Overseas
THE DRUMS
2010.06.14 @渋谷duo Music Exchange
Writer 遠藤 孝行
アンコールも含め全14曲をやって1時間足らず。アルバム1枚の新人バンドの来日公演で1時間しかやらない(出来ない?)というのはよくある事だし、もっと短いライヴもあるくらいだから今回のライヴを観る前からそれは想像出来た事だが、気づいたらあっという間に終わってしまったライヴであった。それはもちろん退屈という事とは反対でTHE DRUMSのライヴはエネルギッシュでとてもスリリングで興奮に満ちたものだった。
19時を少し回った所でメンバーが登場。ソールド・アウトした会場には若い男の子、女の子が多い。颯爽と現れたメンバーは少し照れくさそうな仕草をしながら、1曲目の「It Will All End in Tears」に突入。続いてお待ちかねの「Best Friend」。音源より駆け足に転がる演奏はドタドタしながらも楽しそうな姿がとても印象的だ。
彼らのパフォーマンスにオーディエンスも応える。「Let’s Go Surfing」では大合唱。手拍子も起きる。曲の終了直後に「コンバンワー」という少し外れた挨拶さえなければいいのに、とも思うがそこも彼らのチャーミング・ポイントだろう。
またヴォーカルJonathan Pierceの動きに目を奪われた。イケメンなのにカクカクしたロボット・ダンスのような動きをしきりにする彼の姿は、オーディエンスを楽しませようとする姿勢と、音楽が好きでたまらないという想いが両方溢れ出ているようなものであった。決して二枚目とは言い切れないパフォーマンスだったが、この日訪れた多くのキッズを魅了していたのは明らかであった。
このライヴで再認識させられたのはTHE DRUMSの曲の素晴らしさ。リズムには大きな変化がないため、時に平坦な印象を持つこともあるかもしれないが、一つ一つのフレーズが素晴らしく耳に残る、そしてそこから広がっていくサウンドはオリジナリティ溢れ、とても気持ちがいい。それを改めて今回のライヴで感じた。そして音やパフォーマンスから溢れ出る、若さならではの、好きなものをそのまま好きと吐き出すそのストレートな感情表現が羨ましくもあった。それは一種の危うさでもあると思うのだが、そこがTHE DRUMSの一番の魅力でもあるのだろう。
今回の日本公演を彼らが楽しんでくれたならとても嬉しい。次はSUMMER SONIC。大きな会場で彼らがどんな事をしてくれるのが非常に楽しみだ。
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