Japanese
8otto
Skream! マガジン 2011年07月号掲載
2011.06.04 @代官山UNIT
Writer 石井 理紗子
「(ライヴに)来てってつぶやいてよかった!」最初のMCでTORA(Ba)が心底嬉しそうに言った。そんな素直すぎる言葉に会場からどっと笑い声があがり、どこか力んでぎこちなかったメンバー達から肩の力がふっと抜ける。あぁ、これがワンマンの空気だ。直感的にそう感じた。
10か月の活動休止を経て3月にオリジナルアルバム『Ashes To Ashes』をリリースした8otto。そのアルバムを引っ提げて臨んだ東京のライヴは約2年半ぶりのワンマン。開演前のレゲエが流れる会場は、ゆったりとしながらも集まったファンの期待に満ちていた。やがてSEがやみ、カーンという打楽器の音が鳴り響く中、始まったのは最新アルバムから「Hand Clap MF」。「音楽で未来をつかめ。踊れ!」という声にメンバーもファンも一緒になって踊る。良い感じで盛り上がってきた、そう感じた矢先に、マエノソノマサキ(Dr&Vo)がフロアに飛び降りた。まだ1曲目である。
飛び降りたマエノソノをファンが一斉に取り囲む。「ここで一緒に未来をつくろうぜ!」。その言葉に会場の空気が一つになる。そしてリズム隊を全面に押し出した骨太ロックンロールの「Generation 888」、思わず踊りだしたくなるダンスビートの「You Just Not Only One」と最新アルバムの曲が続く。TORAが8の字のオブジェを掲げてにこにこと笑った。
MCが終わると2007年リリースの『Real』より「Counter Creation」。赤いライトとフラッシュライトが交錯するステージの上で、絶妙なミュータント・ディスコ・チューンが弾け、ヨシムラセイエイ(Gt)のギターが華を添える。そして、一転してカラフルな色彩に彩られながら「ROUND & ROLL」、シンプルなサウンドが魅力の「Bomb」、「未来へ」という言葉と共に「A.O.」が披露。絶えず笑いに溢れるMCを挟み、リョウ(Gt&Cho)が作曲した「Ready or Not」、「手のなる方へ」のメロディアスなギター・リフがまだ一言も喋らないリョウの存在感を印象づける。
「ちょっと甘い曲を演ります」と言って始まったのは「最愛の目」。セイメイと2人きりのステージでマエノソノがしっとりと歌い上げる。そしてミラーボールに照らされながらドラマチックな「Respect」、「愛が一番だ!愛をもって世の中をぶっ壊していくぞ!」と叫んで「Brush Up」。マエノソノの真っ直ぐな言葉には常に会場から笑いが漏れる。自分が叫ぶだけでは飽き足りず、今度はセイエイに「ヨシムラセイです!」と叫ばせ、そのまま「MACHINEGUN BEAT」へ。更に情熱的なベースと歌うようなギターの「NY Flow」、ベースリフが耳に残る「0zero」と続きライヴは一気に終盤へ向かう。
「またワンマンができるように」という願いを口にしたMCの後の「China」。会場にいる全員の手拍子が響く。「Say」の途中では、以前ズボンのチャックがライヴ中に全開になっていたと爆笑エピソードを持つTORAがズボンのチャックを確認しておどけてみせる。最後の「RIWO」と「N.Y.P.」では、今日のライヴに悔いを残すなと言わんばかりに、メンバーもファンも跳びはね、ぶつかり合い、8ottoのサウンドを楽しみ、「楽しい夜をありがとう。また来ます。」と言葉を残し、ステージを後にした。
アンコールは1stアルバム『we do vibration』から、思わず一緒に歌いだしたくなるような「レモンティー」。もちろんそれだけでは終わらない。「VOODOOバウァー」でフロアにドラムセットを降ろし、TORAもフロアに降りるというサプライズ。ファンが2人を取り囲み8の字のオブジェをかざしながら歌い踊る。ワンマンという名の「ホーム」をメンバーもファンも存分に堪能できたのではないだろうか。
8ottoほどファンと一緒になって楽しむバンドはいないだろう。メンバーとファンという垣根を越えて、共に音楽を楽しむ友達というのが正しいのかもしれない。8ottoはこれからも「愛」をもって音楽で「未来」を創りあげるに違いない、そう確信した夜だった。
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