Japanese
2017年05月号掲載
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前作『革命のマスク』の冒険の地がアメリケで、それがポップ・パンクだったところから、今作で辿り着くのが"ジパング"と聞けば、どんな曲か想像はつきやすいかもしれない。すでにライヴでは披露されている表題曲「ヒメサマスピリッツ」は、三味線や歌舞伎をフィーチャーした和のテイストを、ハイテンションなましょ隊サウンドと融合させた。その歌詞にも"戦国最強"や"将軍様"、"恋文"という和のワードを散りばめながら、"祇園精舎の鐘の音は鳴らせない"と、栄えるものがやがては滅びる考え方をきっぱりと否定してみせるのが、彼女たちらしい。カップリングには、恒例のアニソン・カバー"うる星やつら"の主題歌「ラムのラブソング」と、J-POP直伝のセンチメンタルなポップ・ソング「sayonara fantasy」を収録。初めて全曲をラヴ・ソングで統一したところも聴きどころ。(秦 理絵)
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魔法少女になり隊 (129)
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シリアスなロック・アルバムとなった『∀』から一転、魔法少女になり隊通算3枚目のミニ・アルバムは、"遊園地"がテーマ。"ここではないどこか"へと聴き手を導くファンタジックなコンセプトを掲げるバンドらしい、ワクワク感が詰まった1枚になった。そんななか、火寺バジル(Vo)のポップな歌とgari(VJ/Vo)のシャウトが入り混じるツイン・ヴォーカルの楽曲を減らし、バジルの歌のみの楽曲を増やした路線は、大きなチャレンジ。ジェットコースター、メリーゴーランド、お化け屋敷、パレードといった、遊園地の様々なアトラクションをわかりやすく連想させる幅広いアレンジには、これまでジャンルの垣根を自由に越えるましょ隊の楽曲を一手に引き受けてきた、ウイ・ビトン(Gt)の進化が光る。(秦 理絵)
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前作シングル『▶START』で新たなスタートを切った魔法少女になり隊。続くミニ・アルバム『∀』は、バンドが確実に次のフェーズへ進んでいることを示す1枚になった。テーマに"喪失感"を掲げたというアルバムのムードは、これまでの元気でキャッチーなましょ隊から一転して、ダークでシリアス、そして切ない。暗闇で光を手繰り寄せようとするメッセージ性も今まで以上に強くなった。注目は作曲を手掛けるウイ・ビトン(Gt)以外のメンバー3人全員が作詞に関わっていること。それぞれに滲み出る個性は何度聴いても楽しいが、中でも「アーバン∀タネモノガタリ」が秀逸。"聞いてあげる 泣き虫の詩"という火寺バジル(Vo)っぽさ全開の歌をgari(VJ/Vo)が書いていたことに驚いた。(秦 理絵)
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"エンカウント強敵"、"コンテニューできない人生"など、ゲーム用語をふんだんに散りばめながら、次の一歩を踏み出そうと歌うリード曲「完全無敵のぶっとバスターX」から始まる、魔法少女になり隊の初のフル・アルバム。ヘヴィ・ロックをポップに消化した垣根なしの音楽性とRPG的要素を融合した、ましょ隊のギミックと遊び心が詰まった1枚になった。ギターの明治が初めて作詞作曲、ヴォーカルを担当した「ヒトリ サク ラジオ」やgari(VJ/Vo)のシャウトのみで完結する「Call me From Hell」など、メンバーの個性が浮き彫りになる新たな試みも取り入れつつ、それをひとつのましょ隊のサウンドとして統括していく、バンドの音楽的中心人物ウイ・ビトン(Gt)の辣腕が光る。(秦 理絵)
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前作『革命のマスク』の冒険の地がアメリケで、それがポップ・パンクだったところから、今作で辿り着くのが"ジパング"と聞けば、どんな曲か想像はつきやすいかもしれない。すでにライヴでは披露されている表題曲「ヒメサマスピリッツ」は、三味線や歌舞伎をフィーチャーした和のテイストを、ハイテンションなましょ隊サウンドと融合させた。その歌詞にも"戦国最強"や"将軍様"、"恋文"という和のワードを散りばめながら、"祇園精舎の鐘の音は鳴らせない"と、栄えるものがやがては滅びる考え方をきっぱりと否定してみせるのが、彼女たちらしい。カップリングには、恒例のアニソン・カバー"うる星やつら"の主題歌「ラムのラブソング」と、J-POP直伝のセンチメンタルなポップ・ソング「sayonara fantasy」を収録。初めて全曲をラヴ・ソングで統一したところも聴きどころ。(秦 理絵)
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新世代RPG系ミクスチャー・ロック・バンドとして、昨年メジャー・デビューを果たした魔法少女になり隊が4ヶ月ぶりにリリースする2ndシングル。テーマに"仲間"を掲げた今作は、より多くのリスナーへと波及しそうな解放感のあるポップ・パンクな表題曲で、初のストリングス・アレンジにも挑戦した。"わたしは革命起こすの"という歌詞には、バンドが掴んだ確かな手応えに裏打ちされた、揺るぎない決意が込められている。カップリングはMETALLICAをもとにした「テッペン伝説」、ユーロビートというバンドのルーツに触れるFolder5のアニメ"ONE PIECE"オープニング曲カバー「Believe」を収録。キャッチーでありながら、マニアックな音楽ファンを唸らせる粋な音楽センスにさらに磨きをかけてきた。(秦 理絵)
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ラウドでポップな新世代ロック・バンド、魔法少女になり隊のメジャー・デビュー・シングル。新たな冒険の幕開けに相応しく、夢へ向かうまっすぐな想いを綴った「KI-RA-RI」はヴォーカルの火寺バジルが初めて歌詞を手掛けたナンバー。"「夢を見るだけ無駄。」って/友達はバカにして笑ってるけど"。RPGの世界観を取り入れたバンドのコンセプトはイロモノに思われがちだが、夢に向かう過程で挫けそうになる瞬間をリアルに歌うフレーズには、このバンドのひたむきな姿勢が垣間見られる。カップリングにはアニメ"涼宮ハルヒの憂鬱"のエンディング・テーマ「ハレ晴レユカイ」のカバーと、へヴィ・メタル・ナンバー「MEGA DASH」を収録。ジャンルの垣根を自在に越える、これぞ新世代のミクスチャー・ロック。(秦 理絵)
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