Japanese
#楽園収穫祭 杜ノ歌ゲ 〜リリカル2周年パーティー presented by Eggs 10th Anniversary
Skream! マガジン 2025年11月号掲載
2025.10.19 @仙台FLYING SON
Writer : 高橋 美穂 Photographer:あかさかなつき
2024年から全国各地で行われてきたイベント"#楽園収穫祭"が、仙台のバンド リリカルの結成2周年記念とコラボレーション。"#楽園収穫祭 杜ノ歌ゲ 〜リリカル2周年パーティー presented by Eggs 10th Anniversary"と題して、10月19日に仙台FLYING SONで開催された。出演バンドは全て3ピース・ガールズ・バンド。ステージやフロアは杜の楽園パーティーのように蔦やライトで細かく装飾され、開演前からコンセプチュアルな雰囲気が漂っていた。
トップバッターは、仙台発のティプシーズ。"ビールズ・バンド"という異名を持つ彼女たちらしく"飲みたいから(早い出演が)ありがたい"と感謝し、乾杯ソング「ジャイブ!」の演奏前にビールを空けるシーンも。そんなフランクさでフロアとの距離を詰めつつも、長谷川の甘い声、さきこの歌うようなベース、ニッコニコで叩くななと、一人一人のキャラクターも強く印象に残るパフォーマンスを見せた。
続いて岩手 盛岡からやってきたとにもかくにも。1曲目の"少年少女"という曲名が象徴的だけれど、青春を素直に表現した音楽性でキラキラしていた。リリカルを"友達だと思ってます!"と初々しい関係性を覗かせると、客席にいたリリカルのメンバーが"友達で~す!"と返す、ほのぼのしたやりとりも。ラストは"ラーメン!"コールを起こしてからの「ラーメンの唄」。ビールにラーメン、次々と腹ペコな耳が満たされていく。
その腹ペコを満たす場所と言えば......と繋げたくなるバンド名の台所きっちんが、天下の台所 大阪から来仙。ライダース姿の花菜(Gt/Vo)を筆頭に硬派なヴィジュアルにとどまらず、凜佳のドラムはドカドカだし、コトアのベースはぶっとい。極め付けは花菜の激しいストローク! 大阪らしいブルージーな哀愁も滲ませながら、「バカ」等剥き出しのロックンロールをぶつけていく。これで3度目の遠征というのだから末恐ろしい。その反面、"また仙台に戻ってこれるように頑張ります"と健気に語るMCとのギャップがチャーミングだった。
フロアの温度が高まるなか、昼間に東京でライヴ(下北沢のサーキット・イベント"旬は巡る。2025")を終えて駆け付けたみじんこらっくがオン・ステージ。その勢いのまま、ステージが板に付いたナチュラルなパフォーマンスを展開していく。「あなたの寝顔を食べにゆく」等、ユーモアとメッセージ性を兼ね備えた歌詞と、それに沿ったアレンジや歌唱もシネマティックだ。リリカルがSNSでカバーしていた「チケット」や、"リリカルの珈香(Vo/Gt)が好きだと言ってくれたから"と「もんじゃ」を演奏する等、この日の主役を粋に立てながらオーディエンス(とリリカル)を魅了した。
いよいよラストのリリカル。しちみのベース、あやねのドラムと続き、最後に珈香のギターが重なる「パーティー」で開幕を宣言。美しいコーラスも聴きどころだ。「ひみつ」ではグッとギアを上げ、珈香の高い歌声が冴え渡る。「狂愛」では、ハンドクラップで盛り上がるフロアを見てニコニコする3人。そのピュアな明るさがバンドの大きな魅力であることが伝わってきた。喜びを弾けさせるように「音の鳴るほうへ」ではセンターでギターを弾きまくる珈香。「ぼくらのうた」で本編は幕を閉じるも、アンコールの拍手は鳴り止まない。再び登場し、応援ソング「ファンファーレ!」のピースフルな空気で会場を満たして、イベントを締めくくった。
一口に3ピース・ガールズ・バンドとはまとめられない、5つの鮮やかな個性が輝いた、次世代ロック・シーンをも示唆する夜だった。
[Setlist]
■ティプシーズ
1. 何となく
2. こぼれ落ちても
3. 黄昏ロマンス
4. もしものせかい
5. ジャイブ!
6. 東京メトロ
■とにもかくにも
1. 少年少女
2. ともだちの唄
3. 永遠の恋人
4. 恋どき
5. 恋人ができたら
6. ラーメンの唄
■台所きっちん
1. 纏い
2. 春
3. 追憶
4. ボブ
5. バカ
■みじんこらっく
1. あなたの寝顔を食べにゆく
2. 居場所はここじゃない
3. チケット
4. つまんない
5. もっと
6. まって
7. もんじゃ
8. ラックミュージック
■リリカル
1. パーティー
2. ひみつ
3. 末っ子
4. 猫の話
5. 狂愛
6. 音の鳴るほうへ
7. ぼくらのうた
En. ファンファーレ!
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