Japanese
ジェニーハイ
Skream! マガジン 2020年01月号掲載
2019.11.27 @六本木ヒルズアリーナ
Writer 蜂須賀 ちなみ Photo by 井出康郎
初のフル・アルバム『ジェニーハイストーリー』の発売日にあたる11月27日、ジェニーハイが六本木ヒルズアリーナでフリー・ライヴを開催した。フェスや音楽番組で見かける機会も増えてきた彼らだが、単独公演はこれが初。貴重な機会に多くの人が駆けつけた。
カウントダウンが明けると、それまで各メンバーの写真を映していた幕の向こうに、本人のものと思われるシルエットが出現。すると「ジェニーハイのテーマ」のトラックが始まり、川谷絵音(Gt/Produce)、新垣 隆(Key)、くっきー!(Ba)、中嶋イッキュウ(Vo)、小籔千豊(Dr)の順に自らのパートを歌いながら姿を現した。MVにもある"G"のポーズを模したダンスなどを踊りながらラップする5人。振り向きざまにポーズをキメるラスト・シーンでは新垣がメガネの上からサングラスをかけ、タモリに扮してメンバーの総ツッコミを受けた。続くは「ジェニーハイラプソディー」で、自己紹介ソングを2連投する展開。観客含めたみんなで"ゴーストライター!"と叫ぶのも斬新だ。
"寒いなか集まっていただきありがとうございます。今日は楽しんでいきましょう!"とイッキュウが観客に挨拶するなか、ステージ上ではメンバーが楽器を構え始める。"どうだ、寒いだろ! 20分後にはほかほかになってっから!"、"今日は六本木揺らそうぜ!"と芸人からバンドマンにギアチェンジしたくっきー!による煽りを経て、「ランデブーに逃避行」がスタートだ。ここからの5曲はバンド編成。曲間を新垣の旋律が繋げたり、「グータラ節」間奏でくっきー!のスラップが炸裂したりと、各メンバーのファイン・プレイも光る。「片目で異常に恋してる」では川谷とくっきー!に両サイドから詰め寄られたイッキュウが、思わず笑い出してしまう場面もあったが、それよりも、この曲ではバンドとしてのグルーヴが感じられる演奏に聴き入ってしまった。「シャミナミ」の頃にはおそらく緊張も和らいできたのだろう。小籔、くっきー!も観客のほうをよく見ていたり、リズムに合わせて身体を動かしたりしている。小籔に関してはメンバーが"ありがとうございます!"と言ったのに合わせてフィルインを入れるなど、MC中も絶好調だ。
事前告知の通り、最後の曲の前でBiSHのアイナ・ジ・エンドがゲストとして登場。さらに、ジェニーハイ結成のきっかけとなった番組"BAZOOKA!!!"に出演していて、BiSHファンとしても知られる千鳥のノブも急遽ステージに登場だ。ノブは"何順調に売れていってるんですか!"とバンドの活躍を喜びつつ、次の演奏曲のタイトル・コールを間違えてしまい、川谷が笑いながら訂正する。
そうして演奏されたのは、アイナを客演に迎えた「不便な可愛げ feat アイナ・ジ・エンド(BiSH)」だ。イッキュウの儚くも芯のある歌声とアイナのハスキー・ヴォイスは相性抜群で、"ツイン・ヴォーカルで女子ならアイナちゃんしかいないと思った"と川谷が語るだけある。最後はノブの"癖が強い!"を合図に観客も含めて記念撮影をして終了した。1時間弱で全7曲。短い時間ながらも、バンドの個性を体感できた時間だった。次はぜひとも正式なワンマン・ライヴを。
[Setlist]
1. ジェニーハイのテーマ
2. ジェニーハイラプソディー
3. ランデブーに逃避行
4. グータラ節
5. 片目で異常に恋してる
6. シャミナミ
7. 不便な可愛げ feat アイナ・ジ・エンド(BiSH)
- 1
LIVE INFO
- 2025.12.19
-
(sic)boy
Helsinki Lambda Club
桃色ドロシー
ガラスの靴は落とさない
Nikoん
flumpool
吉井和哉
東京初期衝動
LiSA
BIGMAMA / THE BOYS&GIRLS / KALMA / オレンジスパイニクラブ / ハク。
SHERBETS
VII DAYS REASON
キノコホテル
羊文学
僕には通じない
Mrs. GREEN APPLE
BLUE ENCOUNT
- 2025.12.20
-
NANIMONO
PENGUIN RESEARCH
LACCO TOWER
RADWIMPS
ポルカドットスティングレイ
ぜんぶ君のせいだ。
The Cheserasera
flumpool
ハシリコミーズ
ZOCX
クジラ夜の街
ExWHYZ
浪漫革命
mudy on the 昨晩
"MERRY ROCK PARADE 2025"
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
SPECIAL OTHERS
LUCY
アイナ・ジ・エンド
め組
ACIDMAN
UVERworld
パピプペポは難しい
eastern youth
Mrs. GREEN APPLE
優里
- 2025.12.21
-
NANIMONO
The Biscats
桃色ドロシー
クジラ夜の街
RADWIMPS
LACCO TOWER
NEE
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
GLIM SPANKY
フラワーカンパニーズ
MOSHIMO
DURAN
(sic)boy
"MERRY ROCK PARADE 2025"
VII DAYS REASON
ザ・クロマニヨンズ
LiSA
Appare!
Newspeak
齋藤知輝(Academic BANANA)
Keishi Tanaka
鶴
清 竜人25
MONOEYES
暴動クラブ
UVERworld
OKAMOTO'S
優里
- 2025.12.22
-
DOES
東京スカパラダイスオーケストラ
フラワーカンパニーズ
Kroi
FINLANDS
アーバンギャルド × 氣志團
あいみょん
- 2025.12.26
-
(sic)boy
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
水曜日のカンパネラ
TOMOO
ポップしなないで
ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / 3markets[ ] / Cloudy ほか
坂本慎太郎
インナージャーニー
LACCO TOWER
UVERworld
RADWIMPS
RAY
- 2025.12.27
-
優里
東京スカパラダイスオーケストラ
MOS
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
ハシリコミーズ
Mirror,Mirror
ザ・クロマニヨンズ
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
the band apart × FRONTIER BACKYARD × ASPARAGUS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
ExWHYZ
Appare!
RADWIMPS
凛として時雨
- 2025.12.28
-
優里
水曜日のカンパネラ
MONO NO AWARE
LEGO BIG MORL
柄須賀 皇司(the paddles)
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KenKen
SPRISE
Nikoん
ザ・クロマニヨンズ
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
(sic)boy
YONA YONA WEEKENDERS
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
吉井和哉
Plastic Tree
- 2025.12.29
-
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KiSS KiSS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
"fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』"
Devil ANTHEM.
The Biscats
TOKYOてふてふ
- 2025.12.30
-
UVERworld
SIRUP / HY / Chara / 木村カエラ ほか
LiVS
RAY
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
KenKen
Another Diary
- 2025.12.31
-
UVERworld
ビレッジマンズストア / 夜の本気ダンス / THE BOYS&GIRLS / セックスマシーン!! ほか
SOIL&"PIMP"SESSIONS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
- 2026.01.03
-
NANIMONO
Poppin'Party
- 2026.01.05
-
UNDERWORLD
LiSA
RELEASE INFO
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.22
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2025.12.27
- 2025.12.29
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.12
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号

















