Japanese
ザ・ビートモーターズ
2010.06.11 @下北沢SHELTER
Writer 成田 早那
6月11日 下北沢SHELTERにて、ザ・ビートモーターズの初ワンマン・ライヴが行われた。
少し蒸し暑かったこの日、チケットはソールドアウトということで、会場の外にはたくさんのファンが列をなしていた。
実は筆者が彼らのライヴを観るのは今回が初めてだったので、“きっと男の子のファンが多くて王道ロックン・ロールなライヴなんだろうな”と会場に来る前に勝手に想像していたのだが、 実際会場を見てみると“ん?意外に女の子のファン多いな…。”と、早くも予想は外れてしまった。
会場に入ってからしばらくすると、会場での注意事項を告げるアナウンスが聞こえてきたが、何かオカシイ…。 “本日はご来場いただきまして~”と日本語で通常の挨拶から始まり、次は何故か英語で“レディースアンドジェントルマン~”とアナウンスしようとしたのだが、途中で英語がグダグダになって “わかんなくなっちゃった…”と日本語が入る始末(笑)。さらに懲りずにイタリア語も飛び出すが、これも確実にあやしい発音だったため、会場内からは笑い声が起き、一気に和やかな雰囲気になった。
“一体、出だしからなんなんだ、このバンドは!?”というツッコミどころ満載なアナウンス終了後、10分程たってようやくメンバーがステージに登場。ヴォーカル秋葉の雄叫びに近いような掛け声と同時にライヴはスタートした。
まるで会場が壊れてしまうくらいの力強い演奏に“うわっ!”と鳥肌が立って、もう一瞬でメンバーの演奏と秋葉の歌声に釘付けになってしまった!
ザ・ビートモーターズの2ndアルバム『素晴らしいね』を聴いた時、正直言って“あぁ~、聴いたことある感じだな。王道のラヴ・ソングが多いな。”という至って普通の感想しかなかった。そう、彼らは特別新しい音楽をやっているわけではない。なのに、なんでこんなにライヴが楽しいのか!?筆者は彼らの演奏と歌声に自然とぐいぐい引き込まれていってしまった!特に驚いたのがヴォーカル秋葉の物凄い声量と、圧倒的な歌唱力。思わず聴き入ってしまった。
休みなしで6曲程歌い上げたところでMCに入り、ヴォーカルの秋葉が息切れしながら“もうね…疲れちゃったよね…”といいながらお腹をさすっていた。会場からまた笑い声が聞こえてくる。他のメンバーからは“えっ?もう?まだこれからあるから”とツッコミが入る(笑)。なんだか女の子のファンが多いのも分かった気がした。
そんなMCをはさんだ後もロック・パワー全開のライヴに、オーディエンスは会場一体となってザ・ビートモーターズの奏でるサウンドに夢中になっていた。そしてしつこいようだが、秋葉のパフォーマンスには本当に驚くしかなかった。よく動くし、跳ねるし、叫ぶし、投げキッスはするはで、一瞬たりともジッとしていない。このベテラン・ロック・ミュージシャンのような動きを頼もしいと思いつつ、彼はヴォーカリストとして天賦の才があるのだろうと感じている自分がいた。
ライヴ中盤が過ぎた頃、前作『気楽にやろうぜ』収録の「夢のしわざ」を演奏し始めると、熱気に溢れていた会場もゆったりした雰囲気になった。アコースティック・ギターの音色とスロー・テンポなメロディが、ひたすら胸に響く。思わず目を閉じてじっくり聴いてしまった。何度か目を開けようとしたが、目を閉じて聴いていたいとそんな風に感じさせてくれる曲であった。
そして、その一時のゆったりした雰囲気をまた一瞬で元のロックンロールの世界へと連れ戻すかのように、最新アルバムのタイトル・ナンバー「素晴らしいね」が演奏された。
そして激唱ミドル・テンポ・ナンバー「きれいな少女」から「素敵なお友達」、「ガールフレンド」、「無理をしないで」、PVにもなっていた「ジェット先生」で本編は終了。
そしてアンコールで演奏された「ばらいろの世界」 はザ・ビートモーターズにとって初のワンマン・ライヴ、そしてツアー・ファイナルを締めくくるに相応しく、メンバー全員凄まじいばかりのテンションでステージを駆け回りロックンロールを掻き均した一曲に。そんなメンバーに観客が応えないわけがなく本日何度目かの絶頂点に達した瞬間であった。
所々和気藹々としたMCも挟みつつ、不器用で、でも熱くて、愛情も伝わってきて…筆者はそんな彼らのライヴを自然に受け入れることが出来た。アンコールを含め怒涛の1時間半のライヴは最初から最後まで目が離せないすべてが圧巻としか言えないライヴであった。
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