
Justin VernonとJim-E Stackによってプロデュースされた『SABLE, fABLE』は、主にウィスコンシン州にあるVernonのApril Baseでレコーディングされた。このアルバムのコンセプトは、2.22.22(2022年2月2日)にStackがDanielle Haimを連れてApril Baseに到着したときに生まれた。雪に覆われた数日間、VernonとHaimの声は「If Only I Could Wait」で交錯した。このデュエットは、"新しい愛の輝きの外では、自分自身の最高のバージョンになる強さを持っていない"という重要な視点を持ったデュエット曲である。もし『SABLE,』がプロローグなら、『fABLE』は本である。しかし、一つになった『SABLE, fABLE』はアルバムであり、おとぎ話ではない。夢中になること、そしてそれがこれらの曲にもたらす強烈な明晰さ、集中力、正直さ、祝福には、紛れもない癒しがあるのかもしれない。「Everything Is Peaceful Love」は、恋に落ちる相手に出会って幸福感に打ちひしがれる男の肖像である。しかし、『SABLE,』の影はまだ迫っており、リセットして再出発しようと努力しても、古い感情が戻ってくることがある。寓話のように、各トラックは教訓を植え付ける。『fABLE』は、他者や恋人と関わるときに必要とされる無私のリズム、つまり、より良くなるためのペースを見つけるための忍耐強いコミットメント、そして一体感について歌っている。『I,I』や『22, A Million』でJustin Vernonの声を守っていた回避的で濃密な音の層はもうない。『SABLE, fABLE』は、真実を剥き出しにしたキャンバスだ。


 
▼リリース情報
BON IVER
ニュー・アルバム
『SABLE, fABLE』
2025.04.11 ON SALE
 
1. Things Behind Things Behind Things
2. S P E Y S I D E
3. Awards Season
4. Short Story
5. Everything Is Peaceful Love
6. Walk Home
7. Day One (Feat. Dijon And Flock Of Dimes)
8. From
9. I'll Be There
10. If Only I Could Wait (Feat. Danielle Haim)
11. There's A Rhythmn
12. Au Revoir

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